ザ・フーといえば、イギリスを代表するロックバンドのひとつです。1960年代から活動を始め、数々の名曲や名盤を残してきました。
ザ・フーの音楽は、パワフルなサウンドや破壊的なパフォーマンス、社会的なメッセージなど、多くの人々に影響を与えてきました。今回は、ザ・フーのおすすめアルバム10選を紹介します。これらのアルバムは、ザ・フーの歴史や魅力を知るのにぴったりです。
ザ・フーのおすすめアルバム8選
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マイ・ジェネレーション
ザ・フーのデビューアルバムであり、1965年にリリースされました。
タイトル曲「マイ・ジェネレーション」は、若者の不満や反抗心を表現したアンセムとなりました。
この曲では、ベースのジョン・エントウィッスルが高速なソロを披露し、ボーカルのロジャー・ダルトリーが「ふふふふ」と吃音を真似した歌い方をします。
また、このアルバムには「キッズ・アー・オールライト」や「アウト・イン・ザ・ストリート」などの名曲も収録されています。
トミー
ザ・フーの4枚目のアルバムであり、1969年にリリースされました。
このアルバムは、ロック史上初のロックオペラとして知られています。
物語は、戦争で父親を失った少年トミーが、目も耳も口も利けなくなりますが、ピンボールで天才的な腕前を発揮し、救世主として崇められるというものです。
このアルバムには、「ピンボールの魔術師」や「素晴らしきかな人生」、「聖者になれるかい」などの名曲が満載です。
フーズ・ネクスト
ザ・フーの5枚目のアルバムであり、1971年にリリースされました。
このアルバムは、当初はロックオペラ「ライフハウス」として企画されていましたが、制作が難航し、一部の曲だけでアルバム化されました。このアルバムでは、シンセサイザーやピアノなどの新しい音色が取り入れられ、より洗練されたサウンドが生まれました。
このアルバムには、「ババ・オライリー」や「ウォント・ゲット・フールド・アゲイン」、「ビハインド・ブルー・アイズ」などの名曲が収録されています。
四重人格
ザ・フーの6枚目のアルバムであり、1973年にリリースされました。
このアルバムは、メンバーそれぞれが自分のキャラクターを表現した曲を作り、それぞれの面を見せるというコンセプトで作られました。
このアルバムでは、ギターのピート・タウンゼントが「ベル・ボーイ」や「ラヴ・レイン・オーヴァー・ミー」などの壮大な曲を、ドラムのキース・ムーンが「カウボーイのように」や「ドクター・ジミー」などのコミカルな曲を、ベースのジョン・エントウィッスルが「マイ・ワイフ」や「ボリス・ザ・スパイダー」などのブラックユーモアな曲を、ボーカルのロジャー・ダルトリーが「アイム・フリー」や「アイム・ワン」などの力強い曲を歌っています。
フー・アー・ユー
ザ・フーの8枚目のアルバムであり、1978年にリリースされました。
このアルバムは、ドラムのキース・ムーンが亡くなる直前に録音された最後のアルバムです。
このアルバムでは、ザ・フーはポップやディスコなどの新しい音楽に挑戦し、時代の変化に対応しようとしました。このアルバムには、「フー・アー・ユー」や「シスター・ディスコ」、「トリック・オブ・ザ・ライト」などの名曲が収録されています。
エンドレス・ワイヤー
ザ・フーの11枚目のアルバムであり、2006年にリリースされました。
『エンドレス・ワイヤー』は、24年ぶりのオリジナルアルバムであり、ギターのピート・タウンゼントとボーカルのロジャー・ダルトリーだけが残ったザ・フーが制作したものです。
『エンドレス・ワイヤー』では、ロックだけでなく、ブルースやカントリー、フォークなどの要素も取り入れられています。
このアルバムには、「フラグメンテーション」や「マイクロフォン」、「ティーモニーズ」などの名曲が収録されています。
フーズ・ラスト
ザ・フーの最初のライブアルバムであり、1982年にリリースされました。
このアルバムは、1982年に行われた北米ツアーの模様を収録したものであり、当時はザ・フーの解散を示唆するものとして発表されました。
このアルバムでは、ザ・フーが自分たちの代表曲を熱演しており、その迫力と情熱は圧巻です。このアルバムには、「サマータイム・ブルース」や「サブスティテュート」、「マジック・バス」などの名曲が収録されています。
ライブ・アット・リーズ
ザ・フーの2枚目のライブアルバムであり、1970年にリリースされました。このアルバムは、1970年2月14日にイングランドのリーズ大学で行われたコンサートを収録したものです。