ボストンといえば、アメリカのロックバンドの代名詞とも言える存在です。
1970年代から現在まで、数々の名曲を生み出してきたボストンは、ロックファンにとっては外せないバンドです。
今回は、ボストンのおすすめアルバムを7つ紹介します。どれも素晴らしい作品なので、ぜひ聴いてみてください。
洋楽の歴史的名盤に詳しくなりたいという方は、『死ぬ前に聴くべき1001枚のアルバム』という書籍をチェックするのもおススメです。電子書籍版もあるので、かさばらず便利です。


「Amazon Music Unlimited」なら、3ヶ月無料で聴き放題をお試しできるのでオススメです!
ボストンのおすすめアルバム7選
ボストンのおすすめアルバム7選をご紹介します。ボストンは、SFチックなジャケットも魅力的です。
ちなみに、『ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 | 2020年改訂版』では、残念ながらランクインしていませんでした。
『幻想飛行』 – Boston (1976年)
ボストンのデビューアルバムであり、最高傑作とも言われる『幻想飛行』。
このアルバムは、リーダーのトム・ショルツが自宅の地下室で録音したもので、驚くべきことに、ほとんどの楽器を彼一人で演奏しています。
そのサウンドは、クリスタル・クリアなギターとハーモニーが特徴で、まさに幻想的な空間を作り出しています。
代表曲は「モア・ザン・ア・フィーリング」や「ピース・オブ・マインド」などです。
「モア・ザン・ア・フィーリング」は超有名曲で、僕も好きな曲の一つです。
『ドント・ルック・バック』 – Don’t Look Back (1978年)
2作目のアルバム『ドント・ルック・バック』は、前作の成功によるプレッシャーから、トム・ショルツが精神的に疲弊した状態で制作されました。
それでも、彼は自分の音楽性に妥協せず、高品質なロックを聴かせてくれます。
タイトル曲「ドント・ルック・バック」は、前向きなメッセージが印象的なナンバーです。
『サード・ステージ』 – Third Stage (1986年)
前作から8年もの間を空けて発表された3作目のアルバム『サード・ステージ』は、トム・ショルツが自ら開発したデジタル録音システムを用いて制作されました。
その結果、より洗練されたサウンドが生まれました。
このアルバムでは、恋愛や人生についてのテーマが多く取り上げられており、成熟した表現が見られます。代表曲は「アマンダ」や「ウィー・アー・レディ」などです。
『ウォーク・オン』 – Walk On (1994年)
4作目のアルバム『ウォーク・オン』は、ボーカリストのブラッド・デルプが脱退した後に制作されたもので、新たにフラン・コスモが加入しました。
このアルバムでは、トム・ショルツ以外のメンバーも作曲に参加しており、より多彩な楽曲が揃っています。タイトル曲「ウォーク・オン」は、前作の続編とも言える壮大な曲です。
『グレイテスト・ヒッツ』 – Greatest Hits (1997年)
ボストンのベスト・アルバム『グレイテスト・ヒッツ』は、ボストンの代表曲を集めたもので、初心者にもおすすめです。
このアルバムには、新曲「テル・ミー」や「ハイアー・パワー」なども収録されています。また、トム・ショルツがリマスタリングを行ったことで、より鮮明なサウンドが楽しめます。
『コーポレイト・アメリカ』 – Corporate America (2002年)
5作目のアルバム『コーポレイト・アメリカ』は、ブラッド・デルプが復帰したことで話題になりました。このアルバムでは、社会や政治に対する批判的な視点が反映されており、ボストンの新たな一面が見られます。
また、フラン・コスモとブラッド・デルプの二人のボーカルが絡むことで、より豊かなハーモニーが生まれました。
『ライフ、ラブ&ホープ』 – Life, Love & Hope (2013年)
6作目のアルバム『ライフ、ラブ&ホープ』は、ブラッド・デルプが2007年に亡くなった後に発表されたもので、彼の遺作とも言えます。
このアルバムでは、トム・ショルツがほぼ全ての楽器を演奏しており、彼の音楽への情熱が感じられます。
また、女性ボーカルやオーケストラも参加しており、バラエティに富んだ作品になっています。
「Amazon Music Unlimited」なら、3ヶ月無料で聴き放題をお試しできるのでオススメです!