今回は、Bluetoothイヤホン「SOUNDPEATS Sonic」についてレビューしたいと思います。
SOUNDPEATS Sonicは、高音質でクリアな音が特徴的でありながら、手頃な価格で手に入るという魅力があります。
また、装着感も良く、ランニングやジムでの使用にも適しています。スペックや注意点などを紹介していきます。
https://jp.soundpeats.com/products/sonic

SOUNDPEATSってどこの国のメーカーなのか、そしてどんなブランドなのかは以下の記事をご覧下さい。
SOUNDPEATS Sonicのスペック
SOUNDPEATS Sonicのスペックは以下の通りです。
項目 | スペック |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
チップセット | Qualcomm3040 |
対応プロファイル | HSP、HFP、A2DP、AVRCP |
対応コーデック | aptX-Adaptive、aptX、AAC、SBC |
通信範囲 | 10m |
バッテリー容量 | イヤホン:70mAh×2 ケース:400mAh |
最大再生時間 | イヤホンのみ:約15時間 充電ケース併用時:約35時間 |
イヤホン本体充電時間 | 1~2時間 |
充電ポート | USB Type C |
ドライバー | 6mmダイナミックドライバー |
通話用内蔵マイク | 高感度MEMSマイク×2(片側) |
本体寸法 | ケース込みの寸法:71.9×41.9×32.8mm |
重量 | イヤホン/片側:約6g、充電ケース+イヤホン両側:約57g |
防水規格 | IPX5 |
ノイズキャンセリング | cVc8.0ノイズキャンセリング |
パッケージ内容 | SOUNDPEATS Sonicイヤホン×1、充電ケース×1、USB-C充電ケーブル×1、イヤーチップ×6(S/M/L)、取扱説明書×1 |
https://jp.soundpeats.com/products/sonic
Qualcomm QCC3040採用、完全ワイヤレスイヤホンの次世代へ
https://jp.soundpeats.com/products/sonic
Qualcommの最新チップ「QCC3040」を採用したSoundPEATSの完全ワイヤレスイヤホンが登場しました。
この新しいチップの採用により、TrueWireless MirroringやaptX Adaptiveコーデックがサポートされ、旧世代のチップに比べて電池寿命や接続の安定性が大幅に向上しています。
SOUNDPEATS Sonicは、QCC3040チップの力で、完全ワイヤレスイヤホンの新しい時代を切り拓いています。
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Bluetooth 5.2に準拠
SOUNDPEATS Sonicは、Bluetooth 5.2にも準拠し、環境に左右されない優れた接続安定性を実現しています。
現在の最新バージョンはBluetooth5.3ですので、一つ前の規格のものを搭載しています。
aptX Adaptive/AAC対応
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SOUNDPEATS Sonicは、QCC3040の採用により、次世代コーデックの主流であるaptX Adaptiveコーデックに対応しています。
SOUNDPEATS Sonic
有線接続と同等のワイヤレスオーディオ体験を得ることができます。
リスニング環境の電波混雑状況や音声のデータ量に応じてデータ転送時のビットレートを可変させるため、音質と低遅延、接続安定性をバランス良く保ち、有線接続と同等のワイヤレスオーディオ体験を実現しています。
また、下位(後方)互換性があるため、送信側がaptX Adaptiveに対応できない場合でも、自動的に接続機器が対応できるコーデックに切り替えます。
音楽再生や動画視聴、ゲームにも最適です。
強力でダイナミックな低音
SOUNDPEATS Sonicには、6mm径のダイナミックドライバーが搭載されています。
さらに日本人の聴覚特性に合わせて、プロの音響エンジニアによる丁寧な再調整が施されています。
重低音に重点を置き、耳を通して振動のような音を響かせます。
また、音像が眼前に浮かび上がるような中音域と綺麗な高音のディテールがバランス良く取れ、自分の理想とする音楽の透明感と空間効果が素晴らしく再現されます。
音質を重視する人には、SoundPEATSも良い選択肢の一つになります。
ドライバー口径は大きい方が高音質
ドライバー口径は、大きい方が高音質であることが多いです。
ダイアフラム(振動板)の大きさが大きいほど、音質も上がるためです。
多くのイヤホンでは次のようになっています。
種類 | ドライバー口径 |
インナーイヤー | φ13.5~15mm前後 |
耳栓型(カナル) | φ8.8~12mm前後 |
オーバーヘッド型 | φ30~50mm前後 |
同価格帯の場合、ドライバー口径は大きいモデルを選ぶのがオススメです。
ドライバーの大きさは完全ワイヤレスイヤホンの中ではそれほど大きな部類ではないと言えます。
防水規格IPX5対応で雨に濡れても安心

家電の弱点は水です。
しかし、SOUNDPEATS Sonicは、防水規格IPX5に対応しています。
ワイヤレスイヤホンを雨の日にしていると、蒸れて大丈夫かな!?と不安がよぎることがあったりしますが、そういった心配からも解消され、晴れの日でも雨の日でも、ガンガン使えます。
そのため多少雨がかかったとしても問題なく壊れることもないのがメリットです。
ランニング中に汗をかいて故障することも起こりにくいでしょう。
IPX4の製品もある中、本機はIPX5となっており、より防水性に力を入れていることが分かります。
防水規格IPX5って何?
IPX5は、防水性能を表す規格の1つで、この規格を満たす機器は強い水流にさらされても水が浸入せず、内部の機器に損傷が生じないことを示します。
ただし、完全に水に強いわけではなく、水中に浸して使用することはできません。
機種を選ばず、左右同時接続TrueWireless Mirroring対応
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SOUNDPEATS Sonicは、送信側機器に対して片側のイヤホンを「マスター」として接続し、もう一方のスレーブ側イヤホンをセキュアな通信環境で接続した後、マスター側とは左右反対側の信号をスレーブ側にミラーリングします。
さらに、片側のイヤホンを外した場合でも、素早くマスター/スレーブの入れ替えを行い、バッテリーの減りを防止し、音を途切れさせることなく耳に届けます。
ただし、接続機器はBluetooth標準規格Ver4.1以上に準拠している必要があります。
15時間の長時間の再生できる
https://jp.soundpeats.com/products/sonic
SOUNDPEATS Sonicは、QCC3040チップセットを搭載し、TWS Mirroring技術にも対応しています。
そのため省エネ効果が高く、イヤホン単体では15時間の連続再生が可能です。これはかなり長い部類です。
また、充電ケースを使用することで最長35時間の連続再生が可能です。
Web会議やオンライン授業など長時間の使用でも安心です。
返品保証
また、SOUNDPEATS Sonicには、30日間の返品・返金保証がついています。返品の理由は問わないという太っ腹なスタンスです。返品送料も無料となっており、気軽にSoundPEATSを試すことができます。
注意事項として、初回の充電時には透明な絶縁テープが貼られていますので、取り外してから充電を行ってください。

その他のおすすめのワイヤレスイヤホンは?
シャオミ(Xiaomi) の「Redmi Buds 4 Pro」は、1万円以内の価格帯であり、LDACに対応しています。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro

アンダー1万円とは思えないような高品質さ、最長で52時間再生可能なバッテリー性能、ワイヤレスでハイレゾ音源が再生可能、最大-43デシベルの強力なノイズキャンセリング機能が強力が魅力なワイヤレスイヤホンです。
強力なノイズキャンセリング機能のモデルが欲しいという場合は、SOUNDPEATS Capsule3 Proを選ぶのもオススメです。
↓写真の上が「Capsule3 Pro」、下側が「Opera 05」です。

関連記事:SOUNDPEATS Capsule3 Proレビュー|ノイキャン性能とコスパが魅力!
SOUNDPEATS AIR3 PRO

もう少し安い価格帯の製品が良いという方には「SOUNDPEATS AIR3 PRO」がオススメです。
35デシベルのノイズキャンセリング機能搭載です。6時間連続再生可能なバッテリー性能を誇ります。
SOUNDPEATS Mini Pro HS

ハイレゾとノイズキャンセリング機能が欲しい方には、SOUNDPEATS Mini Pro HSがオススメです。10mmドライバーを搭載していますが、これは「Opera 05」よりもやや小さめです。
40デシベルのノイズキャンセリング機能も搭載しているので、静かに音楽を楽しみたい方にオススメです。
関連記事:SOUNDPEATS「MINI Pro HS」レビュー
SOUNDPEATS Sonicレビューまとめ
今回は、「SOUNDPEATS Sonic」のレビューを行いました。
高音質かつ手頃な価格という魅力的な点や、装着感の良さについて触れました。
また、スポーツ時に使用する場合の注意点も紹介しました。
総合的に見て、コストパフォーマンスに優れたBluetoothイヤホンであると感じました。音楽を聴きながらのランニングやジムトレーニングをより楽しいものにするために、ぜひ一度試してみることをおすすめします。