日帰り旅行は、気軽に旅行気分を味わえる良い機会です。
しかし、実際にどの程度の距離までが日帰り旅行可能なのでしょうか?
車や電車、バスなどの移動手段や目的地、時間帯などによっても異なってきます。ここでは、日帰り旅行できる距離について詳しく解説していきます。
日帰り旅行できる距離は人それぞれで異なります。
日帰り旅行とは?
文字通り1日で旅行をして、家に帰ってくることです。
つまり、最大24時間使う事が出来ます。今回は、朝6時に出発して、夜20時に家に帰ってくる日帰り旅行として計算してみました(14時間)。
※冬場は、17時以降は暗くなるので、夜道の運転となるので、注意が必要ですが、暗さについては考慮せず、20時までとして計算します。
徒歩は時速4kmと言われているので、1時間に4km前後しか進むことができません。
ちなみに、コスメティック田中さんの「【検証】24時間100kmマラソン、休まなければのんびり徒歩で達成できる説」という動画が面白かったです。
日帰り旅行は、片道何時間が良い?
現地での観光に時間を取りたい場合は、片道2時間以内とするのが良いかと思います(もちろんそれ以上でも構いませんが)。
片道2時間の場合、往復で4時間かかるので、人にもよりますが、へとへとになる可能性もあります。
そのため、片道2時間が一つの基準になるのではと思います。
ただ、移動時間も楽しむことができれば、さらに伸ばすのも良いかもしれません。
旅行先の平均滞在時間から、日帰り旅行の片道時間を決める
旅行先の平均滞在時間から決めるのも良い方法だと思います。例えば観光地に行く場合、その観光地の平均滞在時間が何時間かを調べておきましょう。
直接問い合わせるか、口コミなどで確認すると良いかもしれません。但し、ペースは人によって異なるため、1意見として参考程度に留めるのが良いでしょう。
季節により条件が異なる
夏場は気温が高く、疲れやすい傾向があります。
また、冬場は日没が早いので、日没後の行動が制限されやすいです。そのため、季節により日帰りの条件も異なります。
自転車で日帰り旅行できる距離
ママチャリの平均速度は一般的には時速15Km前後です。
クロスバイク、ロードバイクを使用すればもう少し速度を出すことができます。信号にかかることも考慮し、時速15Kmで計算してみました。
朝6時に出発して、夜20時に家に帰ってくる日帰り旅行の場合、14時間ですので、片道7時間となります。
片道移動時間 | 現地滞在時間 | 総走行距離 | 片道の距離 |
7時間 | 0時間 | 210km | 105km |
6時間 | 2時間 | 180km | 90km |
5時間 | 4時間 | 150km | 75km |
4時間 | 6時間 | 120km | 60km |
3時間 | 8時間 | 90km | 45km |
2時間 | 10時間 | 60km | 30km |
1時間 | 12時間 | 30km | 15km |
※峠などの坂道、天候、道路の状況により変わります。
自転車の場合、体力がものをいうので、走行距離を長くし過ぎると、疲れます。
特に猛暑日は過酷です(;^ω^)
僕は真冬日に4日間かけて、千葉県を一周したこともありますが、かなりきつかったです。
日帰り旅行の場合は、最大でも、片道2時間までが僕のオススメです。ただ、4時間も自転車に乗るの(・・;)?と思われる方もいらっしゃるかと思います。
片道1時間移動する場合でも、合計2時間自転車に乗るわけですので、どれくらいの距離と時間が最適化を検討すると良いかと思います。
自転車の場合、ギア比が大きければ大きいほど速く走ることができます。また、タイヤは大きい方が速く走れます。例えば、ジャイアント「ESCAPE R3」のギア比は、4.36であり、タイヤは700ccなので、通常のママチャリよりも速く走れる仕様になっています。
ちなみに、外装6段のシティーサイクルは、ギア比2.57前後です。タイヤも26インチや27インチなので、ジャイアント「ESCAPE R3」と比べて速く走れないことが数字からも見えてきます。
価格が高い自転車ほど各パーツの性能が良く、回転がスムーズだったりするので、力を速度に変換する際、エネルギーのロスが小さいのも特長の一つと言えるでしょう。
輪行を用いて、日帰り旅行の移動距離を伸ばす
輪行とは、自転車を電車やバスなどに乗せて移動することです。
輪行袋に入れることで、電車やバスに乗せることが可能になります(各交通機関の規約については、公式ウェブサイトをご確認下さい)。
例えば、輪行することで、電車で降りた後、自分の自転車で移動できるので、時間の短縮に繋がり、駅からも広範囲を移動できるようになります。
僕は以前、「ドッペルギャンガー 202」という折り畳み自転車を持っていました。
標準仕様で12kgのため、輪行する場合、輪行袋の重量も加わるため、少し重めでした。もちろん、重さが気にならない場合は、問題ありません。
僕も何度かこの自転車で輪行したことがあります。
以前、フィアットの8.5kgくらいの自転車を持っていましたが、輪行するなら8.5kgくらいの重さが楽です。
車で日帰り旅行できる距離
続いて、車で日帰り旅行できる距離です。
自動車の平均速度は一般的には時速60Km前後です。高速道路だと、100km出すことができる区間もあるので、高速道路を使うのも手でしょう。
信号にかかることも考慮し、時速60Kmで計算してみました。
朝6時に出発して、夜20時に家に帰ってくる日帰り旅行の場合、14時間ですので、片道7時間となります。
片道移動時間 | 現地滞在時間 | 総走行距離 | 片道の距離 |
7時間 | 0時間 | 840km | 420km |
6時間 | 2時間 | 720km | 360km |
5時間 | 4時間 | 600km | 300km |
4時間 | 6時間 | 480km | 240km |
3時間 | 8時間 | 360km | 180km |
2時間 | 10時間 | 240km | 120km |
1時間 | 12時間 | 120km | 60km |
※峠などの坂道、天候、道路の状況により変わります。
※高速道路を併用すれば、もっと時短になります。
一日のドライブは何キロくらいがベストなのでしょうか?
運転手本人の体力と体調、習熟度次第。
あとは当日の道路状況による。道路状況によりますが食事、登山、温泉等楽しむならば下道300キロ以下。高速500キロ以下でしょう。
走るだけなら日帰り高速1500キロ経験ありますがかなり危険です。東京 青森日帰りでした。走行15時間くらいでした。
東京 下関1100キロ1日で着きます。
東京 鹿児島1600キロ1日だと結構きつい。関西圏で速度が低下してしまうのです。東名もトラックが多いので走りにくい。宿泊旅行で、高速道路を使う場合でも、300キロ程度にしておくのが無難かと思います。食事・観光の時間が無くなってしまう事、疲労がたまって翌日のスケジュールに響く事、など。運転手は平気でも、同行者は疲れてしまうことがあります・・・
日帰り旅行の場合など、早朝出発・夜遅く帰宅でも影響が無いのなら、もう少し長くても良いと思います。が、それでも片道200-300キロが限界でしょう・・・
なお単なる『移動』『運転』であれば、1日1000キロくらいじゃないですかねえ。もっとも日本の場合、青森から鹿児島まで2000キロも無いので、実行する機会は殆ど無いと思います。
引用:ヤフー知恵袋
自動車で日帰り旅行する場合、体力面、時間等を考慮すると、片道300kmというのが一つの基準となりそうです。
車の運転は疲れるので、運転手を交代するか、一人の場合は休憩を取りながら運転することが必要となってきます。
※高速道路が近くにある場合とない場合では状況は変わるかと思います。
日帰り旅行の魅力とは、限られた時間の中で新しい発見をすることにあります。では、日帰り旅行で訪れることができる距離はどのくらいが適切なのでしょうか?
一般的に、1日の車移動で快適に旅行を楽しむための距離は、一般道で約250km、高速道路を利用した場合は約500kmが目安とされています。
これは、一般社団法人日本自動車連盟が推奨する距離です。
しかし、500kmというのは時速70kmで約7時間走行する距離に相当します。これは、運転の疲れや観光を楽しむ時間を考慮せずに算出された数値です。
そこで、実際に観光を楽しみながら移動する場合、または1日中運転することに抵抗がある場合は、125kmから250km程度を目安にすると良いでしょう。
例えば、東京から250km圏内には、名古屋、富山、新潟、福島など、多くの魅力的な都市があります。
さらに、日帰り旅行を考えるなら、往復の距離も考慮に入れる必要があります。
一般道であれば60kmから70km、高速道路を利用する場合は最大で125km程度が適切と言えるでしょう。これにより、行き帰りの運転の負担を減らしつつ、十分な観光時間を確保することが可能です。
東京から日帰りで訪れることができる代表的な観光地をいくつか挙げてみましょう。
川越は約50km、箱根は約75km、そしてひたちなか市(ひたち海浜公園など)は約125kmの距離に位置しています。
これらの地域は、日帰りでの旅行に最適な距離にあり、多様な魅力を提供しています。
電車で日帰り旅行できる距離
続いて、電車で日帰り旅行できる距離です。
JRの在来線の場合、80km~100kmくらいの速度で走っていることが多いでしょう(厳密に言うと、路線によって速度は様々であり、統一はされていないようで、これという数字で語れません)。
今回は、少し速めかもしれませんが、時速100kmで計算します。
片道移動時間 | 現地滞在時間 | 総走行距離 | 片道の距離 |
7時間 | 0時間 | 1400km | 700km |
6時間 | 2時間 | 1200km | 600km |
5時間 | 4時間 | 1000km | 500km |
4時間 | 6時間 | 800km | 400km |
3時間 | 8時間 | 600km | 300km |
2時間 | 10時間 | 400km | 200km |
1時間 | 12時間 | 200km | 100km |
新幹線で日帰り旅行できる距離
続いて、新幹線で日帰り旅行できる距離です。
新幹線の速度は以下の通りです。
- 東北新幹線:最高時速320km
- 山陽新幹線:最高時速300km
- 北海道新幹線、北陸新幹線、東北新幹線の盛岡以北、九州新幹線:最高時速260km
東京駅ー新大阪駅間の距離は以下の通りです。
営業キロ:552.6km(実際の距離:515.4km)。
新幹線だと、最速で約2時間30分です。
この時平均時速は、約221kmなので、今回は、時速220kmで計算します。
片道移動時間 | 現地滞在時間 | 総走行距離 | 片道の距離 |
7時間 | 0時間 | 3080km | 1540km |
6時間 | 2時間 | 2640km | 1320km |
5時間 | 4時間 | 2200km | 1100km |
4時間 | 6時間 | 1760km | 880km |
3時間 | 8時間 | 1320km | 660km |
2時間 | 10時間 | 960km | 480km |
1時間 | 12時間 | 480km | 220km |
東京駅ー新大阪駅間で、最速で約2時間30分です。
そのため、新幹線の駅に行く時間も含めたら、場所にもよりますが、3時間近くかかると仮定すると、往復で6時間のため、日帰りのハードルはかなり高めのようです。
1泊2日旅行ならば滞在に時間を確保できるため、良さそうです。
<全国の新幹線名>
- 北海道新幹線
- 東北新幹線
- 上越新幹線
- 北陸新幹線
- 東海道新幹線
- 山陽新幹線
- 九州新幹線
おすすめの日帰りガイドブック本は?
おすすめの日帰りガイドブック本をご紹介します。
大人の日帰り旅シリーズ
大手旅行会社であるJTBから出ている本のため、信頼性も高い本だと言えます。各エリアごとに発売されており、情報も細かいです。
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日帰り旅行のガイドブックを無料で読む方法
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読み放題対象タイトルの中には、有名な雑誌もあるので、無料で読めてしまいます。
日帰り旅行の準備をする
日帰り旅行の準備をする方法をご紹介します。
日帰り旅行にオススメの航空券購入サイト
日帰り旅行時に、おすすめの航空券購入サイトをご紹介します。
航空券を正規料金で購入するのももちろん良いですが、少しでも安く購入したい場合は、購入する場所をこだわることで安く購入可能です。
楽天トラベルは安く、そしてポイントが沢山溜まるのでオススメです! 僕は何度も利用しているサイトです(^^)/価格を比較してみて、正規料金とどれくらい違うかを確認してみるのも良いかと思います。
日帰り旅行のレストランを予約する
レストランを予約しておくと、満員で入れないというトラブルを防止することができます。
日帰り旅行できる距離は最大何km?|まとめ
日帰り旅行は、日常からの小さな逃避行とも言えるでしょう。限られた時間の中で、新しい場所を発見し、新たな体験をすることで、日常生活に新鮮な刺激を与えることができます。計画を立て、目的地を選び、安全運転で素敵な1日を過ごしましょう。
日帰り旅行できる距離は、移動手段や目的地、時間帯によって異なりますが、一般的には往復で最大でも300km程度が限度という意見があったりします。
ただし、交通事情や旅程に余裕がある場合は、それ以上の距離でも十分日帰り旅行を楽しむことができます。
また、日帰り旅行には長時間の運転や移動が必要なため、安全面にも十分注意が必要です。