
FIFINE AmpliGame SC3って、どんな特徴のミキサーですか?
こんな悩みにお答えします。
ミキサーというと、ライブ配信やゲーム配信などに欠かせない機器です。今回は、FIFINE AmpliGame SC3というミキサーをレビューします。
このミキサーは、ゲーム音声とマイク音声をバランスよく調整できるだけでなく、ボイスチェンジの機能も備えています。
さらに、色を変える機能もあります。では、早速見ていきましょう。
FIFINE AmpliGame SC3 レビュー
区分 | 項目 | 仕様 |
マイク入力 | 周波数応答 | 20~20kHz |
ダイナミックレンジ | 75dB | |
S/N比 | >75dB | |
ゲイン範囲 | 50dB | |
ヘッドフォン出力 | 周波数応答 | 20~20kHz |
出力電力 | 32Ωで15mW | |
出力インピーダンス | 32~250Ω | |
ダイナミックレンジ | 90dB | |
ライン出力 | 周波数応答 | 20~20kHz |
ダイナミックレンジ | 85dB | |
S/N比 | >80dB | |
最大出力レベル | +10dBV | |
ライン入力 | 周波数応答 | 20~20kHz |
ダイナミックレンジ | 75dB | |
ゲイン範囲 | 50dB | |
コンピュータI/O | USB Type-C から USB Type-A 2.0 および Type-C へ | |
消費電力 | 電圧:5±0.25V | |
電流:500mA | ||
ビット深度/サンプルレート | 16ビット/44.1k-48k Hz | |
積み込み重量 | 0.8kg |
そこでおすすめなのが、FIFINE AmpliGame SC3という製品です。
FIFINE AmpliGame SC3は、XLRマイクの性能を一歩昇進させるための便利な機能を備えたミキサーです。FIFINE AmpliGame SC3の特長を紹介しましょう。
ヤマハ(YAMAHA)のミキサーAG03が有名ですが、それはちょっと高いという場合は、FIFINE AmpliGame SC3がオススメです。その理由を解説します。
XLR端子のマイクが使える
https://fifinemicrophone.com/products/fifine-ampligame-sc3
音声配信や録音に興味がある方は、オーディオ品質にこだわりたいと思います。
しかし、一般的なUSBマイクでは、ノイズや遅延などの問題に悩まされることもあります。
そこで、XLRマイクを使うのがオススメです。
XLRマイクは、安定した接続と高い音質を提供するプロ仕様のマイクです。
しかし、XLRマイクを使うには、専用のミキサーやファンタム電源などの周辺機器が必要で、初心者にとっては敷居が高いと感じるかもしれませんが、このミキサーなら手軽に使用できます。
コンデンサーとダイナミックマイクの切り替えボタンがあるのも特長です。
ダイナミック/コンデンサースイッチで、使用するマイクに合わせて最適なモードを選択することができます。
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XLR接続でオーディオ品質を向上
FIFINE AmpliGame SC3は、XLR接続を採用しています。XLR接続は、バランス信号伝送という方式で、ノイズや干渉を低減することができます。
また、48Vファンタム電源に対応しているので、コンデンサーマイクなどの高性能なマイクを使うことができます。FIFINE AmpliGame SC3は、周辺機器を追加する必要がなく、XLRマイクの性能を最大限に引き出すことができます。
入門級の独立チャンネル制御
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FIFINE AmpliGame SC3は、4つのスライダーで各種音量調節ができます。マイクゲイン調節は、マイクの感度を調整することができます。
ライン入力音量調節は、PCやスマホなどから入力される音声の音量を調整することができます。
モニタリング音量調節は、ヘッドホンやスピーカーなどから出力される音声の音量を調整することができます。
ライン出力音量調節は、PCやスマホなどに出力される音声の音量を調整することができます。
これらのスライダーは、それぞれ独立して動かすことができるので、自分の好みや環境に合わせて細かく設定することができます。
分かりやすいレベルメーターも搭載しているので視認性が良い点もメリットです。
気楽なミュート機能とモニタリング
FIFINE AmpliGame SC3は、ミュート機能とモニタリング機能も備えています。ミュートボタンを押すと、マイクや入力/出力の音声を一時的に消すことができます。
これは、咳や飲み物などの小さな音を配信中にカットしたい時や、プライバシーを守りたい時に便利です。
ミュートボタンが白点灯している時は、そのチャネルがミュートされていることを示します。
「MIC MONITOR」ボタンを押すと、モニタリングのオン/オフを切り替えることができます。
モニタリングとは、自分の声や入力される音声をリアルタイムで聞くことができる機能です。
これは、自分の声の調子や音量を確認したい時や、入力される音声と自分の声のバランスを調整したい時に役立ちます。
RGBライトで色を変えられる
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FIFINE AmpliGame SC3は、RGBライトを搭載しています。RGBライトは、色やモードを変えることができるLEDライトです。
ゲーミング系の機材は色を変えることができる機材が結構ありますがこれも色を変えることができる機材となっています。
FIFINE AmpliGame SC3では、RGBライト切り替えボタンで、5種類のRGBモードと8種以上の色を自由に選択することができます。
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RGBライトは、配信や録音の雰囲気を盛り上げたり、自分のテーマや気分に合わせたりすることができます。
また、RGBライトの色変えや作業に飽きたら、3秒間長く押すと、RGBライトをオフにすることもできます。
その日の気分によって色を変えてみたり、配信のテイストを変えるために色を変えてみるのも配信のアクセントになるので良いでしょう。
USB OTG(USB On-The-Go)端子搭載
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USB OTG(USB On-The-Go)端子搭載で、パソコンを介することなく、デバイスに接続可能です。
4つのカスタム効果音ボタン搭載
FIFINE AmpliGame SC3は、4つのカスタム効果音ボタンも備えています。
これらのボタンは、15秒以内の録音を収録して再生することができます。
例えば、笑い声や拍手などの効果音を録音しておいて、配信や録音中に流すことができます。
また、自分の声や入力される音声を録音しておいて、別のチャネルで再生することもできます。これは、エコーやリバーブなどのエフェクトをかけたり、重ねたりすることができます。
これらのカスタム効果音ボタンは、あなたの創造力やインスピレーションを発揮するための素晴らしいツールです。
思うままに変えられる音色
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FIFINE AmpliGame SC3は、12種類の基調と6種類の音声も備えています。
これらは、「PITCH」ボタンと「VOICE」ボタンで切り替えることができます。「PITCH」ボタンは、出力される音声の高さを変えることができます。
12種類の基調(A、Bb、B、C、Db、D、Ab、G、Gb、F、E、Eb)から選ぶことができます。
「VOICE」ボタンは、出力される音声の種類を変えることができます。
6種類の音声(男性、女性、ロボット、モンスター、ベイビー、年寄り)から選ぶことができます。
これらの機能は、自分の声を変えて楽しんだり、キャラクターに合わせて演じたりすることができます。
配信では配信内容がワンパターンになったりするのを防ぐために、このようなボイスエフェクトを使うのも効果的だったり、配信のアクセントになるので搭載されているのは良いですね。
カスタムボタンには、文字を書いたマスキングテープを貼っておくと何を割り当てたのかが分かりやすくなるので良いでしょう。
配信ミキサーの必要性とは?
配信ミキサーとは、配信用の音声を調整する機器です。配信ミキサーを使うと、マイクやBGM、効果音などの音量やバランスを細かく調整できます。
また、エコーやノイズの除去、音声の加工などもできます。配信ミキサーは、配信者の声を聞きやすくしたり、配信の雰囲気を盛り上げたりする効果があります。
配信ミキサーの種類と選び方
配信ミキサーには、大きく分けて2種類あります。
一つは、アナログミキサーと呼ばれるもので、物理的なつまみやスイッチで音声を操作するタイプです。
もう一つは、デジタルミキサーと呼ばれるもので、パソコンやスマホなどのデバイスで音声を操作するタイプです。
アナログミキサーは、操作感が良くて直感的に使える反面、設定が保存できないことが多く、場所を取ることが多いです。
デジタルミキサーは、設定が保存できたり、機能が豊富だったりする反面、操作感が悪かったり、接続が複雑だったりすることがあります。
配信ミキサーを選ぶときは、自分の配信スタイルや目的に合わせて、機能や価格、使いやすさなどを比較して決めましょう。
FIFINE AmpliGame SC3でできないこと
リバーブ(エコーがかけられるエフェクト)は搭載していない
リバーブ(エコーがかけられるエフェクト)は搭載していないので、ラジオ番組のタイトルコールみたいなことができません。しかしラジオ番組のようなタイトルコールはしないという方であればリバーブが付いていなくてもよいでしょう。
マイクは一本のみに対応
マイクは一本しかさすことができないのでマイクを二本さして2人で対談するような形でミキサーを使うということはできません。
しかしながら一人でミキサーを使う場合はこの機種は良いです。
ミニケーブル端子のため、ノイズを拾いやすい部分はどうしてもあるでしょう。そこも購入前に要検討となります。
ループバックはできない
オーディオインターフェイスとは、コンピュータやレコーダーなどの機器と、マイクやスピーカーなどの音響機器を接続するための装置です。
ループバックとは、オーディオインターフェイスの入力信号をそのまま出力信号にミックスすることです。例えば、マイクで録音した音声を、同時にスピーカーから再生することができます。また、コンピュータで再生した音楽や動画の音声も、マイクと一緒にスピーカーから出力することができます。
ループバックのメリット
ループバックのメリットは、主に以下の二つです。
- 音声のモニタリングができる
- 音声の配信や録画ができる
音声のモニタリングとは、自分の声や演奏をリアルタイムで聞くことです。これは、音質やボリュームを確認したり、フィードバックを防いだりするために重要です。ループバックを使えば、コンピュータやレコーダーに録音しなくても、自分の音声をスピーカーやヘッドフォンで聞くことができます。
音声の配信や録画とは、自分の音声をインターネット上に公開したり、保存したりすることです。これは、ライブ配信やポッドキャストなどのコンテンツ制作に必要です。ループバックを使えば、コンピュータやレコーダーに入力された音声だけでなく、再生された音声も一緒に配信や録画することができます。例えば、ゲーム実況やカラオケ配信などが可能です。
ループバックの注意点
ループバックには多くのメリットがありますが、注意点もあります。主な注意点は以下の二つです。
- 音質が劣化する可能性がある
音質が劣化する可能性があるというのは、入力信号と出力信号が同じレベルでミックスされるため、音量が上がりすぎたり、ノイズが混入したりすることです。これを防ぐためには、オーディオインターフェイスのゲインやボリュームを適切に調整する必要があります。
関連サイト:FIFINE AmpliGame SC3公式ページ
FIFINE AmpliGame SC3 レビューまとめ
以上がFIFINE AmpliGame SC3の特長です。TikTokライバーさんやYouTuberをされる方、生配信をされる方にオススメのミキサーと言えるでしょう。
FIFINE AmpliGame SC3はXLRマイクの性能を一歩昇進させるだけでなく、様々な機能であなたの配信や録音をサポートします。FIFINE AmpliGame SC3は入門者でも使いやすくて便利な製品です。ぜひ一度試してみてください。
この記事では、FIFINE AmpliGame SC3の特徴や性能、使い方などを詳しく紹介しました。このミキサーは、ゲーム配信に最適な機器であることが分かりましたね。
デザインもシンプルでスタイリッシュで、操作も簡単です。価格も1万円以下とお手頃です。
ゲーム配信やライブ配信を始めたい方や、より高品質な配信をしたい方には、ぜひおすすめしたいミキサーです。FIFINE AmpliGame SC3で、あなたのゲーム配信やライブ配信をもっと楽しくしましょう。