タイは東南アジアにある美しい国で、多くの日本人が観光やビジネスで訪れます。
しかし、タイでは英語が公用語ではなく、タイ語が主に話されています。英語が話せないという理由でタイ旅行を諦めてしまうのはもったいないです。
この記事では、英語が話せない人でもタイ旅行を楽しめる方法を紹介します。
タイ旅行で英語を話せない場合の楽しみ方

事前にタイ語の基本的な挨拶やフレーズを覚える
タイでは、挨拶や礼儀を重視する文化です。日本人としても、相手に敬意を表すことは大切です。そこで、事前にタイ語の基本的な挨拶やフレーズを覚えておくと、現地の人とコミュニケーションを取りやすくなります。例えば、以下のような言葉です。
- こんにちは:サワディー・カー(女性)/サワディー・クラップ(男性)
- ありがとう:コップ・クン・カー(女性)/コップ・クン・クラップ(男性)
- すみません:コートート・カー(女性)/コートート・クラップ(男性)
- はい/いいえ:チャイ/マイ・チャイ
- お会計:ゲープ・チェック
- トイレはどこですか:ホン・ナーム・ユー・ティー・ナイ・カー(女性)/ホン・ナーム・ユー・ティー・ナイ・クラップ(男性)
これらの言葉は、レストランやホテル、タクシーやマッサージなど、様々な場面で役立ちます。また、タイ語では、言葉の最後に「カー」や「クラップ」をつけることで、丁寧さや尊敬の気持ちを表します。女性は「カー」、男性は「クラップ」を使います。これらの言葉を覚えておくだけで、現地の人との距離がぐっと縮まります。
ジェスチャーや絵文字を使って表現する
タイ語が分からなくても、ジェスチャーや絵文字を使って表現することができます。例えば、食べ物が辛いかどうか聞きたいときは、口に手を当てて顔をしかめるジェスチャーをすると分かりやすいです。また、スマートフォンやタブレットなどのデバイスを持っている場合は、絵文字や写真を使って伝えることもできます。例えば、エレファントパークに行きたいときは、ゾウの絵文字や写真を見せると分かりやすいです。
ジェスチャーや絵文字を使うときは、相手に失礼にならないように注意しましょう。例えば、指差しやOKサインは、タイでは失礼な意味に取られることがあります。
また、笑顔やウィンクなどの表情も、文化や状況によって違う解釈がされることがあります。相手の反応を見ながら、適切なジェスチャーや絵文字を選びましょう。
翻訳アプリや辞書を活用する
タイ語が分からなくても、翻訳アプリや辞書を活用することで、英語が話せない人でもタイ旅行を楽しめます。現在、多くの翻訳アプリや辞書がありますが、以下のような機能を持つものを選ぶと便利です。
- オフラインでも使える
- 音声入力や音声出力ができる
- 写真やカメラで文字を認識できる
- フレーズブックや会話例がある
これらの機能を持つ翻訳アプリや辞書は、インターネットに接続できない場所でも使えますし、発音や読み方も確認できます。また、看板やメニューなどの文字を読むこともできますし、よく使われるフレーズや会話例も参考にできます。
翻訳アプリや辞書を使うときは、簡潔で明確な言葉を入力すると、正確な翻訳が得られやすいです。
現地のガイドや通訳を利用する
タイ語が分からなくても、現地のガイドや通訳を利用することで、英語が話せない人でもタイ旅行を楽しめます。現地のガイドや通訳は、タイの文化や歴史に詳しく、観光スポットやレストランなどのおすすめを教えてくれます。また、現地の人との交渉やトラブルの解決なども手伝ってくれます。
現地のガイドや通訳は、インターネットや旅行会社などで事前に予約することができます。料金やサービス内容は、ガイドや通訳によって異なりますが、一般的には1日あたり数千円から数万円程度です。
予約するときは、自分の希望や予算に合ったガイドや通訳を選びましょう。
タイ旅行で英語を話せない場合の楽しみ方まとめ
この記事では、英語が話せない人でもタイ旅行を楽しめる方法を紹介しました。事前にタイ語の基本的な挨拶やフレーズを覚えること、ジェスチャーや絵文字を使って表現すること、翻訳アプリや辞書を活用すること、現地のガイドや通訳を利用することがポイントです。
これらの方法を使えば、英語が話せなくてもタイ旅行は十分に楽しめます。ぜひチャレンジしてみてください。
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