クロスバイクのタイヤは、舗装路からオフロードまで多彩な走行環境に対応するため、特殊なデザインや構造が施されています。
しかし、一体どのようなタイヤを選べばよいのか、初心者にとっては迷いが生じるかもしれません。
そこで今回は、クロスバイクにおすすめのタイヤについてご紹介します。サイズ・太さ・値段を解説します!
クロスバイクは街中でよく見かけます。タイヤ寿命の見分け方を含め、初心者がタイヤ交換したい場合のクロスバイク・おすすめタイヤを紹介します。
- クロスバイクとは?
- クロスバイクタイヤの種類
- クロスバイクのサイズの選び方
- クロスバイクのタイヤの交換時期
- クロスバイクタイヤのおすすめメーカー
- クロスバイクのおすすめタイヤ【2024年】
- シンコー SR-018 スピードクロスタイヤ
- パナレーサー(Panaracer) リブモ S 8W728-RBS
- パナレーサー(Panaracer) コンフィ F728-CMF
- SERFAS(サーファス) セカ 700X28C
- IRC METRO メトロタイヤ 700×28C
- IRC JETTY PLUS 700X28C
- シュワルベ(SCHWALBE)マラソン 700C タイヤ
- パナレーサー(Panaracer) カテゴリー S2 F723 CATS
- MICHELIN(ミシュラン) DYNAMIC CLASSIC
- パナレーサー(Panaracer) クローザープラス F725-CLSP
- Continental(コンチネンタル) ウルトラスポーツ3 クリンチャー 700c
- パナレーサー(Panaracer) パセラ 8W728-18
- Vittoria(ビットリア) タイヤ ルビノ プロ
- クロスバイクのおすすめタイヤ12選【2024年】|まとめ
クロスバイクとは?
クロスバイクとは、一般的にMTB・ロードバイク・ツーリングバイク・トレッキングバイクなどの自転車の総称で呼ばれています。いわゆる、ママチャリや実用車以外の自転車となります。
ちなみにクロスバイクという呼び方は、和製英語なので、海外では通じない言葉だそうです。
クロスバイクタイヤの種類
タイヤの種類は、主に、以下の3種類があります。
- クリンチャー
- チューブラー
- チューブレス
クロスバイクのタイヤは、クリンチャータイヤのラインナップが多いです。
タイヤにチューブを入れて、ホイールに嵌めるタイプが、クリンチャータイヤです。
現在ほとんどの自転車には、クリンチャータイヤが搭載されています。
クリンチャータイヤのメリット
現在一番普及しているため、販売しているタイヤの種類が豊富という利点があるタイヤです。
メーカーや値段も様々な物が出回っており、豊富なカラー・軽量タイプ・耐パンクタイプなど、使用状況に合わせて自由に選べます。
クリンチャータイヤのデメリット
クリンチャータイヤはチューブを使用するタイヤです。
そのため、クリンチャータイヤは空気圧が少ない時や、釘などの細い金属が刺さった時に、パンクをしやすいというデメリットがあります。
ただし、万が一パンクをした場合でも、タイヤレバーなどのパンク修理キットを持っていれば、修理を行えます。
パンク修理は慣れてしまえば簡単です。パンク修理ができるようになれば、自分でタイヤ交換もできるようになります。
クロスバイクのサイズの選び方
クロスバイクのタイヤの選び方は、タイヤの内径と幅を同じものを買えば、選び方としては問題ありません。
選び方の基準としては、以下の通りです。
使用されている地域 | 規格 | 世界での普及比率 |
イギリスやフランスなどのヨーロッパ | WO(ワイヤードオン)規格 | 8 |
アメリカ | HE(フックドエッジ)規格 | 2 |
WO規格が圧倒的に使用されています。単純な選び方として、アメリカ製のクロスバイクならHE規格と考えて良いでしょう。
WO規格について
WO規格はヨーロッパ規格とも言われ、日本にも馴染み深いミリ単位で表示されています。
そして、ホイール・リムの規格であるA・B・Cがつきます。
例えば、700×28Cと表記されていた場合、タイヤの内径が700mmでタイヤ幅28mm、リム規格がCと言う意味です。
タイヤの内径は変更できませんが、タイヤ幅28mm前後でC規格なら装着可能です。
細いタイヤは、転がり抵抗の少なさと軽さがメリットとなります。一方、不安定や衝撃吸収性が弱いというデメリットもあります。
太いタイヤは、グリップ力、より高い安定性、乗り心地の良さがメリットです。一方、重さ、転がり抵抗の高さがデメリットとなります。
タイヤのサイズの目安 | 用途 |
28C | とにかくスピードが欲しいという場合 |
32C | 衝撃吸収性のほか、スピードも多少ほしい場合 |
35Cのタイヤ | 道路の段差等で受ける衝撃を少しでも軽減したい場合(35Cは太めです) |
現在、日本製クロスバイクはこの企画です。WOは2つに分かれています。
自転車の種類 | 規格 |
ママチャリなど | イギリス規格 |
アメロード・クロスバイク: | フランス規格 |
タイヤ変更の際の選び方の基本となるため、しっかりおさえておきましょう。
WO規格の表記について
WO規格は2つに分かれています。
規格 | 表記方法 | 備考 |
フランス規格 | ミリ単位表記 | クロスバイクに使われている |
イギリス規格 | インチ単位表記 | ママチャリや実用車に使われている |
イギリス規格の表記は、28×1 3/4となっていた場合、タイヤ内径28インチ・タイヤ幅1 3/4インチとなり、ミリ単位に変換するとタイヤ内径700ミリでタイヤ幅4.45ミリとなります。
クロスバイクではフランス規格が主流であり、700×〇〇Cのサイズが主流です。
なお、クロスバイクでは、タイヤサイズは700サイズが一般的です。
ETRTO規格について
ETRTO規格は、WO規格(イギリス規格・フランス規格)やHE規格と入り混じっているので、タイヤの互換性を高めるための統一規格として誕生しました。
インチをミリに換算して表示する規格で、WO(フランス)規格に近い表記になっています。タイヤ選びの基本となるでしょう。
カラーで選ぶ
最近では、カラータイヤやカラーレタリングのタイヤも色々と発売されています。黒いタイヤ以外の選択肢も豊富となっています。
カラー種類が豊富なタイヤだと、クロスバイク本体の色との組み合わせを考えて選ぶこともできる点がメリットです。
カラータイヤは、愛車のロードバイクに合わせてコーディネートできるので、タイヤの変更が楽しみになります。
タイヤの溝の種類で選ぶ
道路面と直接接する部分をトレッドと言います。トレッドに刻まれた溝は「トレッド パターン」と呼ばれています。
次のような基準で選ぶのが良いでしょう。
路面 | 選ぶべきタイヤの溝 |
乾いたスムーズな路面 | 溝がない(スリック) |
濡れて荒れた路面 | 溝があるパターン |
雨の日は溝のあるパターンの方がスリップしにくいとも言えます。走行する状況を考えた上で、選ぶと良いでしょう。
ワイヤービードかケブラービードかで選ぶ
ワイヤービード(リジッドクリンチャータイヤ)
ビード部に鋼線が入っているのがワイヤービードです。
ワイヤービードを採用しているタイヤの場合、安さと丈夫さがメリットです。
デメリットとしては、多少重量が重くなります。
また、8の字の二つ折りなら一応できますが、タイヤを折り畳むことはできません。
なので、遠征時の予備タイヤとしては持って行けないと言うか、適していません。
ケブラービード(フォールディングクリンチャータイヤ)
ケブラービードのタイヤには、アラミド線維が入っています。
ケブラービードのタイヤは、コンパクトな箱に入っていることが多いです。
そのため、予備タイヤとして持ち運びしやすいのがメリットです。
また、ワイヤービードよりも軽量なものが多いです。タイヤ交換も楽に行えるのもメリットです。
一方、デメリットとして、ワイヤービードより高価な傾向があります。
空気圧で選ぶ
体重が約65~75kgの方の場合、空気圧は、7BAR(100PSI≒690kPa)という数字が基本となります。そこから自分に合う空気圧を探していくのが良いでしょう。
空気圧の単位には、BARやkPa、PSIが用いられます。変換できるサイトもあるため、そちらを活用するのも良いでしょう。
ちなみに、100kPa=1BARです。PSIで言うと、600kPa=87PSIです。
参考サイト:圧力単位変換ツール
ちなみに、最大空気圧の低いタイヤに無理やり空気を入れると、ひび割れが起こるので注意が必要です。僕は2回ほどやらかしています。
売れ筋商品からタイヤを選ぶ
通販大手の、Amazonの自転車用タイヤの売れ筋ランキングを確認するのもオススメです。
ランキング上位のクロスバイク用タイヤは人気でかつ売れ筋のタイヤであることが多いです。
クロスバイクのタイヤの交換時期
クロスバイクのタイヤ交換時期は、使用者の乗り方によって多少異なります。そのため、目安として説明します。
クロスバイクのタイヤは、走行距離で言うと、だいたい3000Kmで交換するのが一般的と言われていますが、距離で管理している人はなかなかいないと思います。
そのため、期間で考えましょう。具体的には、1年半~2年が交換目安です。
クロスバイクに乗っていなくともタイヤは紫外線の影響などを受け、劣化していきます。
ブレーキを多用したり、体重が重い人が乗った場合、タイヤの減り方は異なります。
タイヤの溝が少なくなっていたり、ひび割れを見つけた時も交換の対象となります。
また、パンクがよく発生するような場合も、タイヤの劣化なので交換してください。
クロスバイクタイヤのおすすめメーカー
クロスバイクタイヤのおすすめメーカーもご紹介します。
パナレーサー(Panaracer)
パナレーサー(Panaracer) は圧倒的な知名度と信頼度を誇るメーカーです。
パナレーサーは、日本の自転車用のタイヤメーカーです。
かなり有名なメーカーであり、品質には信頼感もあります。ユーザーサービスもきちんとしていると評判です。
迷ったらパナレーサー(Panaracer) を選んで間違いないメーカーの一つと言えるでしょう。
Amazonでもかなり前からずっと、売れ筋上位にランクインし続けています。
パナレーサーは、タイヤチューブなどの商品も販売しています。
マキシス(MAXXIS)
マキシス(MAXXIS)は、世界160カ国以上で展開するグローバルブランドです。
マキシス(MAXXIS)は、オフロード・自転車レースのワールドカップを主催するなどして、レース界からのタイヤデータを積極的に製品にフィードバックしています。
タイヤのバリエーションが豊富なメーカーです。マキシス(MAXXIS)は、レース界からのフィードバックで作られるタイヤです。
ケンダ
ケンダは、台湾のメーカーです。自転車だけでなく、自動車用タイヤも製造・販売している、世界的なタイヤメーカーです。
ケンダは、自転車においては高性能なクロスバイク用タイヤを多種ラインナップしています。また、カラータイヤも人気が高いです。
シュワルベ(SCHWALBE)
シュワルベ(SCHWALBE)は、ドイツの自転車タイヤメーカーです。
すべての自転車の種類のタイヤを製造・販売しています。シュワルベは、伝統あるメーカーなだけに、選んでも安心感があります。
ヨーロッパ規格を中心に製造・販売しています。
シンコー
シンコーは日本の老舗的メーカーです。リーズナブルな価格の商品もあります。
SERFAS(サーファス)
SERFAS(サーファス) は、アメリカ・カリフォルニアのメーカーで、自転車用品から事業を開始したメーカーです。
IRC
IRCは、オートバイや自転車のタイヤを古くから作り続けている日本のメーカーです。
タイヤ幅も一般的なものがラインナップされています。
ミシュラン
ミシュランはフランスを本拠地を置いており、世界中に展開している有名メーカーの一つです。
世界に愛されるタイヤメーカーと言ってもよく、製品の性能も確かなものです。
ちなみに、レストランなどの格付けを行っている『ミシュランガイド』は、ミシュランから発売されています。
コンチネンタル
コンチネンタルは、2輪車のタイヤ界では、歴史のあるドイツのタイヤメーカーであり、世界的な2輪車タイヤメーカーです。
コンチネンタルは、自動車用のタイヤとして、世界4位のシェアを持っています。
ロードレースにおいては、プロの人も沢山使用しています。
ビットリア
ビットリアは、イタリア発祥の世界的自転車タイヤメーカーです。
日本にも子会社があるので、連絡などを行いたい時も問題なく、安心できます。
ビットリアは、世界で使用されているタイヤなので、性能等で問題はありません。
クロスバイクのおすすめタイヤ【2024年】
クロスバイクのおすすめタイヤをご紹介します。
シンコー SR-018 スピードクロスタイヤ
サイズ | 700×28C |
カラー | 1種類 |
重量 | – |
その他 | 50~75PSI カラー6種類 |
このシンコーのタイヤは、2本セットで約4200円なので、1本あたり約2100円です。
値段は、コスパ的な観点から言うとお得なクロスバイク用タイヤです。安さで選ぶならこのタイヤが良いでしょう。
「SR-018」は、荒れた路面から固い路面までをカバーするために作られています。
性能は十分ですので、交換や変更の際の候補となります。値段的にも、2本セットでお得です。
サイズとタイヤ幅は、一般的なサイズである700×28Cです。
荒れた路面でも楽に走破できるように、工夫されたタイヤパターンを採用しています。乗り心地や雨の日のことも考えられています。
スピード求めた場合、専用タイヤにはかないませんが、一般的な使用には問題ない性能です。
空気圧は、50~75PSIと記載されていますが、これは低い部類である点は要検討となるでしょう。
パナレーサー(Panaracer) リブモ S 8W728-RBS
サイズ | 700×28C |
カラー | 4種類 |
重量 | 500g(700×28Cの場合) |
その他 | ビード: ワイヤー 推奨内圧(kPa):550-750(700×28Cの場合) |
パナレーサーの「RiBMo」の弟分となるコストパフォーマンスモデルという位置付けです。リブモ Sは、街乗りや通勤用としてオススメです。
リブモ Sの推奨内圧は、700×28Cの場合で、550-750kPa(≒79~108PSI)ですので、比較的高圧にも対応している点も安心です。
重量は700×28Cの場合で500gのため、重いです。
パナレーサー(Panaracer) コンフィ F728-CMF
サイズ | 700×28C |
カラー | 6種類 |
重量 | 290g |
その他 | クリンチャータイヤ 推奨内圧(kPa):MAX 735(≒106PSI) |
サイズ・幅など種類を多数ラインナップしているので、交換をする際にも選択肢の幅があります。
パナレーサー(Panaracer) コンフィは、値段も安く、コストパフォーマンスに優れたタイヤです。
その点が好評です。コンフィのサイズは、一般的な700×28Cです。
コンフィの重量は290gと軽量なので、軽い乗り心地というメリットがあります。
コンフィのタイヤの表面パターンが細かく、雨天時の走行や水たまりも考慮してあります。
パターンが消えかけたら交換時期です。雨天時は危険です。
購入サイトでのレビューも参考になるかと思います。
使用自転車の種類はクロスバイク・ロードバイクです。
推奨内圧は、MAX 735kPa(≒106PSI)のため、高圧にも対応しており安心です。
ケブラービード(=フォールディング)なので、小さく畳んで保存しておくこともできるくらいコンパクトになるのも特長です。
800デニールの太いナイロンコードが使われており、耐サイドカット性が向上しています。
コンフィのカラーは、6種類もラインナップされており、かなり多い部類です。クロスバイクのコーディネートも楽しめます。自分のクロスバイクとのバランスを考えて選べます。ツートンカラーでファッショナブルなものもあります。
リブモSとコンフィの違いについて
パナレーサー(Panaracer) のリブモSは、通勤などの実用性を重視したい人にオススメのタイヤと言えます。
耐久性及び耐パンク性には優れています。
その反面、重量は500g(700×28C)あり、重いです。そして、硬くて、グリップは良い部類ではありません。
コンフィは、290gと比較的軽量であり、グリップも良いです。
乗り心地も柔らかい部類です。ただし、耐久性及び耐パンク性については、特筆すべき点は見当たりません。
SERFAS(サーファス) セカ 700X28C
サイズ | 700×28C |
カラー | 3種類 |
重量 | 参考重量:300g(23C)、315g(25C)、330g(28C) |
その他 | 空気圧:125psi |
アメリカといえばHE規格ですが、この製品はWO規格のフランス規格で製作されています。
値段的にも、交換時や変更時にも手を出せる設定になっています。
「アメリカで圧倒的な人気を誇るトレーニング・通勤タイヤ」と書かれています。
このタイヤは、レイヤーに特殊ナイロン層が使われており、パンクに強くなっています。
他のタイヤに比べ、パンクの回数は減ることが期待できます。
※もちろん、パンクしないタイヤというわけではありません
ハイグリップのコンパウンドが使用されており、雨天時の排水性のタイヤパターンの性能も高いです。雨の日も使用できますが、雨の日は滑りやすいとの意見もあるので、念のため注意して使用しましょう。
カラーは3種類ラインナップされています。
IRC METRO メトロタイヤ 700×28C
サイズ | 700×28C 700×32C 700×35C |
カラー | 1種類 |
重量 | 470g |
その他 | 回転方向の指定なし 推奨空気圧:500~650kPa/75~95PSI |
IRCのメトロタイヤは、街乗りを意識したタイヤです。
乗り心地を意識しており、耐久性も考えた作りとなっています。タイヤパターンも街乗りを意識したパターンを採用し、回転方向の指定もないのが特長です。
センターリッジパターン採用により、転がり抵抗が軽減しています。
ビードからビードまで全面にカーカスを1枚追加し、4層で構成されたタイヤです。それにより、高いタイヤ剛性を実現しています。リム打ちパンクや突き刺しによるパンクのトラブルを軽減します。
タイヤのサイドは、耐久性に優れたゴムでカバーされており、強化もされています。
街乗りを意識しているので、雨天走行も十分意識したパターンを採用しています。
耐久性もあり、値段的に考えるとコストパフォーマンスは高いタイヤです。
重量は重めの部類なので、そこは要検討事項です。空気圧は75-95PSIなので、やや低い部類である点は要検討です。色は、ブラックとイエローの2種類がラインナップされています。
IRC JETTY PLUS 700X28C
サイズ | 700×28C、700 x 23c |
カラー | 4種類 |
重量 | 275g(700×23Cの場合) 335g(700×28Cの場合) |
その他 | 空気圧:80-100(psi) |
IRC JETTY PLUSは、僕が2022年から使っているタイヤです。特に不満はありません。
タイヤの剛性を高めるために、太くて耐久性に優れたケーシングが用いられています。グリップ性能も良く、晴れの日だけでなく、雨の日のサイクリングにも対応しているのが特徴です。
空気圧も80~100psiまで対応しているので、標準体型のかたには問題なく使用できると思います。
シュワルベ(SCHWALBE)マラソン 700C タイヤ
サイズ | 700×25C、他 |
カラー | 1種類 |
重量 | 520g(700×25Cの場合) |
その他 | オフロード向きタイヤ |
このマラソンは不整地を含むオールラウンドタイプのタイヤです。
マラソンは、現在では趣味性の高いタイヤとみられますが、普段使いでも問題なく使用できます。
耐久性がある分、重量は700×25Cのモデルで520gと、かなり重い部類なので、そこは要検討です。また、走行音は多少します。
しかしながら、約3mmの厚みを持つ耐パンク材「グリーンガード」を搭載しており、耐パンク性能が向上しています。
パンク修理の回数を減らしたい!という方にはおススメです。
夜間走行時も安心なリフレクターを搭載しており、光を反射してくれます。
趣味性を考慮すれば、値段はコストパフォーマンスに優れていると言えるタイヤです。
パナレーサー(Panaracer) カテゴリー S2 F723 CATS
サイズ | 700×23C |
カラー | 9種類 |
重量 | 240g |
その他 | – |
パナレーサーの「カテゴリーS2」は、ラウンド型の断面形状とダイヤ目のトレッドパターンを組み合わせた、仕様となっています。初心者でも乗りやすいタイヤです。
また、800デニールの太いナイロンコードを使ったケーシングで、サイドカット性が強くなっており、耐久性が高まっています。
日本製で、重量は240g、色は黒以外にも白や青などがあります。
このタイヤに関するレビューでは、グリップ力や走行感が良いという声や、価格が安いという声が多く見られました。
MICHELIN(ミシュラン) DYNAMIC CLASSIC
サイズ | 700×28C |
カラー | 1種類 |
重量 | – |
その他 | ワイヤービード採用 |
このダイナミッククラシックは、シックな感じのするクロスバイクに似合うタイヤに仕上がっています。
クラシックタイプのクロスバイクを使用している人には、ちょうど良いクロスバイク用タイヤです。
懐かしい感じのスタイルに仕上げられています。
サイズは主流である700×28Cです。雨天時の走行については、伝統的タイヤパターンを採用しており、とりたてて問題はありません。
ワイヤービードを採用しています。通勤などの普段使いに向いているクロスバイク用タイヤです。値段も手頃なので、コスパの高いタイヤといえます。
パナレーサー(Panaracer) クローザープラス F725-CLSP
サイズ | 700×25C |
カラー | 5種類 |
重量 | – |
その他 | – |
パナレーサーの「F725-CLSP」は、天然ゴムを使った高反発弾性のZSGコンパウンドという素材を使用しており、耐久性や耐摩耗性が高く、路面とのグリップ力も抜群です。
また、トレッド形状もコンパウンドの性能を最大限に引き出すように最適化されています。
さらに、PRベルトというナイロンタフタで作られたベルト構造が内部に入っているため、パンクにも強いです。サイズは700×25Cで、ビードは折り畳み式です。
パナレーサーの「F725-CLSP」は、ロードレースや通勤やツーリングなど、様々なシーンで活躍するタイヤです。価格も手頃でコストパフォーマンスが高いです。
Continental(コンチネンタル) ウルトラスポーツ3 クリンチャー 700c
サイズ | 700×23C、25C、28C |
カラー | 6種類 |
重量 | 290g(28Cの場合) |
その他 | 推奨空気圧(PSI):110~120(23C)、95~120(25C)、80~115(28C)、65~102(32C) |
2輪車用のタイヤも古くから、販売・研究しており、ウルトラスポーツ3はウルトラスポーツ2の後続モデルです。長い技術の積み重ねで登場し販売されています。
本タイヤは2本セットなので、値段的にもお得なタイヤです。Amazonでも評判のタイヤです。
タイヤ幅は4種類(23C、25C、28C)がラインナップされています。ウルトラスポーツ2では32Cも販売されていましたが、ラインナップから消えています。
クロスバイクのリムに合わせた選び方が可能なので、交換時に迷うことが無い点がメリットです。
ウルトラスポーツ3は、オートバイのタイヤでは一般的な3レイヤー構造採用しており、タイヤ全体の耐久性が高められています。
タイヤの表面はスリックタイプとなっており、サイドには排水用の溝が切ってあります。そのため、タイヤはスリックですが、雨でも心配はありません。
ピュアグリップコンパウンドが用いられており、雨に対するグリップを確保されています。ただ、雨の日は滑りやすいという口コミもあるので、要検討となります。
転がり抵抗や乗り心地は従来製より、確実に良くなっています。
パナレーサー(Panaracer) パセラ 8W728-18
サイズ | 700×28C |
カラー | 5種類 |
重量 | – |
その他 | – |
パナレーサーのパセラは、サイド部分がゴムで補強されています。
これにより、サイドカットに強く、耐久性や耐摩耗性が高いです。
また、デュラブルコンパウンドという素材でできているため、路面との接地感も良く、快適な走行ができます。
サイズは700×28Cで、ビードはワイヤー式です。クロスバイクやロードバイクにも合うタイヤです。
通勤や通学やロングライドなど、様々なシーンで活躍するタイヤです。価格もリーズナブルでコストパフォーマンスが高いです。
Vittoria(ビットリア) タイヤ ルビノ プロ
サイズ | 700×23C、25C、28C |
カラー | 5種類 |
重量 | 245g(28Cの場合) |
その他 | ケブラービード使用 |
本製品のルビノプロは、ロード寄りのタイヤです。スピードよりも耐久性能を重視しているので、普段使いに向いているタイヤと言えます。
サイズは、タイヤ幅3種類(23、25、28)がラインナップされています。交換や変更時に幅広く対応できる品揃えとなっている点がメリットです。
重量は245g(700×28Cの場合)であり、軽量タイプのタイヤです。
ロードよりのタイヤに定評のあるメーカーですが、その中でも一般のクロスバイクに使用できるタイヤです。
耐久性や耐パンク性も向上させてあるので、グリップ力はそのままで、スピード性は多少落とされています。雨天走行も問題なく、スピードを求めた製品より安全です。
ケブラービードが使用されています。
価格はかなり高額な部類です。
クロスバイクのおすすめタイヤ12選【2024年】|まとめ
クロスバイクにおすすめのタイヤを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
自分のライディングスタイルや使用環境にあわせて、最適なタイヤを選ぶことが大切です。
快適で安全なライドを楽しむためにも、適切なタイヤ選びを心がけましょう。
また、タイヤの選び方や交換方法については、自転車店やメーカーのWebサイトなどを参考にすると良いでしょう。新しいタイヤでさらなるクロスバイクライフをエンジョイしましょう。
クロスバイクの日本での主流のクリンチャータイプを紹介しました。
ご紹介した通り、様々なタイヤが売られているため、自分の好みに合わせて選択すると良いでしょう。今回は、代表的なメーカーの人気タイヤをご紹介しました。
クロスバイクのタイヤを買われる際は、ご参考にしてみて下さい。Amazonの自転車用タイヤの売れ筋ランキングを確認するのもオススメです。