長らくスマートウォッチの愛用者であったのですが、最近その腕から外すことを決意しました。
便利な機能やスタイリッシュなデザインに魅了された一方で、日常生活におけるデメリットが次第に気になり始めたからです。
この記事では、僕がスマートウォッチをやめることに至った理由について考察してみます。
スマートウォッチをやめた理由
僕がスマートウォッチをやめた理由は以下の通りです。
バッテリー不良で壊れてしまった
スマートウォッチが壊れました(泣)
購入してから3年も経っていないのですが充電ができなくなるトラブルに見舞われました。
リチウムイオン電池は500回ほど充電することができるはずです。
僕の持っていたスマートウォッチは一回の充電で約2週間持つスマートウォッチを持っていたので、3年たたずに充電ができなくなったというのは、充電の回数によるスマートウォッチの故障ではないようです。
24時間ずっと起動していたので、使いすぎにより内部がダメになってしまったのかもしれません。
最後は充電ができなくなってしまったので価格を考えると三年もたずに壊れてしまったのは残念です。
一般的に、スマートウォッチの寿命は、2~3年と言われているので、僕のスマートウォッチも世間一般に言われている寿命で使えなくなってしまいました。
画面に傷が付くのを気にしながら生活するのに疲れた
スマートウォッチは手首に付けるものなので、どうしても日常生活で画面に傷が付きやすいです。
僕は常に画面保護フィルムを貼っていましたが、それでも気になってしまいます。画面が傷だらけになると、見た目も悪くなりますし、操作性も悪くなります。
スマートウォッチを使うために、生活スタイルを変える必要があると感じました。
充電が面倒だった
スマートウォッチはバッテリーの持ちが悪いので、毎日充電する必要があります。
僕は就寝前に充電することにしていましたが、忘れたり、充電器を持ち歩いたりするのが面倒でした。また、充電中はスマートウォッチの機能が使えないので、睡眠トラッキングやアラームなどが使えませんでした。
スマートウォッチは便利な機能が多いですが、それらを使うためには常に充電を気にしなければなりませんでした。
中には14日ほど充電がもつスマートウォッチもあるので、それを使うと充電の問題からは解消されます。
通知が多すぎた
スマートウォッチはスマートフォンの通知を手首に表示してくれますが、それが逆にストレスになりました。
メールやSNSの通知はもちろん、天気やニュース、アプリの更新など、さまざまな情報が次々と流れてきます。
僕は仕事中や会議中にも通知を見てしまう癖がありましたが、それが集中力を妨げていました。
また、通知を見るたびに手首を動かすので、周囲に迷惑をかけていると感じました。スマートウォッチは情報過多に陥りやすいです。
しかし、通知をオフにしてしまえば問題ありません。
操作性が悪かった
スマートウォッチは画面が小さいので、操作性が悪いです。
タッチ操作や音声操作は不安定で、思ったように反応しません。
また、ボタンやダイヤルも小さくて押しにくいです。僕は時々誤操作をしてしまっていました。
スマートウォッチはスマートフォンよりも使い勝手が悪いです。
大きな画面のスマートウォッチを選べば、操作性の問題は解消できますし、滑らかに動くものもあったりするので、そういう製品を選ぶことで、この問題は解決できます。
アプリの種類や質が低かった
スマートウォッチはアプリストアでさまざまなアプリをダウンロードできますが、その種類や質は低いものもあります。
僕は健康管理やフィットネスなどのアプリを使っていましたが、バグや不具合が多くてイライラしました。
また、有料アプリやサブスクリプションサービスも多くてコストパフォーマンスが悪いと感じました。
デザインが好みではなかった
スマートウォッチはファッションの一部でもありますが、僕はデザインが好みではありませんでした。
僕はシンプルでクラシックな時計が好きなので、スマートウォッチは派手で目立ちすぎると感じました。
また、バンドやケースの交換もできますが、それにもお金がかかります。スマートウォッチは自分のスタイルに合わせるのが難しいです。
着せ替えデザインを有料で購入することでデザインを変更できるものもあるので、そういったバリエーションの多いスマートウォッチを選べば、この問題は解決できます。
セキュリティやプライバシーが心配
スマートウォッチはスマートフォンと連携しているので、セキュリティやプライバシーが心配です。
僕はパスコードや顔認証などのロック機能を使っていましたが、それでも万が一紛失や盗難にあったら、個人情報や機密情報が漏洩する可能性があります。
また、スマートウォッチは常に位置情報や健康情報などを収集しているので、それらが第三者に利用されることもあり得ます。
スマートウォッチはセキュリティやプライバシーに対するリスクが高いです。
故障や修理が面倒
スマートウォッチは高価な電子機器なので、故障や修理が面倒です。
僕は水没や落下などの事故に遭ったことはありませんでしたが、それでも画面の不具合やバッテリーの劣化などの問題に直面しました。
スマートウォッチは修理に出すと時間もお金もかかりますし、保証期間も短いです。スマートウォッチは耐久性や信頼性に欠けるです。
依存性が高かった
スマートウォッチは便利な機能が多いですが、それが逆に依存性を高めます。
僕はスマートウォッチを使うことで、時間や天気やニュースなどの情報を常に手元に持っていることに慣れてしまいました。
しかし、それは本当に必要な情報なのでしょうか?
僕はスマートウォッチを使わなくても生活できることに気づきました。スマートウォッチは自分の判断力や自立性を奪う可能性があります。
幸福感が低下した
スマートウォッチは生活を便利にすることで、幸福感を高めると思われがちですが、実際にはそうではありません。
僕はスマートウォッチを使うことで、自分の健康状態や運動量や睡眠時間などを常に計測していましたが、それが逆にストレスになりました。
自分のパフォーマンスを常に評価されているような気分になりました。
また、他人と比較してしまうこともありました。スマートウォッチは自分の幸福感を低下させる可能性があります。
スマートウォッチのメリットとデメリット
スマートウォッチは便利な機能がたくさんありますが、それには代償があります。
バッテリーの持ちや充電の手間、画面の小ささや操作性の悪さ、プライバシーの問題や健康への影響など、スマートウォッチには欠点も多いです。
スマートウォッチをやめて得たもの
スマートウォッチをやめてから、僕は自分の時間や体調を自分で管理するようになりました。
また、スマートフォンやパソコンなどの画面から離れる時間が増えて、目や首の疲れが減りました。
さらに、スマートウォッチに気を取られることなく、周りの人や景色に目を向けるようになりました。
スマートウォッチをやめた理由まとめ
スマートウォッチを手放す決断は、利便性と注意の散漫さのバランスを考える過程で生まれました。
通知に振り回され、過度なスクリーンタイムに悩みつつも、アクティビティトラッキングや健康モニタリングのメリットもありました。
スマートウォッチの進化は素晴らしく、多くの人に適しているが、僕にはもう合わないと判断しました。
今後は過去の習慣に戻り、より意識的なデジタルライフを築いていくつもりです。
スマートウォッチは便利な道具ですが、それだけではありません。
スマートウォッチに依存すると、自分の能力や感性が低下したり、ストレスが増えたりする可能性があります。
僕はスマートウォッチをやめて、自分の生活を見直すきっかけにしました。
スマートウォッチを使うかどうかは個人の選択ですが、そのメリットとデメリットをよく考えて決めることが大切だと思います。
この記事は外部ライター様による記事です。