ビーチ・ボーイズといえば、1960年代から活躍するアメリカのロックバンドです。
ビーチ・ボーイズの音楽は、サーフィンやカリフォルニアの青春をテーマにしたポップでキャッチーな曲が多く、多くのファンを魅了してきました。
しかし、ビーチ・ボーイズの音楽は、その後の時代にも変化し続け、実験的で革新的な作品も生み出しています。今回は、ビーチ・ボーイズのおすすめアルバム8選を紹介します。
ビーチ・ボーイズの音楽の魅力を感じてみてください。
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ビーチ・ボーイズのおすすめアルバム8選
オアシスのおすすめアルバム10選をご紹介します。
ちなみに、『ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 | 2020年改訂版』では、3枚ランクインしています。
サーフィン・サファリ
ビーチ・ボーイズのデビューアルバムです。1962年に発売されたこのアルバムは、ビーチ・ボーイズの代名詞ともいえるサーフィンソングが満載です。タイトル曲「サーフィン・サファリ」や「409」、「サーフィン」など、爽快で楽しい曲が聴けます。ビーチ・ボーイズの原点を知るにはぴったりのアルバムです。
ペット・サウンズ

ビーチ・ボーイズの最高傑作とも称されるアルバムです。
『ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 | 2020年改訂版』では、2位にランクインしています。
1966年に発売されたこのアルバムは、リーダーのブライアン・ウィルソンが全面的にプロデュースし、多彩な楽器や音響効果を駆使して作り上げた壮大なコンセプトアルバムです。
美しいメロディと深い歌詞が心に響く曲が多く、「神のみぞ知る」「ウォルデン」「キャロライン・ノー」など、名曲揃いです。
ビートルズやレディオヘッドなど、多くのミュージシャンに影響を与えたアルバムです。
スマイリー・スマイル
ペット・サウンズに続くアルバムとして期待されていた「スマイル」は、ブライアン・ウィルソンの精神的な問題やメンバー間の対立などで完成されませんでした。
その代わりに発売されたのがこの「スマイリー・スマイル」です。
1967年に発売されたこのアルバムは、「スマイル」の断片を再構成したような不思議な作品です。
奇妙で幻想的な曲が並び、「グッド・ヴァイブレーション」「ヒーローズと悪党」「ヴェジタブルズ」など、聴く者を惑わせます。失われた名盤「スマイル」の影を感じさせるアルバムです。
ワイルド・ハニー
スマイリー・スマイルに続くアルバムです。1967年に発売されたこのアルバムは、ビーチ・ボーイズの音楽をシンプルでソウルフルに戻した作品です。
『ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 | 2020年改訂版』では、410位にランクインしています。
ブライアン・ウィルソンは、プロデュースには関わりましたが、メインボーカルはカール・ウィルソンやマイク・ラヴに譲りました。
タイトル曲「ワイルド・ハニー」や「ダーリン」、「カントリー・エア」など、温かみのある曲が聴けます。ビーチ・ボーイズの魅力を再発見できるアルバムです。
サンフラワー
ビーチ・ボーイズの黄金期ともいえる1970年代の始まりを飾ったアルバムです。
1970年に発売されたこのアルバムは、ブライアン・ウィルソン以外のメンバーも作曲やプロデュースに積極的に参加し、バンドとしての一体感が感じられる作品です。
ポップで明るい曲が多く、「スリップ・オン・スルー」「ディージェイ」「クール・クール・ウォーター」など、聴く者を元気にさせます。ビーチ・ボーイズの新しい可能性を示したアルバムです。
サーフズ・アップ
サンフラワーに続くアルバムです。1971年に発売されたこのアルバムは、ビーチ・ボーイズの音楽が社会的なメッセージを含むようになった作品です。
環境問題や政治問題など、時代の空気を反映した曲が多く、「ドント・ゴー・ニア・ザ・ウォーター」「スチューデント・デモンストレーション・タイム」「ティル・アイ・ダイ」など、重厚で深みのある曲が聴けます。
タイトル曲「サーフズ・アップ」は、かつて「スマイル」の中心曲として制作されたもので、ブライアン・ウィルソンの天才ぶりを感じさせます。
オランダ
ビーチ・ボーイズがオランダに移住して制作したアルバムです。
1973年に発売されたこのアルバムは、ビーチ・ボーイズの音楽がより成熟し多様化した作品です。
カントリーやフォークなどの要素を取り入れた曲が多く、「セイリン」「カリフォルニア・サーガ」「トレーディング・ポスト」など、旅情を誘う曲が聴けます。
また、このアルバムには、「マウント・ヴァーノンとフェアウェイ」というブライアン・ウィルソンが制作したフェアリーテール風の物語と音楽が収録されています。
ラブ・ユー
ビーチ・ボーイズの15周年記念として制作されたアルバムです。
1977年に発売されたこのアルバムは、ブライアン・ウィルソンが久しぶりに全面的にプロデュースし、シンセサイザーやドラムマシンなどを多用した作品です。
この他、アルバム『ザ・ビーチ・ボーイズ・トゥディ』も歴史的名盤です。
『ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 | 2020年改訂版』では、466位にランクインしています。