ケミカル・ブラザーズは、トム・ローランズとエド・シモンズの二人からなる英国の音楽ユニットです。
ケミカル・ブラザーズのサウンドは、常に新鮮であり、多くの人々に愛されています。
本記事では、ケミカル・ブラザーズのおすすめ名盤アルバムを紹介しています。
はい、どうもー! 原文パパです(≧∇≦)/
今回は、ケミカル・ブラザーズのおすすめ名盤アルバム、についてです。
ケミカルブラザーズ(ケミブラ)は、2019年フジロックのヘッドライナーを務めた、大人気アーティストですね(待望の来日ライブでした)!

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ケミカル・ブラザーズの歴代おすすめ名盤アルバム
ケミカル・ブラザーズといえば、エレクトロニック・ミュージックの代表的なアーティストのひとつです。ケミカル・ブラザーズの音楽は、ビッグビートやブレイクビートと呼ばれるジャンルに属し、エネルギッシュでダイナミックなサウンドが特徴です。
ケミカル・ブラザーズは1990年代から活動を始め、これまでに9枚のスタジオ・アルバムをリリースしています。その中から、私がおすすめする9枚のアルバムを紹介したいと思います。
ちなみに、『ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 | 2020年改訂版』では、残念ながらランクインしていませんでした。

ちなみに、ケミカルブラザーズのアルバムは、『死ぬまでに聴きたいアルバム1001枚』という本の中では以下の2枚がノミネートされていました(原題は『1001 Albums You Must Hear Before You Die (English Edition)』という本です)。
- 『Exit Planet Dust』 (1995)
- 『Dig Your Own Hole』 (1997)
※僕の持っているバナナの表紙の年度版でのノミネートであり、他の年度版では若干違うかもしれません。
洋楽の歴史的名盤に詳しくなりたいという方は、『死ぬ前に聴くべき1001枚のアルバム』という書籍をチェックするのもおススメです。電子書籍版もあるので、かさばらず便利です。

ケミカルブラザーズをまだ聴いたことがない方は、絶対的名盤を最初の1枚にするのもおすすめです!
Exit Planet Dust

ケミカル・ブラザーズのデビュー・アルバムであり、ケミカル・ブラザーズの代表作のひとつです。
タイトルは、ケミカル・ブラザーズが元々名乗っていた「ダスト・ブラザーズ」という名前に由来します。
このアルバムでは、ロックやヒップホップなどの要素を取り入れたビッグビートのサウンドが展開されます。
特に、「Leave Home」や「Chemical Beats」といった曲は、クラブやフェスで盛り上がる名曲です。
1995年リリースのアルバムです。『Exit Planet Dust』はケミカル・ブラザーズのデビューアルバムですが、1作目で称賛を受けたアルバムである点が凄いですね!
The album received critical acclaim and was in the UK charts for many weeks, charting in each year from its release in 1995 until 2000; its highest peak was number 9 in 1995.
引用:Wikipedia
上記を訳すと、「アルバムは批評家の称賛を受けました。1995年のリリースから2000年まで毎年チャートに数週間にわたってイギリスのチャートにいました。1995年の9位が、最高のピークでした。」となります。
Dig Your Own Hole

ケミカル・ブラザーズの2枚目のアルバムであり、ケミカル・ブラザーズの最高傑作とも言われる作品です。
このアルバムでは、ケミカル・ブラザーズのサウンドがより洗練され、多様なジャンルやアーティストとのコラボレーションが見られます。
例えば、「Block Rockin’ Beats」では、スクールリーDというラッパーと組み、ファンキーなビートを作り出しています。
「Setting Sun」では、オアシスのノエル・ギャラガーと共演し、サイケデリックなロック・ナンバーを披露しています。また、「The Private Psychedelic Reel」という曲は、10分近くに及ぶ壮大なインストゥルメンタルであり、ケミカル・ブラザーズの音楽的な探求心を感じさせます。
『Dig Your Own Hole』は、1997年リリースのアルバムです。
ローリング・ストーン誌は、「100 Best Albums of the ’90s」において、ケミカル・ブラザーズのアルバム『Dig Your Own Hole』を第72位に位置付けています。
Surrender
ケミカル・ブラザーズの3枚目のアルバムであり、ケミカル・ブラザーズのサウンドがよりポップでメロディアスになった作品です。
このアルバムでは、ケミカル・ブラザーズが影響を受けた70年代や80年代の音楽が色濃く反映されています。
例えば、「Hey Boy Hey Girl」では、80年代のテクノ・ポップのグループであるS’Expressのサンプリングを使用しています。
「Out of Control」では、ニュー・オーダーのボーカリストであるバーナード・サムナーと共演し、シンセポップとダンスミュージックの融合を見せています。
また、「Let Forever Be」では、再びノエル・ギャラガーとタッグを組み、ビートルズ風のサイケデリック・ポップを作り出しています。
Come with Us
ケミカル・ブラザーズの4枚目のアルバムであり、ケミカル・ブラザーズのサウンドがよりテクノ寄りになった作品です。
このアルバムでは、ケミカル・ブラザーズが初めてデジタルでレコーディングを行い、よりクリアでシャープなサウンドを作り出しました。
特に、「Star Guitar」や「It Began in Afrika」といった曲は、リズムとメロディのバランスが絶妙であり、トランスやハウスのファンにも受け入れられました。
また、「The Test」では、レジェンド・オブ・ザ・フォールのリチャード・アシュクロフトと共演し、壮大なバラードを披露しました。
Push the Button

ケミカル・ブラザーズの5枚目のアルバムであり、ケミカル・ブラザーズのサウンドがより多彩で実験的になった作品です。
このアルバムでは、ケミカル・ブラザーズが様々なジャンルやアーティストとのコラボレーションを行い、新たな音楽的な可能性を探りました。例えば、「Galvanize」では、ヒップホップの巨匠であるQ-Tipと組み、中東風のメロディとラップを融合させました。
「The Boxer」では、チャリティーズ・フロントマンであるティム・バージェスと共演し、エレクトロニック・ロックを作り出しました。
また、「Close Your Eyes」では、ザ・マジック・ナンバーズというフォーク・ロックのバンドとタッグを組み、美しいハーモニーを聴かせました。
We Are the Night
ケミカル・ブラザーズの6枚目のアルバムであり、ケミカル・ブラザーズのサウンドがよりダークでエッジーになった作品です。
このアルバムでは、ケミカル・ブラザーズが自分たちのルーツであるクラブ・ミュージックに回帰し、より深くて重いサウンドを作り出しました。
特に、「Do It Again」や「Saturate」といった曲は、強烈なビートとシンセが織り成すダンスフロア向けのナンバーです。
「We Are the Night」では、ザ・クラッシュのミック・ジョーンズと共演し、パンクとエレクトロニカの融合を見せています。
また、「The Salmon Dance」では、ファットボーイ・スリムの従兄弟であるウィル・ホワイトというラッパーと組み、面白くてキャッチーな曲を作り出しています。
Further
ケミカル・ブラザーズの7枚目のアルバムであり、ケミカル・ブラザーズのサウンドがよりシンプルでメロディアスになった作品です。
このアルバムでは、ケミカル・ブラザーズが初めて自分たちでボーカルを担当し、より個人的な感情を表現しました。
また、このアルバムは全8曲で構成されており、それぞれにビジュアルが付けられています。
特に、「Escape Velocity」や「Another World」といった曲は、宇宙的で幻想的なサウンドが印象的です。「Swoon」では、美しいピアノとストリングスが織り成すポップなナンバーです。
ノー・ジオグラフィー
そんなケミカル・ブラザーズですが、4年ぶりに待望の新作アルバムが発売されました!
アルバム名は『ノー・ジオグラフィー(原題:No Geography)』です。
アルバム『ノー・ジオグラフィー』収録曲
収録曲を見ていきましょう。
1.イヴ・オブ・デストラクション
2.バンゴ
3.ノー・ジオグラフィー
4.ガット・トゥ・キープ・オン
5.グラヴィティ・ドロップス
6.ザ・ユニヴァース・セント・ミー
7.ウィヴ・ガット・トゥ・トライ
8.フリー・ユアセルフ
9.MAH
10.キャッチ・ミー・アイム・フォーリング
11.ファンタイ (日本盤ボーナス・トラック)
12.MAH (エレクトロニック・バトル・ウェポン・ヴァージョン) (日本盤ボーナス・トラック)
13.ガット・トゥ・キープ・オン (エクステンデッド・ミックス) (日本盤ボーナス・トラック)
Spotify上での、『ノー・ジオグラフィー』だと、1~10曲目までしかないのですが、日本のCD版の『ノー・ジオグラフィー』だと、全部で13曲収録されています。
日本版CDの方がお得かもしれません。
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ケミカル・ブラザーズの名盤アルバム『ノー・ジオグラフィー』の中で、気になった曲紹介

ケミカル・ブラザーズのアルバム『ノー・ジオグラフィー』の中で、気になった曲をいくつかご紹介します。
1.イヴ・オブ・デストラクション
冒頭部では、女性のボコーダーが、「イヴ・オブ・デストラクション」という言葉を発しています。それが印象的なナンバーです。
所々で、ボコーダーが効果的に使われていますね。
2:53~「ぶっ壊したい、何もかも」という日本語が採用されている所も面白いです。と思ったら、その後も日本語が続きますね!
この曲でコラボしているのは、日本のラッパー、NENE(ゆるふわギャング)さんだということを後で知りました。
2.バンゴ
2曲目の「バンゴ」は、アフリカンなリズムで始まるナンバーです。
ノイジーなFXというか、フィルイン(おかず)が所々に挿入されていて、カッコいいです。
踊れるナンバーですね!
2:40~の機械的な間奏もカッコいいです。
3:33~は、突如曲の雰囲気がガラッと変わりますね。アフリカンサウンドはどこかへ行きました。そしてそのまま曲が終わるという!
3.ノー・ジオグラフィー
途切れることなく、3曲目のタイトル曲「ノー・ジオグラフィー」へ続きます。
バスガイド用マイクで話しているようなフィルターを少しかけているような男性の声が心地良いです。
4.ガット・トゥ・キープ・オン
4曲目の「ガット・トゥ・キープ・オン」はYouTubeでも公開されていますね!
YouTube上には、短いパターンの「ガット・トゥ・キープ・オン」が、4曲アップロードされています。
ベースの太い音が心地良いナンバーです。
2019/02/06に、3分6秒のバージョンがアップロードされていました。フルバージョンかと思いきや、この曲は、5分17秒ありますので、ショートバージョンと捉えるべきなのでしょう。
5.グラヴィティ・ドロップス
5曲目の「グラヴィティ・ドロップス」は、ノイジーなドラムの音がカッコいい!
バスドラムの音がとても印象的です。
3:25~曲調が変わっていきます。何かに吸い込まれそうな雰囲気がありますね。
3:58~開放的なコード(?)によって、光が差し込んでくるような印象を僕は受けました。
6.ザ・ユニヴァース・セント・ミー
5曲目の「グラヴィティ・ドロップス」はフェードアウト的な終わり方をしますが、音が小さくなったところで、 6曲目の「ザ・ユニヴァース・セント・ミー」が始まります。
キラキラした音のため、5曲目の「グラヴィティ・ドロップス」の最後との対比がはっきりとあって良いですね!
7.ウィヴ・ガット・トゥ・トライ
途中でサンプリングされている曲のタイトルが思い出せません。
「Donna Summer – Try Me, I Know We Can Make It」ではないしな。
僕の勘違いかな(;^ω^)
8.フリー・ユアセルフ
8曲目の「フリー・ユアセルフ」はYouTubeでも公開されていますね!
0:46~の音は、素人が手を出すとダサくなるというか、調理しにくいというか扱いにくい音だと思いますが、それをかっこよく聴かせることができるケミカルブラザーズは凄いです!
思い切った音をぶつけてきてますね!
※「0:46~の音」と書きましたが、YouTube上では、1:48~の音のことです。YouTubeでは、冒頭46秒間は曲ではないためです。
9.MAH
9曲目の「MAH」はYouTubeでも公開されていますね!
是非チェックしてみて下さい(^^)/
ケミカル・ブラザーズ人気曲ベスト5

ケミカルブラザーズの人気曲ベスト5についても調べてみました!
YouTube再生回数をもとに作りました!
それでは、早速見ていきます!
※YouTube再生回数と順位は、2019年4月6日時点のものです。
今後再生回数は増える可能性があり、そして、順位変動もあるかもしれません。
人気曲ベスト5は以下の曲でした!
人気曲第5位: 「The Salmon Dance」
- YouTube再生回数:約1974万回再生
ケミカルブラザーズ再生回数第5位は、「The Salmon Dance」でした!
2007年にシングルカットされた曲ですね!
2007年リリースのアルバム『We Are the Night』収録曲です。
アルバム『We Are the Night』は、2008年にグラミー賞(最優秀エレクトロニック・ダンス・アルバム賞)を受賞していますね!
人気曲第4位: 「Do It Again」
- YouTube再生回数:約2234万回再生
ケミカルブラザーズ再生回数第4位は、「Do It Again」でした!
2007年にシングルカットされた曲ですね!
2007年リリースのアルバム『We Are the Night』収録曲です。
人気曲第3位: 「Go」
- YouTube再生回数:約2762万回再生
ケミカルブラザーズ再生回数第3位は、「Go」でした!
2015年リリースのアルバム『ボーン・イン・ザ・エコーズ』収録曲ですね!
MVもかなり特徴的なものに仕上がっています!
人気曲第2位: 「Wide Open ft. Beck」
- YouTube再生回数:約3739万回再生
ケミカルブラザーズ再生回数第2位は、「Wide Open ft. Beck」でした!
アメリカのミュージシャン、BECKとのコラボ作ですね。
ケミカルブラザーズはイギリスのユニットですが、アメリカのミュージシャンともコラボするとは、驚きました!
ギターロックのテイストは抑えめに作られていて、電子音主体のナンバーになっていますね。
ちなみに、BECKも凄いアーティストで、『死ぬまでに聴きたいアルバム1001枚』の中では以下の2枚がノミネートされていました!
- 『Odelay』 (1996)
- 『Sea Change』 (2002)
PVの完成度が高くてびっくりです。
ダンスが特徴的なPVに仕上がっています。
踊っているのは、日系イギリス人ダンサー(Sonoya Mizunoさん)のようですね!
CGを多用しているように見えますが、めちゃお金かかってそうですね!インパクトもあります!
「Wide Open ft. Beck」はYouTube上では、2016/01/25公開のMVですが、見事第2位にランクインです!
人気曲第1位: 「Galvanize」
- YouTube再生回数:約4465万回再生
ケミカルブラザーズ再生回数第1位は、「Galvanize」でした!
シングルカットされたのは、2005年ですね。
2005年リリースのアルバム『PUSH THE BUTTON』に収録されています。
アルバム『PUSH THE BUTTON』は、2006年にグラミー賞(最優秀エレクトロニック・ダンス・アルバム賞)を受賞しています!
さらにこの曲は、グラミー賞(「Best Dance Recording」賞)を受賞していますね!
イギリスのシングルチャートでは、第3位になっています!
2005年には5thアルバム『プッシュ・ザ・ボタン』が「Best Electronic/Dance Album」賞とその1stシングルである「ガルバナイズ」が「Best Dance Recording」賞をダブル受賞
引用:Wikipedia
BudweiserのCMで使われたことがある(?)ようですが、イントロは超有名ですね!
車のCMで使われていたようにも思うのですが、それで僕もこの曲を知っていました!

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ケミカル・ブラザーズのおすすめ名盤アルバムまとめ
ケミカル・ブラザーズは、現在までに多くのアルバムをリリースしていますが、その中でも特におすすめの名盤アルバムをご紹介しました。
ケミカル・ブラザーズの音楽は、エネルギーにあふれており、多くの人々に支持されています。
これらのアルバムを聴くことで、ケミカル・ブラザーズの魅力に触れ、新しい音楽体験を楽しめることでしょう。
1992年から活動しているケミカルブラザーズですが、初期の頃の作品は、入っていませんでしたが、グラミー賞関連作品は、やはり上位にランクインしていました!
1位の曲のYouTube再生回数が約4465万回再生というのは、とても驚きました!
今後も益々伸びていくことでしょう!!ケミカルブラザーズの今後のご活躍をお祈りしています!