TOTOといえば、1970年代から活躍するアメリカのロックバンドです。
多彩な音楽性と高い演奏技術で、世界中にファンを持っています。TOTOのアルバムは全部で14枚ありますが、その中から私がおすすめする10枚を紹介します。
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TOTOのおすすめアルバム10選
TOTOのおすすめアルバム10選をご紹介します。
TOTOのアルバムは、『ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 | 2020年改訂版』の中には残念ながらランクインしていないようです。
Toto (1978)
TOTOのデビューアルバムです。メンバーは当時セッションミュージシャンとして活躍していたスタジオ・ミュージシャンたちで構成されていました。
このアルバムでは、ポップ、ロック、ジャズ、ファンクなど様々なジャンルの要素を取り入れたサウンドが展開されます。代表曲は「ホールド・ザ・ライン」です。
Hydra (1979)
2枚目のアルバムです。前作よりもプログレッシブな要素が強くなり、コンセプチュアルな作品に仕上がっています。
タイトル曲「ハイドラ」は9分に及ぶ大作で、神話のモチーフを用いた壮大な物語を描いています。
他にも「99」や「スティーヴ・ポーカロのテーマ」など名曲が揃っています。
Turn Back (1981)
3枚目のアルバムです。このアルバムでは、よりハードでシンプルなロックサウンドに挑戦しました。しかし、商業的には成功しなかったため、TOTOの中でもマイナーな作品とされています。
それでも、「グッドバイ・エレノア」や「ライヴ・フォー・トゥデイ」などパワフルな曲が聴けます。
Toto IV (1982)

4枚目のアルバムです。TOTOの最高傑作とも言われるこのアルバムは、グラミー賞を6部門受賞しました。メロディアスで洗練されたサウンドが魅力的です。
代表曲は「アフリカ」や「ロザーナ」ですが、他にも「メイク・ビリーヴ」や「イット・ス・ア・フィーリング」など素晴らしい曲が満載です。
Isolation (1984)
5枚目のアルバムです。このアルバムでは、ボーカリストがボビー・キンボールからファーギー・フレデリクセンに交代しました。また、キーボード奏者のデヴィッド・ペイチがメインソングライターとして活躍しました。
このアルバムでは、よりエッジの効いたサウンドに変化しました。代表曲は「ストレンジャー・イン・タウン」や「ホーリー・ナイト」です。
Fahrenheit (1986)

6枚目のアルバムです。このアルバムでは、ボーカリストが再び交代し、ジョセフ・ウィリアムズが加入しました。また、ゲストとしてマイケル・ジャクソンやパティ・オースティンなどが参加しました。
このアルバムでは、よりソウルフルでポップなサウンドになりました。代表曲は「アイル・ビー・オーヴァー・ユー」や「ウィズアウト・ユア・ラヴ」です。
The Seventh One (1988)
7枚目のアルバムです。このアルバムは、TOTOのファンにとって最も人気の高い作品の一つです。
メロディやアレンジが非常に洗練されており、TOTOの音楽性の幅を見せています。
代表曲は「パメラ」や「ストップ・ラヴィング・ユー」ですが、他にも「ホーム・オブ・ザ・ブレイヴ」や「ストレイト・フォー・ザ・ハート」など素晴らしい曲が多数収録されています。
Kingdom of Desire (1992)
8枚目のアルバムです。このアルバムでは、ドラマーのジェフ・ポーカロが亡くなる直前にレコーディングされました。そのため、このアルバムはジェフに捧げられています。
このアルバムでは、よりブルージーでダーティーなサウンドになりました。
代表曲は「キングダム・オブ・デザイア」や「ドント・チェイン・マイ・ハート」です。
Tambu (1995)
9枚目のアルバムです。このアルバムでは、ドラマーがサイモン・フィリップスに交代しました。また、キーボード奏者のスティーヴ・ポーカロが脱退しました。
このアルバムでは、よりエキスペリメンタルでアコースティックなサウンドになりました。
代表曲は「アイ・ウィル・リメンバー」や「ザ・ロード・ゴーズ・オン」です。
Mindfields (1999)
10枚目のアルバムです。このアルバムでは、ボーカリストが再びボビー・キンボールに戻りました。
また、キーボード奏者としてデヴィッド・ペイチとスティーヴ・ポーカロが復帰しました。
このアルバムでは、よりクラシックなTOTOサウンドに回帰しました。代表曲は「メランコリー」や「クルエル」です。
TOTOのおすすめアルバム10選まとめ
以上、私がおすすめするTOTOのアルバム10選でした。
TOTOの音楽は、時代やメンバーの変化によって様々な表情を見せています。
どのアルバムも素晴らしいので、ぜひ聴いてみてください。
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