ブラジルは南米最大の国で、多様な文化や自然が魅力的な旅行先です。しかし、ブラジルには日本とは異なる習慣や法律、治安の問題などがあります。ブラジル旅行を楽しく快適に過ごすためには、事前に注意点を把握しておくことが大切です。この記事では、ブラジル旅行に関する以下の4つの注意点について紹介します。
ブラジル旅行の注意点
ビザやパスポートの準備
ブラジルに入国するためには、有効期限が6か月以上残っているパスポートと、90日以内の滞在であれば不要な観光ビザが必要です。しかし、ビザの要件は変更される可能性があるので、出発前に最新の情報を確認しましょう。また、ブラジルではイエローフィーバーの予防接種証明書が求められる場合があります。特にアマゾン地域やイグアスの滝などの観光地では、入国時やホテルチェックイン時に証明書を提示する必要があります。予防接種は出発の10日前までに受けることが推奨されています。
治安や犯罪への対策
ブラジルは残念ながら治安が悪く、強盗やスリなどの犯罪に巻き込まれるリスクが高いです。特にリオデジャネイロやサンパウロなどの大都市では、夜間や人気のない場所は避けるようにしましょう。また、貴重品や現金は最小限に持ち歩き、目立たないようにしましょう。もしも犯罪に遭遇した場合は、抵抗せずに身ぐるみを剥がされても渡すことが賢明です。緊急時には、警察(190)や消防(193)などの救急番号に連絡することができます。
食事や水の注意
ブラジルでは日本とは異なる食材や調理法が用いられており、食中毒や下痢などの消化器系のトラブルに悩まされる旅行者も少なくありません。食事をする際は、火が通っているものや新鮮なものを選ぶようにしましょう。また、水道水は飲用できませんので、ミネラルウォーターなどのボトルドウォーターを購入して飲むことをおすすめします。氷や生野菜なども水道水で洗われている可能性があるので、注意しましょう。
交通手段や移動方法
ブラジルでは公共交通機関が発達しておらず、バスや地下鉄などは混雑や遅延が多く、安全性も低いです。タクシーやレンタカーなどの個人的な移動手段を利用する方が便利で安全です。しかし、タクシーはメーターを使わない場合や不正な料金を請求する場合があるので、事前に目的地や料金を確認しましょう。レンタカーは運転免許証とクレジットカードが必要です。

また、ブラジルでは左側通行ではなく右側通行ですので、注意しましょう。
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