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ブライアン・イーノのおすすめアルバム10選

ブライアン・イーノのおすすめアルバム10選 音楽
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ブライアン・イーノは、音楽家、プロデューサー、芸術家として多彩な活動を続けているイギリスの天才です。

「ブライアン・イーノは、Windows 95の起動音を手掛けたミュージシャン!」と言うと、Windows 95搭載のパソコンを使ったことがある方なら一度は起動音を聞いたことがあるはずですので、ブライアン・イーノを一気に身近に感じる方も多くいらっしゃるかもしれません。

彼の作品は、ロック、ポップ、アンビエント、エレクトロニカなど様々なジャンルに影響を与えてきました。今回は、ブライアン・イーノのおすすめアルバムを10枚紹介します。

洋楽の歴史的名盤に詳しくなりたいという方は、『死ぬ前に聴くべき1001枚のアルバム』という書籍をチェックするのもおススメです。電子書籍版もあるので、かさばらず便利です。

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ブライアン・イーノのおすすめアルバム10選

ブライアン・イーノのおすすめアルバム10選をご紹介します。

ちなみに、『ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 | 2020年改訂版』では、2枚がランクインしています。

Another Green World

Virgin
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1975年に発表された3枚目のソロアルバムです。

ちなみに、『ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 | 2020年改訂版』では、338位にランクインしています。

ロックとアンビエントの要素を融合させた斬新なサウンドが特徴です。

収録曲の半数以上がインストゥルメンタルで、ブライアン・イーノの声はほとんど聞こえませんが、その分音楽の世界観に没入できます。

代表曲「Sky Saw」や「St. Elmo’s Fire」などが収録されています。

Ambient 1: Music for Airports

Editions Eg /virgin
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1978年に発表された4枚目のソロアルバムで、アンビエントミュージックの先駆けとなった作品です。

空港の待合室で流れる音楽として制作されたというコンセプトから、静かで繊細な音が続きます。

時間や空間を忘れさせるような音楽体験を提供します。

ブライアン・イーノ(Brian Eno)のアルバム『アンビエント1:ミュージック・フォー・エアポーツ』(原題:『Ambient 1: Music for Airports』)をご紹介します!

アルバム『アンビエント1』は、おすすめ名盤アルバムです!

僕が音楽活動する中でめちゃくちゃ影響を受けた作品でもあります。

ブライアン・イーノは、『死ぬまでに聴きたいアルバム1001枚』にノミネートされている

『アンビエント1:ミュージック・フォー・エアポーツ』は、『死ぬまでに聴きたいアルバム1001枚』という本の中にノミネートされていました(原題は『1001 Albums You Must Hear Before You Die (English Edition)』という本です)。

※僕の持っているバナナの表紙の年度版でのノミネートであり、他の年度版では若干違うかもしれません。

やはり名盤なだけあります!

『死ぬまでに聴きたいアルバム1001枚』の本の中では、『アンビエント1:ミュージック・フォー・エアポーツ』の他にも、ブライアン・イーノの作品が多数紹介されていました↓

Here Come The Warm Jets Eno (1974)

Another Green World Eno (1975)

Before And After Science Brian Eno (1977)

My Life In The Bush Of Ghosts Brian Eno And David Byrne (1981)

引用:『1001 Albums You Must Hear Before You Die (English Edition)』

どれもおすすめ名盤アルバムですね!

この他、トーキング・ヘッズやU2、デヴィッド・ボウイのプロデュース作品も多数ノミネートされていました。

なので、ブライアン・イーノなくして、UKロック史なし!と言った感じです。凄すぎ!

『アンビエント1:ミュージック・フォー・エアポーツ』収録曲

『アンビエント1:ミュージック・フォー・エアポーツ』の収録曲は、以下の4曲だけとなっています。

1. 1/1 (17:25)
2. 2/1 (8:54)
3. 1/2(12:06)
4. 2/2(10:09)

10分以上の曲が4曲中3曲ありますね!

ブライアン・イーノの『アンビエント1』は、元祖BGMアルバムと言える名盤

本作『アンビエント1』は、BGMとして落ち着いた音楽を聴きたい時におすすめのアルバムです!

アルバムのタイトル通り、アンビエントな音楽が好きな方にオススメですね!

僕は、このアルバムは、良い悪いという概念だけで判断できないアルバムだと思っています。

一般社団法人「日本BGM協会」という、社団法人のホームページには、次のような解説がありました。

四千年もの昔、エジプトで妊婦に音楽を聞かせて出産の苦痛を和らげたという記録をはじめ、中国、インド、古代ギリシャなどで、 音楽が鎮痛剤や精神療法のひとつとして利用されていたことが史実に残されています。長い歴史の中で、人は体験的に音楽の持つ不思議な力を生活に取り入れてきたのでした。

引用:一般社団法人「日本BGM協会」

人間と音楽の親和性は、僕が想像する以上に長いようです。

日本の場合、デパートやコンビニ等では店内にBGMが当たり前のように流れていたりもしますが、世界的に見るとまだまだBGMの普及率は高いとは言えないのではないかとも思います(勝手に思っているだけであり、根拠はありません)。

と、BGMの歴史から語っていると前置きが長くなりそうなので止めますが……今でこそ、日本に住んでいるとBGMが当たり前の時代になりましたが、この『アンビエント1:ミュージック・フォー・エアポーツ』が発売されたのはなんと、1978年です(汗)

今でこそ、ヒーリングCDというものが存在し、本屋の一角でも売られていたりもしますが、当時としては物凄く前衛的な試みだったと思われます。

環境音楽に関連すると・・・エリック・サティの『家具の音楽』という概念も凄く斬新ですね!

と思っていたら、ブライアン・イーノはエリック・サティに影響されていたんですね!最近知りました。

「4分33秒」というタイトルの、4分33秒間無音の曲を産み出した、ジョン・ケージ(John Cage)の影響を受けているようにも思うのですが、詳しいことは分かんねー!と思っていました。

しかし、ブライアン・イーノが影響を受けた曲を集めたコンピレーション・アルバム『これでイーノだ!〜天才ブライアンのありえないジュークボックス』(原題:『BRIAN’S IMAGINARY JUKEBOX: DISCREET RUMINATIONS & OBLIQUE 45S』)の中には、ジョン・ケージの「DREAM 」という曲が収録されています。

つまり、ジョン・ケージの影響も受けているようです!

※ちなみに、エリック・サティの曲は入っていませんでした。権利の関係上の可能性もあるかも(?)です。

ブライアン・イーノの名盤『アンビエント1』は、空港でBGMとして採用されていた

飛行機

このアルバムは、実際の空港でBGMとして使用されていたそうです(アメリカのニューヨークにあるラガーディア空港だそうです)。

今も使用されているのかが気になるところです。行ってみたい!

実用的な音楽にするべく、『アンビエント1』のアルバムコンセプトはめちゃくちゃ緻密な物だったようです。それが次の通りです。

・中断可能でなくてはならない
(構内アナウンスがあるため)
・人々の会話の周波数からはずれていること
・会話パターンとは違う速度であること
・空港の生み出すノイズと共存可能なこと
・空港という場所と目的に関係して、死に備えられるような音楽であること

引用:パライソレコード

『アンビエント1』は、空港での会話を邪魔しないような音楽設計になっています。

これを最初に知った時は、僕は大変驚きました!

音楽を作る際はここまで考えて作らなければならないことを、これを知った時に思い知らされました。

このアルバムを機に、ブライアン・イーノは「アンビエント」という言葉を頻繁に使うようになります。

恐らくそれくらいBGMというものに取り憑かれて、BGMの時代が今後やってくると感じていたのでしょう。

そして、ブライアン・イーノの予言は、今の日本のBGMの状況を見るだけでも、当たったと言えるとも言えそうです。

また、ブライアン・イーノはBGM以外にも、もう一つ予言をしています。

それが、テクノ音楽の登場についての予言です。

デヴィッド・ボウイの「What In The World」のピコピコ音は、ブライアン・イーノが手がけたものですが、ブライアン・イーノはそのような音が今後世界を席巻するだろうと感じていたようです。

このブライアン・イーノの予言も後に当たったと言えるでしょう(1980年代からテクノ音楽が爆発的に普及し始めました)。

僕はデヴィッド・ボウイが大好きなので、ブライアン・イーノと一緒に活動していた1970年代は、神がかっていると思っています!

預言者ブライアン・イーノが手がけた元祖BGMアルバムを僕は高く評価したいです。とてもおすすめのアルバムです!

ブライアン・イーノは、ウィンドウズ95の起動音を作ったアーティストでもあります。

何の役にも立たない音楽ではなく、生活に密着した役立つ音楽を作り続けるブライアン・イーノは、本当に素晴らしいと思います。興味がありましたら、一度聴いてみてはいかがでしょうか。

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My Life in the Bush of Ghosts

Virgin
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1981年に発表された、トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンとの共作アルバムです。

世界各地の民族音楽や宗教音楽のサンプリングを多用した実験的な作品です。

1曲目の「America Is Waiting」の冒頭の感じからも、トーキング・ヘッズの雰囲気を感じるなと思いました。

ファンクやダブなどのリズムに乗せて、政治的なメッセージや祈りの声が響きます。

僕は「The Carrier」という曲が好きです。中東っぽさを感じる曲だなと個人的には思います。

「A Secret Life」も中東っぽさがあるかもしれません(あくまで個人的な感想です)。

サンプリング技術の先駆けとしても評価されています。

著:Tutuola, Amos
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アルバムのタイトルは、1954 年に出版されたアモス・トゥトゥオラ氏による小説『My Life in the Bush of Ghosts』が参考になっているようです。

Apollo: Atmospheres and Soundtracks

アーティスト:Eno, Brian
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1983年に発表された、映画「フォー・オール・マンカインド」のサウンドトラックとして制作されたアルバムです。

月面着陸や宇宙飛行士たちの映像に合わせて、美しくも不思議な音楽が展開されます。ギタリストのダニエル・ラノワやイーノの兄ロジャー・イーノも参加しています。代表曲「An Ending (Ascent)」は多くの映画やCMで使われています。

Before and After Science

アーティスト:ブライアン・イーノ
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1977年に発表された5枚目のソロアルバムです。前半はポップでキャッチーな曲が並び、後半はアンビエント寄りの曲が並びます。

ブライアン・イーノ自身が「前科学」と「後科学」という言葉で表現したように、二つの異なる音楽性が混在しています。

収録曲「By This River」は後に坂本龍一や矢野顕子らがカバーしています。

Here Come the Warm Jets

Virgin
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1974年に発表された、ロキシー・ミュージックを脱退した後の初のソロアルバムです。

ちなみに、『ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 | 2020年改訂版』では、308位にランクインしています。

ロキシー・ミュージック時代のグラムロックの影響が色濃く残っていますが、ブライアン・イーノ独自の実験精神も見え隠れします。

収録曲「Needles in the Camel’s Eye」は映画「ベルベット・ゴールドマイン」のオープニングに使われています。

Discreet Music

アーティスト:Eno, Brian
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1975年に発表された2枚目のソロアルバムで、アンビエントミュージックの嚆矢となった作品です。

ブライアン・イーノが入院中に聞いていた音楽がきっかけで制作されたというエピソードが有名です。

シンセサイザーとテープレコーダーを使って、微妙に変化する音のパターンを作り出しました。音楽の背景化や自動化というブライアン・イーノの思想が表れた作品です。

Another Day on Earth

アーティスト:ブライアン・イーノ
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『Another Day on Earth』は、2005年に発表された25年ぶりのボーカルアルバムです。

ブライアン・イーノの声が聞けるのは久しぶりですが、彼の音楽は変わらず進化しています。

『Another Day on Earth』は、僕が最も好きなアルバムの一つです。

世界中を探索している気分になれるからです。

歌詞カードがアーティストの意向で付いていないので、聞き取るしかないのも面白いですが、やや困っています(笑)

本作は1977年にリリースしたアルバム『Before And After Science』以来、約28年振りの歌物アルバムであり、ブライアンイーノの歌声が聴ける貴重なアルバムです。

All through the ether
From France to China
Unite the people
All bottomliners

Brian Eno「Bottmliners」

「Bottmliners」という曲では、「フランスからチャイナへ」という歌詞が登場するからか?、ジャケットは中国?で撮影されたものになっています(中国なのかも詳細不明)。

エレクトロニカやトリップホップなどの要素を取り入れたサウンドは、現代的でありながらもブライアン・イーノらしい独創性が溢れています。

収録曲「This」はブライアン・イーノ自身が「自分で一番好きな曲」と語っています。

Nerve Net

1992年に発表された12枚目のソロアルバムです。前作「Wrong Way Up」でポップな方向性を見せたブライアン・イーノですが、この作品では打って変わってエレクトロニックなサウンドに挑戦しています。

ドラムンベースやテクノなどのリズムに乗せて、ブライアン・イーノの声がディストーションされたりサンプリングされたりします。ブライアン・イーノの実験精神が爆発した作品です。

Wrong Way Up

HAO BOSCH
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1990年に発表された、ジョン・ケイルとの共作アルバムです。ブライアン・イーノとケイルは1974年にも共作アルバム「June 1, 1974」を発表していますが、この作品ではよりポップでメロディアスな曲が多くなっています。

収録曲「Spinning Away」は後にU2やシュガー・レイなどがカバーしています。

Virgin
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この他、『The Pearl』というアルバムの「A Stream With Bright Fish」という曲も聴いていると落ち着くので好きです。

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1988年生まれ。物書き/ゆるミニマリスト。Kindle本ランキング1位獲得!
会社員→フリーランスとして奮闘中!東京→福岡へ地方移住しました!読者の方々の役に立つ文章を第一に心掛け、精力的に活動中!旅行と音楽を愛しています。

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