ペルーは南米の西海岸に位置する国で、マチュピチュやナスカの地上絵など、世界遺産が多く存在します。
しかし、ペルー旅行には注意すべき点もいくつかあります。この記事では、ペルー旅行の注意点について紹介します。
ペルー旅行の注意点
高山病に気をつける
ペルーの主要都市や観光地は標高が高いところが多いです。例えば、クスコは約3400メートル、マチュピチュは約2400メートルです。高地に行くと、酸素が少なくなり、頭痛や吐き気などの高山病の症状が出る可能性があります。高山病を予防するためには、水分や食事をしっかり摂り、無理をしないことが重要です。また、現地で売られているコカ茶やコカキャンディなどを摂ると、高山病の症状を和らげる効果があると言われています。
ペルーは標高が高い地域が多く、高山病になりやすいです。高山病は酸素不足によって起こる症状で、頭痛や吐き気、めまいなどを引き起こします。重症化すると、肺水腫や脳水腫になる可能性もあります。高山病を予防するためには、以下のことに注意しましょう。
- ペルーに到着したら、最初の数日はゆっくりと過ごすこと。無理に観光をしないこと。
- 水分や塩分を十分に摂ること。コカ茶やコカキャンディなども効果的です。
- アルコールやタバコは控えること。
- 体調が悪くなったら、すぐに医師に相談すること。
治安に注意する
ペルーは治安が悪いというイメージがありますが、実際には大都市や観光地では比較的安全です。しかし、それでもスリや強盗などの犯罪に遭う可能性はあります。
特に夜間や人気のない場所では注意が必要です。治安を守るためには、以下のことに注意しましょう。
- 貴重品はホテルの金庫に預けるか、身につけておくこと。バッグやカメラなどは手放さないこと。
- 現金は少量しか持ち歩かないこと。クレジットカードやATMカードも複数枚持っておくこと。

- タクシーやバスなどの乗り物は信頼できるものを利用すること。特にタクシーは事前に料金を確認すること。
- 現地の人やガイドからの勧誘や甘い話には注意すること。詐欺や強盗の危険性があります。
関連記事:ペルー危険・スポット・広域情報 – 外務省 海外安全ホームページ
食中毒に注意する
ペルーの食事は美味しいですが、食中毒になる可能性もあります。特に生水や生野菜、生魚などは避けるべきです。食中毒を予防するためには、以下のことに注意しましょう。
- 水はボトルウォーターか沸騰させたものを飲むこと。氷も含めて生水は飲まないこと。
- 野菜や果物は皮をむくか洗ってから食べること。サラダや刺身などは食べないこと。
- 肉や魚は十分に火を通してから食べること。衛生状態が怪しい屋台やレストランは避けること。
- 手洗いや消毒をこまめに行うこと。特に食事前やトイレ後は必ずすること。
その他のペルー旅行の注意点
ペルー旅行に行く際には、以下のような注意点があります。
- 時差:ペルーは日本との時差が14時間あります。日本からペルーに行くときは、時差ボケに注意しましょう。ペルーに着いたら、現地の時間に合わせて生活することが大切です。
- 犯罪:ペルーは比較的治安が良い国ですが、それでもスリや強盗などの犯罪に遭う可能性があります。特に夜間や人気のない場所では注意しましょう。貴重品は身につけずにホテルの金庫に預けること、タクシーは公認のものを利用すること、現金は小額しか持ち歩かないことなど、基本的な対策を忘れないようにしましょう。
ペルー旅行は注意点が多いですが、それだけに魅力的な国でもあります。文化や自然、歴史など、ペルーには見どころがたくさんあります。注意点を守って、楽しいペルー旅行を満喫しましょう。
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