クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR)は、1960年代後半から1970年代前半にかけて活躍したアメリカのロックバンドです。
南部ロックやカントリーロックと呼ばれるジャンルの先駆者として、多くの名曲を残しました。
今回は、CCRのおすすめアルバムを10枚紹介します。
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クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルのおすすめアルバム10選
クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル
CCRのデビューアルバムで、1968年に発売されました。タイトル曲「I Put a Spell on You」や「Suzie Q」など、ブルースやR&Bのカバー曲が多く収録されています。
オリジナル曲では、「Porterville」や「The Working Man」などがあります。CCRの原点とも言えるアルバムです。
ベイヨウ・カントリー
CCRのセカンドアルバムで、1969年に発売されました。タイトル曲「Born on the Bayou」や「Proud Mary」など、南部の風景や雰囲気を感じさせる曲が多くあります。
また、「Good Golly Miss Molly」や「Keep on Chooglin’」など、ロックンロールの要素も強いです。CCRの代表作の一つです。
グリーン・リバー
CCRのサードアルバムで、1969年に発売されました。タイトル曲「Green River」や「Bad Moon Rising」など、ヒット曲が多く収録されています。
また、「Lodi」や「Wrote a Song for Everyone」など、メロディアスで感傷的な曲もあります。CCRの最高傑作とも評されるアルバムです。
ウィリー・アンド・ザ・プアボーイズ
CCRのフォースアルバムで、1969年に発売されました。タイトル曲「Down on the Corner」や「Fortunate Son」など、社会風刺や反戦のメッセージが込められた曲が多くあります。
また、「Cotton Fields」や「Midnight Special」など、フォークやカントリーの影響も感じられます。CCRの多彩な魅力が詰まったアルバムです。
コスモス・ファクトリー
CCRのフィフスアルバムで、1970年に発売されました。タイトルは、レコーディングに使った倉庫を指しています。
「Travelin’ Band」や「Up Around the Bend」など、エネルギッシュなロックナンバーが多くあります。また、「Who’ll Stop the Rain」や「Long as I Can See the Light」など、しっとりとしたバラードもあります。CCRの最も成功したアルバムです。
ペンデュラム

CCRのシックスアルバムで、1970年に発売されました。タイトルは、音楽の変化や時代の移り変わりを表しています。
「Have You Ever Seen the Rain」や「Hey Tonight」など、ポップでキャッチーな曲が多くあります。また、「Pagan Baby」や「Rude Awakening #2」など、実験的な曲もあります。CCRの音楽的な幅を広げたアルバムです。
モード
CCRのセブンスアルバムで、1972年に発売されました。
タイトルは、バンドの不和や解散の危機を表しています。「Sweet Hitch-Hiker」や「Someday Never Comes」など、ヒット曲が収録されています。しかし、「Lookin’ for a Reason」や「Need Someone to Hold」など、暗く重い曲も多くあります。CCRの最後のオリジナルアルバムです。
ライヴ・イン・ヨーロッパ
CCRのライブアルバムで、1973年に発売されました。1971年に行われたヨーロッパツアーの模様を収録しています。「Born on the Bayou」や「Proud Mary」など、代表曲が熱演されています。
また、「Tombstone Shadow」や「Keep on Chooglin’」など、長尺でジャムセッションが展開されています。CCRのライブの迫力が伝わるアルバムです。
クロニクル Vol.1
CCRのベストアルバムで、1976年に発売されました。20曲が収録されており、ほぼ全てがシングルカットされた曲です。「Bad Moon Rising」や「Down on the Corner」など、ヒット曲が満載です。
また、「I Heard It Through the Grapevine」や「Susie Q」など、カバー曲もあります。CCRの魅力を凝縮したアルバムです。
クロニクル Vol.2
CCRのベストアルバムで、1986年に発売されました。20曲が収録されており、Vol.1に収録されなかったシングルカットされた曲やアルバム収録曲が中心です。
「Hey Tonight」や「Have You Ever Seen the Rain」など、名曲が多くあります。また、「Walk on the Water」や「45 Revolutions Per Minute (Part 1)」など、レアな曲もあります。CCRの裏面を知ることができるアルバムです。