ザ・スミスは1980年代に活躍したイギリスのロックバンドです。モリッシーの独特な歌声とジョニー・マーの鮮やかなギタープレイが特徴的で、多くのファンやミュージシャンに影響を与えました。
ザ・スミスの作品は今でも色褪せることなく、新しい世代にも受け継がれています。今回は、ザ・スミスのおすすめアルバム10選を紹介します。
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ザ・スミスのおすすめアルバム10選
ザ・スミスのおすすめアルバム10選をご紹介します。
The Smiths (1984)
ザ・スミスのデビューアルバムです。
このアルバムでは、ザ・スミスの音楽的な特徴がすでに確立されています。
社会批判や孤独感、恋愛や性などをテーマにした歌詞と、ポップでキャッチーなメロディが絶妙にマッチしています。
代表曲は「This Charming Man」や「Hand in Glove」です。
Meat Is Murder (1985)

『Meat Is Murder』は、ザ・スミスのセカンドアルバムです。
このアルバム『Meat Is Murder』では、ザ・スミスの音楽性がより深化しています。タイトル曲「Meat Is Murder」は、動物の権利を訴える強烈なメッセージソングです。
他にも、「The Headmaster Ritual」は学校の暴力について、「How Soon Is Now?」は孤独な若者の心情について歌っています。このアルバムは、イギリスで初めてチャート1位を獲得しました。
The Queen Is Dead (1986)
ザ・スミスのサードアルバムであり、ザ・スミスの代表作とも言える傑作です。
『The Queen Is Dead』は、『ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 | 2020年改訂版』では、113位にランクインしているので、歴史的名盤の一つとも言えます。これはザ・スミスの中で唯一のランクイン作品です。
ザ・スミスのアルバムをまず何か1枚聴きたい時は『The Queen Is Dead』から入るのも良いでしょう。
このアルバム『The Queen Is Dead』では、ザ・スミスの音楽的な幅がさらに広がっています。
タイトル曲「The Queen Is Dead」は、イギリスの王室や政治に対する皮肉な風刺です。
「There Is a Light That Never Goes Out」は、死と愛をテーマにしたロマンティックなバラードです。
「Some Girls Are Bigger Than Others」は、性的な差別を批判した歌詞とコミカルなメロディが印象的です。
「Cemetry Gates」や「The Boy with the Thorn in His Side」、「There Is a Light That Never Goes Out」はメロディーが聴きやすい感じの曲だと思っており、僕も好きです。
Strangeways, Here We Come (1987)
ザ・スミスのラストアルバムです。
このアルバムでは、ザ・スミスの音楽的な冒険心が最高潮に達しています。
オーケストラやキーボードなどを取り入れた曲もあります。
「Girlfriend in a Coma」は、ブラックユーモア溢れる歌詞とポップなメロディが対照的です。
「Last Night I Dreamt That Somebody Loved Me」は、壮大なイントロと切ない歌声が印象的です。
「I Won’t Share You」は、モリッシーとジョニー・マーの仲違いを予感させる歌詞が胸を締め付けます。
Hatful of Hollow (1984)
ザ・スミスの初期のシングルやBBCセッションで録音された曲を収録したコンピレーションアルバムです。このアルバムでは、ザ・スミスの生々しいエネルギーと感性が伝わってきます。
「Heaven Knows I’m Miserable Now」や「William, It Was Really Nothing」などの名曲が満載です。
The World Won’t Listen (1987)
ザ・スミスのシングルやB面曲を収録したコンピレーションアルバムです。このアルバムでは、ザ・スミスの多彩な魅力が堪能できます。
「Panic」や「Ask」などの軽快な曲や、「Asleep」や「Unloveable」などの切ない曲があります。アルバムタイトルは、モリッシーがザ・スミスの音楽に対する世間の無関心に対する不満を表しています。
Louder Than Bombs (1987)
ザ・スミスのシングルやB面曲を収録したコンピレーションアルバムです。
このアルバムは、アメリカで発売されたもので、イギリスでは「The World Won’t Listen」と同じ内容の「The Sound of The Smiths」というタイトルで発売されました。
このアルバムでは、ザ・スミスのポップセンスとロックスピリットが光っています。
「Shoplifters of the World Unite」や「Sheila Take a Bow」などのキャッチーな曲や、「Stretch Out and Wait」や「Please, Please, Please, Let Me Get What I Want」などの美しい曲があります。
Rank (1988)

ザ・スミスのライブアルバムです。このアルバムは、1986年にロンドンのキルバーン・ナショナルで行われたコンサートの模様を収録しています。
このアルバムでは、ザ・スミスのライブパフォーマンスの迫力と熱気が感じられます。
「The Queen Is Dead」や「Bigmouth Strikes Again」などの代表曲や、「London」や「Vicar in a Tutu」などのレアな曲が聴けます。
ザ・スミス・ベスト
ザ・スミスのシングルを収録したコンピレーションアルバムです。
このアルバムは、ザ・スミスの活動期間中に発売された全18枚のシングルを時系列に並べたものです。
このアルバムでは、ザ・スミスの音楽的な変遷と成長が分かります。
「Hand in Glove」から「Last Night I Dreamt That Somebody Loved Me」まで、ザ・スミスの全てが詰まっています。
The Very Best of The Smiths (2001)

ザ・スミスのベストアルバムです。このアルバムは、ザ・スミスの代表曲を厳選したものです。このアルバムでは、ザ・スミスの音楽的な魅力と影響力が再確認できます。
「This Charming Man」や「There Is a Light That Never Goes Out」などの不朽の名曲が揃っています。
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