FIFINE AmpliGame AM8 ってどんな特徴のマイクですか?
こんな疑問にお答えします。
FIFINE(ファイファイン)の「AmpliGame AM8」は、高性能なダイナミックマイクでゲーム配信を楽しめるマイクです。
ゲーム配信やポッドキャストに興味がある方は、オーディオ機器の選び方に悩んでいるかもしれません。
マイクの種類や接続方法、音質や機能など、さまざまな要素を考慮する必要があります。
そこで今回は、FIFINE AmpliGame AM8というダイナミックマイクをご紹介します。このマイクは、XLR/USBのデュアルホールド接続に対応し、綺麗な音声と便利な機能キーを備えた高性能な製品です。
RGBライティング機能も搭載しており、ゲームの雰囲気を盛り上げます。この記事では、FIFINE AmpliGame AM8の特長や使い方を詳しく解説します。
製品提供:FIFINE
- FIFINE AmpliGame AM8の使用感
- FIFINE AmpliGame AM8のメリットとデメリット
FIFINE AmpliGame AM8 レビュー
FIFINE AmpliGame AM8のスペック
項目 | スペック |
S/N比 | >80dB |
USBの消費電力 | 電圧:5±0.25V |
タイプ | ダイナミックマイク |
ビット深度/サンプルレート | 16ビット/44.1k-48k Hz |
感度 | -50±3dB |
極性パターン | カーディオイド |
周波数応答 | 50~16kHz |
出力接続 | USB Type-C (マイク側) から Type-A 2.0 (コンピューター側)/XLR |
重量 | 1.0kg |
FIFINE AmpliGame AM8のスペックは上記の通りです。
カラーはブラックとホワイトの2色展開です。
公式動画では、製品の雰囲気を事前に知ることができるのでチェックするのもオススメです。
付属品
箱の中はどうなっているのかと思い開けてみると、黒い発砲系の材質に守られていました。
マイクはデリケートな製品ですが、配送時に損傷するリスクは低そうな感じです。
この梱包ならネットでマイクを購入するリスクも軽減されるので良いと思います。
ちなみに、そもそもショックマウントが搭載の状態で出荷されているので、それだけでも衝撃には弱くはなさそうですが、その上で梱包材も付いていました。
梱包材はわりと複雑な形状で作られているので、梱包材の造形にしっかりコストをかけて、製品を保護する姿勢を持っているなという印象を受けました。
マイク本体のほか。 USBC-USBAへの接続ケーブル、マイクスタンドベース、取扱説明書が付属しています。
USBケーブルはType-AとType-Cとなっています。
約2mのUSBケーブルは長さも十分と言えます。使用環境に合わせて自由に配置できるのが嬉しいメリットです。
最初からUSBケーブルがついてくるので、別売りのUSBケーブルを買いそろえる必要がなく、いきなり配信を始めることができるのがメリットです。
購入の手間もひと手間減らすことができる点がメリットです。
マジックテープの留めが付いているのも良いなと感じました。
ケーブルは、Type-C同士ではないので、そこは注意が必要です。
つまり、Androidスマホに直刺しすることはできないという意味です。
Type-C同士にする場合は、Type-AからType-Cに変換するプラグが必要となります。100円ショップでも売っています。
↑写真左に移っているのが、別売りのType-AからType-Cに変換するプラグであり、100円ショップで買いました。これを使うことで、Androidスマホに直付けできるはずですが、僕はうまく録音させることができませんでした。相性が悪かったのかもしれません。
マイクスタンドベースの底面は滑り止め付きです。
ゴム系の素材となっており、滑りにくい感じです。摩擦力があるので、机の上からマイクが滑り落ちることが軽減されるのが良いです。
付属の取扱説明書は日本語で書かれています。
FIFINE AmpliGame A8とパソコンとのセッティング方法も掲載されているので、文字と絵を見ながら操作をすることで、セッティングは行えます。
風防を搭載しているので、録音時のノイズの除去にも一役買っているのがメリットです。
黒を基調としたボディがカッコ良いです。本体の表面はつやが目立ちにくいタイプであり、僕の好きな雰囲気でした。落ち着いた雰囲気が好きな方にオススメです。
綺麗な音声で録音できる
FIFINE AmpliGame AM8は、ダイナミックマイクというタイプのマイクです。
ダイナミックマイクは、音源からの音声だけを拾い上げて、周囲のノイズを排除する能力が高いです。
そのため、ゲーム配信やポッドキャストなど、音声の明瞭度が重要な場面で活躍します。
また、ダイナミックマイクは耐久性が高く、扱いやすいというメリットもあります。
FIFINE AmpliGame AM8のマイクのコア周波数応答は50Hz-16KHzで、スムーズな中音域、明るい高音域、パワフルな低音域を備えたバランスの取れたオーディオ範囲を提供してくれます。
これにより、音声が自然で豊かに聞こえるだけでなく、聴衆の共感を呼びやすくなるのが特長です。
単一指向性(カーディオイド指向性)ダイナミックマイクは、音声を誇張するのではなく、ゲームストリーミングビデオの録画時に、不要なノイズを大幅に抑制し、音声のオリジナリティと明瞭度を実現しているのが特長です。
注意点としては、マイクを使用するときは、AM8 の上部を音源に向けることが大切です。
音質を向上させるXLR接続が可能
FIFINE AmpliGame AM8は、XLR/USBのデュアルホールド接続に対応しています。
XLR接続とは、プロフェッショナルなオーディオ機器によく使われる接続方法です。
XLR接続では、安定した信号伝送が可能で、低ノイズかつはっきりとしたサウンドを楽しめます。
お気に入りのサウンドカード、ミキサー、その他のスタジオグレードのオーディオ機器を使用してマイクの音質を次のレベルに引き上げることができます。
さらに、ボーカル音声の柔軟性が向上し、さまざまな録音方法を楽しめます。
ブラック機体の配信用マイクは、優れた干渉耐性を備えた送信端子を介して、周囲のノイズからリアルでクリアなサウンドを分離します。
XLRケーブルは、3ピンのメス端子とメス端子の両方を備えており、ほとんどのオーディオ機器に接続できます。
このマイクには、イヤホンジャックも搭載しているので。録音しながら自分の声をヘッドホンやイヤホンで聞くことができます。どのような状態で録音をされているのかをリアルタイムモニタリングすることができる点がメリットです。
FIFINE AmpliGame AM8は、USB接続も可能です。
USB接続では、面倒な設定をスキップし、USBケーブルを接続するだけでダイナミックマイクの機能を直接解除できます。
なお、XLRケーブルは別売りですが、安いものなら1000円で購入前後で可能です。大きい写真は僕が持っているケーブルで。これは別売りです。
便利な機能キーで操作性が向上
初心者やプロのポッドキャスターに適しています。システムや録音プログラムの設定に関係なく、内蔵されたタッチミュート機能より、マイクをすばやくに制御し、ライブ中にプライバシーを保護できます。
LEDミュートボタンが一目瞭然で、ミュート解除の忘れを防ぐのに役立ちます。(すべての機能キーはUSB経由で接続されている場合にのみ使用できます)。
ヘッドフォンジャック付きのPC用マイクは、ゲームのリズム体験を向上し、リアルタイムの音声フィードバックを得られます。モニタリング機能を活用し、必要な入力レベルを最適まで調整できます。
また、音量調節ボタンも備えており、手元で音量をコントロールできます。
RGBライティング機能で、ゲームの雰囲気を盛り上げる
RGBライティングは3つのモードと10種類以上の明るい色のパターンコレクションを備えており、PCコンポーネントとアクセサリとして使用され、薄暗い部屋でも不思議な効果を発揮します。
FIFINE AmpliGame AM8は、RGBライティング機能も搭載しています。
RGBボタンを制御することで、ゲームごとに異なるゲームの雰囲気を作り出せます。
RGBメモリ機能が搭載されており、毎回RGB選択を繰り返す必要がなく、電源を入れると前回のRGBモードが自動的に表示されます。
幅広いシーンに対応するダイナミックマイク
FIFINE AmpliGame AM8は、デュアルホールド接続を備えたXLR/USBダイナミックマイクです。
ゲーム、テレワーク、ライブ配信、ポッドキャスト、ナレーション録音など、幅広くお使いいただけます。付属のデスクトップマイクスタンドは、ホームスタジオや外出先での使用にも便利です。
内蔵の3/8″と5/8″の交換アダプターにより、外部アダプターなしで一般的なブームマウントに組み立てることができます。
ノイズキャンセル風防は、マイクの先端に取り付けることで、風や息などのノイズを軽減するアクセサリーです。
FIFINE AmpliGame AM8に付属するノイズキャンセル風防は、近くの電子機器からのサブノイズを排除し、よりクリアな音声を提供します。
12ヶ月の商品保証付き
FIFINE AmpliGame AM8には、12ヶ月の商品品質保証が付いています。
万が一故障や不具合が発生した場合は、FIFINEのカスタマーサービスに連絡すれば、迅速に対応してくれます。
使ってみた感想
僕はWindows11のノートパソコンを使っていますが、挿すだけで自動的にマイクを認識することができました。
そのため、煩わしい設定が一切不要でした。
電源のコンセントが要らないので、USBを挿した瞬間に電源が供給され、マイクが使えるのはケーブルが一本で済むのでメリットだと感じました。
電源オン、オフボタンもないので使いやすいと感じます。
スマートフォンでもケーブルを挿した瞬間に、マイクが電源オンになるので、すぐに使える状態になるのがメリットです。
ノイズが入るなという場合は、家電製品が近くにあって、それがノイズの原因になっている可能性もあります。
スマホやノートパソコンあるいはその他の家電(換気扇、エアコン、冷蔵庫、他)をマイクから離してみるのもお勧めです。
また冷蔵庫の運転音やその他の家電の運転を拾ってしまっている場合もあるかもしれませんので、生活する上での家電の音がオフになっていることを確認するのも良いと思います。
もちろん、単一指向性(カーディオイド)のため、音を拾う範囲は限られていますが、より良い音を収録する上で、環境音を見直すのは良いです。
徹底的にノイズを減らしたい場合は、ミキサーやオーディオインターフェイスをデバイスの間に噛ませることで、案騒音のノイズを抑えることができると思います。
USB接続なので、ミキサーは使わなくても良い!という方は、USB端子に挿すだけで使用できるので、気軽に良い音で配信をスタートできるのがメリットです。
そのため、オンライン会議で使用するのも良いでしょう。
スマホでは使用できなかった(あくまで僕の場合)
別売りのType-AからType-Cに変換するプラグを使用して、スマホに刺しこんでみました。
しかし、相性が悪いのか、うまく録音することができませんでした。
マイク等の撮影機材は、相性の問題があるので、思い通りにいかないこともあったりします。
変換アダプタの問題かもしれません。
スマホ内蔵のマイクよりも高音質
これは当たり前ですが、スマホの内蔵されているマイクよりも高音質で録音することができました。
機器自体の大きさが全然異なるので、良い音で録音できるのは、当たり前かもしれませんが、きっちりと性能が出せるのは、見掛け倒しではないということが分かりました。
スマホのマイクは、あくまで通話に特化した造りになっていると聞いたことがあり、音楽的な音の収録には向かないという意見があったりしますが、これは機種によるのかもしれないので断定はできません。
しかし、良い音で録音をしようと思ったら、外付けマイクを使うのが手っ取り早いです。
また単一指向性のマイクだと周囲の雑音を拾わないようにすることができるので、スマホ本体に搭載のマイクよりもやはり性能が良いと言えるでしょう。
同価格帯のコンデンサーマイク
オーディオテクニカ AT2020USB+は、コンデンサーマイクであり、7900円前後で購入可能です。
マランツプロのコンデンサーマイク「MPM-1000」は、5100円前後で購入可能です。XLR端子搭載なので、XLR端子を求めている方にはオススメです。周波数特性は20Hz~20kHzなので、低音域もしっかり録音できるのが良いですね。
振動に弱いというコンデンサーマイクの弱点を補うため、ショックマウントも搭載しているのがメリットです。
AM8と相性の良いミキサー
AM8と相性の良いミキサーは、FIFINE AmpliGame SC3ではないかと思います。
XLR端子を搭載した、初心者にも使いやすい入門向けのミキサーなので、まず最初の一台として、AM8とSC3の組み合わせは良いと思います。
FIFINE AmpliGame AM8のデメリット
XLRケーブルは別売りなので、揃える必要があります。安いものなら1000円で購入できますし、既に持っている方は買う必要が無いのはメリットです。
FIFINE AmpliGame AM8以外でオススメのマイク
USB接続で良い製品を探しているという方は、FIFINE AmpliGame A8もオススメです。カラフルなRGBを搭載したコンデンサーマイクであり、配信に彩りを添えてくれます。