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SOUNDPEATS Capsule3 Proレビュー|ノイキャン性能とコスパが魅力!

4.5
ワイヤレスイヤホン
悩んでいる人
悩んでいる人

SOUNDPEATS「Capsule3 Pro」って、どんな特徴のワイヤレスイヤホンですか?

こんな悩みにお答えします。

SOUNDPEATS(サウンドピーツ)「Capsule3 Pro」は、ワイヤレスイヤホン市場における、注目の新製品です。

SOUNDPEATS(サウンドピーツ)が発売する、完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」は、革新的なハイエンドモデルとして注目されています。

このイヤホンは、クリアな音質、快適な装着感、そして進化した機能性を備えており、一定の評価を得ています。

この記事では、SOUNDPEATS「Capsule3 Pro」の特徴や性能について、詳しく紹介していきます。

製品提供:SOUNDPEATS

この記事の内容
  • SOUNDPEATS「Capsule3 Pro」の使用感
  • SOUNDPEATS「Capsule3 Pro」のメリットとデメリット
  • SOUNDPEATS「Capsule3 Pro」とライバル製品との違い

総合評価4.5

メリット

✓アンダー1万円とは思えないような高品質さ

✓最長で52時間再生可能なバッテリー性能

✓ワイヤレスでハイレゾ音源が再生可能

✓ノイズキャンセリング機能が強力

デメリット

✓装着検出機能は搭載していない

✓ワイヤレス充電はできない

✓健康管理機能関連は搭載していない

SoundPEATS(サウンドピーツ)
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SOUNDPEATS Capsule3 Pro スペック

↑SOUNDPEATS(サウンドピーツ)「Capsule3 Pro」には、公式動画があります。

「Capsule3 Pro」の操作方法や使用感を確認するには、最初に視聴するのもオススメです。

SOUNDPEATS「Capsule3 Pro」のスペックは、以下の通りです。

項目スペック
ANCノイズキャンセリング
Bluetoothバージョン5.2
イヤホン本体充電時間1時間
バッテリー容量500mAh(ケース)、35mAh×2(イヤホン)
付属品・イヤピース(S/M/L)
・充電ケース
・USB-C充電ケーブル
・取扱説明書
最大再生時間約8時間
充電ケース併用時の再生可能時間約52時間
充電ポートUSB Type C
重量・約5g(イヤホン/片側)
・約48g(充電ケース+イヤホン両側)
対応コーデックAAC、SBC、LDAC
対応プロファイルHSP、HFP、A2DP、AVRCP
通信範囲10m
防水規格IPX4
本体寸法(LWH)50.07×67.31×25.9mm(ケース込み)
https://jp.soundpeats.com/products/capsule3-pro

受賞歴

パッケージにも記載されていますが、「Capsule3 Pro」は、VGP2023金賞を受賞しています。

VGPは、「国内最大級を誇るオーディオビジュアルアワード」です。

サウンドピーツの製品はVGPを受賞している製品もわりと多い印象が、本製品もやはり受賞しています。

SOUNDPEATSってどこの国のメーカーなのか、そしてどんなブランドなのかは以下の記事をご覧下さい。

Amazonでの評価は?

Amazonレビュー:4.3

なんと1,223件のレビューが付いており、かつ、星4.3という、高い評価を得ているワイヤレスイヤホンです(2023/04/26時点)。

それだけ注目度も高いワイヤレスイヤホンであることもうかがえます。

SOUNDPEATS Capsule3 Pro レビュー

SOUNDPEATS Capsule3 Proのレビューを行います。

開封時の様子です。黒色の箱はシンプルなデザインでオシャレです。

付属品

付属品一式です。

充電ケースの表面はつるつるとしています。触っても指紋が目立つ様子はありません。

別のワイヤレスイヤホンのレビューを見ると、「ケースがつるつるし過ぎて滑る!」という意見を見かけたりしますが、そこについては人によるのでなんとも言えません。本製品が特別つるつるとし過ぎている印象はありません。

また、使いこんだ場合でも、表面は傷が目立つ感じの仕様ではないです。

もちろん、強い傷を付けると、プラスティックなので傷として残ると思いますので、注意が必要そうです。

また、マットな仕上がりとなっていて、ツヤはあまり感じないタイプとなっています。使いこんでもテカリが生じるタイプではなさそうです(これまでの僕の過去の経験上です)。

イヤーピース

↑サイズはS、M、Lの3種類

↑穴は楕円型

イヤーピースは、S、M、Lの3種類の中から選ぶことができるので、自分にあったものを選べるのが利点です。初期状態では、Mが装着されてます。

初期状態のサイズで「合わないなぁ」と思ったらすぐに取り換えられるのが嬉しいポイントです。

耳が小さなや大きな方でもフィットする配慮が嬉しいです。

イヤーピースは、透けそうなくらいの薄さということもあり、柔らかい付け心地感が良い印象です。

ちなみに写真では見えにくいですが、イヤーピースの内側には、それぞれS、M、Lとの表記がされています。そのため、どのイヤーピースがどのサイズなのかすぐに見分けられるようになっています。

イヤーピースは、楕円型

また、イヤーピースは、楕円型となっています(一般的なイヤーピースは、丸型が多い)。

楕円型のため、耳へのフィット感がアップする効果が期待できます。また、イヤーピースが外れにくいというメリットもありそうだと感じました。

というのも、イヤーピースをイヤホンから外そうとしたところ、他の一般的な丸型のイヤーピースのモデルよりも、強めの力が必要と感じました。

コツをつかんでから外さないと、イヤーピースが壊れてしまう可能性もあるので注意です。

イヤーピースが外れにくいというのはデメリットではなく、むしろメリットです。

イヤホンとマッチしていないイヤーピースだと、すぐに取れてしまうためです。

過去に、違うイヤホンを使っていた時、旅先でイヤーピースが取れてしまった経験がありますが、楕円型なら、イヤーピース紛失のリスクも減りそうだと感じました。

ちなみに、100円ショップで売っているイヤーピースは、穴が丸型であることがほとんどのように思います。楕円型のが良い!という場合は、イヤーピースを交換する際、サウンドピーツ純正品を購入するのが良さそうです。※手元にあった丸型イヤーピースをはめてみたところ、一応はまりました。

USB-C充電ケーブル

USB-C充電ケーブルが付属します。僕が持っている税別1000円のワイヤレスイヤホンは、今や旧型とも言えるマイクロUSB端子ですが、「Capsule3 Pro」は現在主流のUSB-Cです。

USBケーブルの長さは、測定したところ、先端から先端までの全長で、約18.8cmでした(測定誤差があると思いますので、あくまで目安とお考え下さい)。

僕の家のコンセントは、床から23cm上の位置にあります。そのため、直接コンセントに刺して充電する時は、充電ケーブルが短いため、ティッシュ箱のような台の上に充電ケースを置く必要がありました。

一方、延長コードに刺す場合は、何の問題もありません。

また、ノートパソコンに接続して充電する場合は、長すぎないケーブルの長さがメリットになります。デスク周りがごちゃつかないためです。

↑充電ケーブルを接続した様子

↑底面にはUSB-Cのポートを搭載しています。

写真の通り、USBのACアダプタは付属していませんが、スマホなどの充電器を既にお持ちの方はそれが対応している場合がほとんどでしょうから、問題ないでしょう。

充電ケースインジケーターは1つとなっています。

↑表面 中央にインジケーター(表示灯)が1つあります

↑裏面 「SOUNDPEATS」という文字が入っています

充電ケースは自立しないタイプなので、寝かせて使うという使い方になります。そもそも自立させて使うシーンは個人的にはほとんどないので、気になりません。

↑開けた時の様子

↑ケース自体に磁石が付いているようで、イヤホン収納時は、イヤホンがペタッと吸い付くように収納可能。

充電ケースの蓋はしっかりとした作りになっています。頑丈さを感じる作りは、同時に高級感も感じるので、それは所有欲アップに繋がると思いました。

ケースは何回も開け閉めするわけですが、ヒンジ部分も弱くはなさそう、むしろしっかりとした作りであると感じます。ねじれたりする弱さもありません。

開閉は日常的に行うことでもあるため、そこも安心感があります。

蓋の開閉は軽い力で行えるようになっているので、力がそれほど必要ないのもメリットです。

重量とサイズ

↑初期状態では青色の絶縁テープが付いています。それを剥がすと使用できる状態になります。 1円玉は大きさの目安です。

↑絶縁テープを剥がした後。イヤホン(片方)の重さは約5g。

↑本体には「L」、「R」の表記があるので、どちらが右で、どちらが左なのかが分かりやすいです。

「Capsule3 Pro」の重量は、イヤホン(片方)で、約5gです。これは1円玉5枚と同じ重さです(1円玉1枚の重さは1g)。

イヤホンは、耳に付けるため、重すぎると不快感も感じるかもしれませんが、このワイヤレスイヤホンは軽いので、重さは気になりませんでした。

形状的に言うと、いわゆる「うどん型(インナーイヤー型)」なので、重さを感じにくいという形状面でのメリットもプラスに働いているのかもしれません。

また、充電ケースとイヤホン両側を合わせた重さは、約48gです。そのため、Mサイズの卵1個の重さよりも軽いです(Mサイズの卵1個の重さ=58g以上~64g未満)。

そのため、カバンに入れても重さが気にならないのもメリットです。

ケース込みの本体寸法は、50.07×67.31×25.9mmです。

1時間でフル充電できる速さが売り

「Capsule3 Pro」は、1時間でフル充電が可能です。急速充電ではなく、普通の仕様でこの数値なのは驚きです。

1時間の充電で、8時間使用できる性能は素晴らしいですね。

IPX4防水性能、雨の日や汗を気にせず使える

雨の日

「Capsule3 Pro」のイヤホン本体は、IPX4規格の防水性能を備えています。

雨の日やジムでの運動時、汗をかいたときもイヤホンを気にせず使えるので、アクティブなシーンでも安心して使用できます。

防水規格のIPXは、水の浸入に対する保護等級を示すものです。0~8までがあり、数字が大きくなるほど、防水性能が高くなります。

「IPX4」は、防塵性能は省略されています。防水性能は、レベル4であり、これは「いかなる方向から水の飛沫を受けた場合でも、有害な影響を受けない」レベルをさします。

そのため、水を直接かけてしまうと耐えられません。しかし、手洗い時での水しぶきや、雨による水滴程度なら、耐えられる防水性能ということになります。

Bluetooth 5.2対応で、高速・安定した接続が可能

「Capsule3 Pro」は、Bluetooth 5.2に対応しているため、高速・安定した接続を実現しています。

また、左右イヤホンそれぞれが個別に接続されるため、片方のイヤホンが接続できなくなっても、もう一方のイヤホンだけで音楽を楽しむことができます。

「Bluetooth 5」規格って何?

Bluetooth規格には色々ありますが、最新バージョンである方が機能性は良いです。執筆時点での最新バージョンは、5.3です。

「Bluetooth 5」規格は、屋外の混線した電波環境にも負けない、通信速度が2倍アップ、通信範囲は4倍広がる、という性能を持っています。

イヤホンの接続安定性が高く、音飛びや途切れが起きにくくなり、音声遅延も効果的に抑制されています。

本モデルのように、Bluetooth 5.0以上のワイヤレスイヤホンを選ぶのがオススメです。

最長52時間の再生が可能

https://jp.soundpeats.com/products/capsule3-pro

「Capsule3 Pro」は、イヤホン駆動時の消費電力を徹底的に抑えた設計により、イヤホン本体は最大8時間の連続再生が可能です。

バッテリーが内蔵された充電ケースを合わせて使えば、最長52時間の音楽再生が可能です。

それにより、左右のイヤホンを約5.5回充電できます。

つまり、1回フル充電してしまえば、約5.5回使用できるので、充電のわずらわしさからも離れられる点が良いです。

これは、イヤホン駆動時の消費電力を抑えることにより、長時間再生が可能になっていおり、長時間音楽を聴いても充電切れの心配がないのがメリットです。

また、ANCオン時であっても、LDACコーデックで音楽を再生する場合は、最大4時間の連続再生が可能です(最大音量の60%時)。

最大8時間の連続再生って、他のワイヤレスイヤホンと比べてどうなの?

2023年時点においては、完全ワイヤレスイヤホンの中では、長い部類と言えます。

中には最長9時間というモデルもあったりします。また、安い価格帯のモデルでは、最長6時間だったりすることも多いです。

LDACコーデックに対応により、ハイレゾ音源も楽しめる

https://jp.soundpeats.com/products/capsule3-pro

「Capsule3 Pro」は、通常価格8000円台なわけですが、なんと、ハイレゾも聴くことができてしまいます。

「Capsule3 Pro」の再生帯域は、20~40kHzまでとなっており、ハイレゾ音源の領域もカバーしているのが特長です。

「Capsule3 Pro」は、LDACコーデックに対応したハイレゾ完全ワイヤレスイヤホンです。

LDACコーデックとは、ソニーが規格化をしたBluetoothコーデックのことです。

このコーデックにより、一般的なイヤホンの従来技術比、約3倍のデータ量送信が可能です。

それにより、ワイヤレスでも音場の広さ、情報量の多さ、細やかな表現など、ハイレゾ音源や「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」の特性を最大限生かしながら、音楽を楽しめるという特徴があります。

ハイレゾの説明はイマイチメリットが分かりにくい場合がありますが、↓以下の図が分かりやすいです。

https://www.makuake.com/project/soundpeats_opera/

上図のように、原音に近い音を再現できるのがハイレゾの魅力です。

この価格帯でハイレゾ対応なのは、コスパが良いですね!

【疑問点】ハイレゾってどうやって聴くの?

スマホでハイレゾを聴きたい場合も色々と注意点があります。

Androidスマホに接続したい場合、LDACコーデックに対応した機種を選ばなければ、LDACコーデックで再生できない点に注意が必要です。

ちなみに、iPhoneはLDACには対応していません。LDACはソニーの規格のため、Appleがソニーにライセンス料を支払いたくない意図もあるのかもしれません。

この他、SBCとAACにも対応しています。AAC(Advanced Audio Coding)は、SBCに比べて、低遅延であり高音質なコーデックです。

CDってハイレゾなの?

CDの音源はハイレゾではありません。

そのため、CDをパソコンに保存してそれをハイレゾ対応のワイヤレスイヤホンで聴いても、CDの音源自体がハイレゾではないため、ハイレゾとして再生できるわけではない点には注意です。

ハイレゾ対応の音楽サービス

以下のサービスを使用することで、スマホでハイレゾ音源を再生可能です。

  • Apple Music
  • Amazon Music HD
  • mora qualitias

外音取り込みモードも搭載

「Capsule3 Pro」には、イヤホンを付けたまま会話や公共施設のアナウンス等の外音を取り込める外音取り込みモードも搭載しています。

そのため、飛行機の機内や人の多い場所など騒音の激しい場所でも、静寂の中で音楽を聴いているような感覚が味わえるのがメリットです。

最大43dBノイズ低減効果により、周囲の雑音をしっかりカットできる

https://jp.soundpeats.com/products/capsule3-pro

ノイズキャンセリング性能が数値で記載されているのもサウンドピーツの製品の特長です。

例えば、本製品のように、「43デシベル軽減できる性能です」と記載されていたりするので、どのくらいの音が具体的に軽減できるのかの目安を買う前に知ることができるのは安心材料になります。

ノイズキャンセリング性能が数値で記載されていない製品も別のメーカーではあったりしますが、サウンドピーツの製品は基本的に数値で示されている点がメリットです。

ノイズキャンセリング方式には、集音用に左右2つずつマイクを搭載し、周囲の音を反転させることで低減効果を発揮し、最大43dBのノイズ低減効果を誇ります。

お風呂場で換気扇をオンにした状態で、ノイズキャンセリング機能をオンにして使用してみたところ、換気扇の音が気にならないレベルまで静かになりました。

スマホアプリなら、ノイズキャンセリング機能のオンオフを、ボタン一つで切り替えることができるので、便利です。

https://jp.soundpeats.com/products/capsule3-pro

周囲の音を低減しながら、風切り音も大幅に取り除きます。

風が強い日は通常風切り音が気になったりしますが、それが低減するのは本当に有難いです。

「Capsule3 Pro」は、ノイズキャンセリング機能により、43デシベル下げることができます。電車の中を80デシベルと仮定すると、80-43=37デシベル

計算の上では、37デシベルまで下がるので、電車の中の騒音の中にいる状況下でも、図書館の中並みに改善することができる性能があると言えます。

最大43dB低減できる性能を持っているので、飛行機や電車、カフェなどの騒がしい場所でも、音楽を聴きながら快適な自分だけの空間を作ることができます。

電車で移動する

ANC機能により周囲の雑音をカットするため、外出先や通勤時にも最適です。

ノイズキャンセリング機能は、オンにしたり、オフにしたりもできるので、場所に合わせて使い分けることも可能できます。

連続再生時間にも関わる話なので、必要に応じて使い分けるのも良いでしょう。

感覚的な話ではダメだと思い、Androidアプリ「騒音測定器」を使用させていただき、騒音測定を実施しました。

↑僕の家のお風呂場で換気扇をまわした際の騒音状況。41.5デシベル。ANCをオンにすると、換気扇の音はかすかに聞こえるかなという程度まで静かになった。

↑僕の家のお風呂場で換気扇をまわす+蛇口を全開にした場合の騒音状況(お湯と水のうち、水のみを全開)。62.0デシベル。ANCをオンにすると、換気扇の音はかすかに聞こえるかなという程度まで静かになった。蛇口の音はわりと気になったが、イヤホンを外すと元々の騒音が大きいことに気づいた。つまり、ANCの効果はやっぱりある。

実際にノイズキャンセリング機能を使用してみたところ、最大43dBのノイズ低減効果があるため、かなり強力なノイズキャンセリングを体感できました。

※音の発生源に特別近づけて測定は行っていません。音の発生源に近づけた場合は、もっと大きな測定値になりますが、今回はその測定は割愛しています。

音楽の音を小さくすることができれば、耳への負担軽減にもつながることも期待できるので、強力なノイズキャンセリング機能を搭載していることはメリットと言えます。

専用アプリ「SOUNDPEATS」を使って音質をカスタマイズできる

https://jp.soundpeats.com/products/capsule3-pro

「Capsule3 Pro」は、専用アプリ「SOUNDPEATS」によるカスタマイズも可能なのもメリットです。

専用アプリ「SOUNDPEATS」は、AndroidにもiPhoneにも対応しているのもメリットです。

Googleプレイストアにて、「サウンドピーツ」と検索すれば、出てきます。

偽物アプリも絶対無いとは言えませんので、開発元が「SOUNDPEATS」であることをご確認下さい。

アプリは容量が30MBほどなので、すぐダウンロードが終わります(一般的な速度の回線の場合)。

AndroidにもiPhoneにも対応しているため、スマホの機種を選ばず使用できます。

アプリでは、次のことなどが可能です。

  • サウンドモードの切り替え
  • 機能の設定・切り替え
  • 音量操作
  • アップデート
  • 10バンドEQ機能を搭載しており、繊細な音質カスタマイズにも対応

細かくカスタマイズできるのが嬉しい利点です。

上図の通り、左右のイヤホンの残量がパーセント(%)で表示されるのも個人的に嬉しいポイントでした。

純粋に凄いと思いました!

というのも、今まではアプリ連動のワイヤレスイヤホンを使用したことが無かったからです。

今までは残量を知る術が無かったため、いきなり「バッテリーロー!」と耳元でアナウンスされてビックリしていました。

しかし、「Capsule3 Pro」ならば、アプリを使う事により、イヤホンの残量がどれくらいになってきたのかが分かりやすいので良いです。

バックグラウンド再生が可能なアプリで音楽を再生していないと、「SOUNDPEATS」アプリに切り替えた際に、音楽が一時停止になってしまいます。

そのため、バックグラウンド再生できるアプリを使用することで、「SOUNDPEATS」アプリに切り替え時にも、音楽が一時停止せずに聴けます。

具体的に言うと、無料版「YouTube Music」アプリはバックグラウンド再生ができない仕様となっているので、無料版「YouTube Music」アプリで音楽を聴いている時に、「SOUNDPEATS」アプリで音量を下げたりしたいなと思って操作すると、一時停止してしまいます。

また、一度ペアリングしてしまえば、次からは充電ケースの蓋を開けた時点でBluetooth接続が可能になります。

わずらわしい接続設定が不要な点がメリットです。

↑イコライザーは、プリセットも用意されています。9種類の中から選べます。

↑プリセット以外が良い!という場合は、自分好みでカスタマイズすることも可能

イコライザーは、以下の9種類から選べます。

  1. SOUNDPEATSクラシック
  2. 低音強調
  3. 低音低減
  4. 電子音
  5. ロック
  6. 民謡
  7. 高音域の強調
  8. ポップ
  9. クラシック
  10. カスタマイズ

初期の音が気に入らない場合でもイコライザーで音を変えることができますし、曲に合わせて音を変更することもできます。

操作方法

「Capsule3 Pro」では、イヤホンのタッチ操作により、以下の操作が簡単に行えます。

タッチ操作、操作が簡単なため、快適です。

「Capsule3 Pro」は、本当に沢山の操作が行えます。

そのため、SOUNDPEATS「Capsule3 Pro」の操作方法が分からなくなってしまった場合は、以下の表をご覧下さい。

操作項目手動操作自動操作
電源オンイヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップするイヤホンを充電ケースから取り出す
電源オフイヤホンのタッチボタンを10秒ロングタップするイヤホンを充電ケースに戻す
再生╱一時停止イヤホンのタッチボタンを素早く2回タッチする
音量を下げる左側のイヤホンのタッチボタンを1回タップする
音量を上げる右側のイヤホンのタッチボタンを1回タップする
次の曲右側のイヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップする
電話を受ける/切るイヤホンのタッチボタンを素早く2回タップする
着信拒否着信中、イヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップする
通話切替通話中、イヤホンのタッチボタンを2秒ロングタップする
ペアリングモードへ変更充電ケースのボタンを3秒ロングタップする
端末の音声認識アシスタント機能 (Siri/Google) を起動右側のイヤホンのタッチボタンを素早く3回タップする
ゲームモード
(低遅延モード) を有効/停止
左側のイヤホンのタッチボタンを素早く3回タップする
ノイズキャンモード/
ヒアスルーモード/
ノーマルモードの切替
左側のイヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップする
https://jp.soundpeats.com/products/capsule3-pro ユーザーガイドを元に作成

色々機能があり、覚えられないよ!という場合は、取扱説明書を写真で撮って保存しておくか、この記事をブックマークしておいていただけますと、操作方法が分かりやすいです。

タッチ操作で行うことができるため、スマートフォンを取り出すことなく、手軽に操作できるのが嬉しい利点です。

使ってみた感じ、音量を上げたり下げたりする際は、軽くサッとタッチするのではなく、ベタッとタッチする感じだと反応してくれやすいことが分かりました。

ちなみに、物理ボタンではなく、触っても押した感触はありません。

他のワイヤレスイヤホンでたまにある、押しているんだけど反応が悪い感じはありませんでした。

それだけ感知の精度が良いのかもしれません。感知の精度が悪いと操作する上ではかなりストレスなので、感知の精度が良いのは嬉しいメリットです。

音量ボタンがタッチ式なのも良いです。物理ボタン式のタイプもありますが、物理ボタン式のものは、押し込む時にカチカチと音がするので、それが不快に感じるかたもいらっしゃるかもしれません。

充電ケースのバッテリー残量の色

充電ケースのインジケーターは1つとなっており、色が変わることで、残量の度合いを示す仕様になっています。

「充電ケースのバッテリー残量の色」は、以下の通りです。黄色と赤の警告色=バッテリー残量が減っているという意味なので、分かりやすいです。

信号機と同じ順番で残量が少なくなると考えると、覚えやすそうです(※青信号=ここでは緑です)。

充電ケースのバッテリー残量点灯色
100%~50%
49%~10%黄色
10%未満
https://jp.soundpeats.com/products/capsule3-pro ユーザーガイドを元に作成

充電ケースを充電中のバッテリー残量の色

「充電ケースを充電中のバッテリー残量の色」は、以下の通りです。黄色と赤の警告色=バッテリー残量が減っているということなので、分かりやすいです。

充電ケースを充電中のバッテリー残量表示方法
0%~20%赤でゆっくり点滅
21%~69%黄色でゆっくり点滅
70%~99%緑でゆっくり点滅
100%緑で長く点灯(常時点灯)
https://jp.soundpeats.com/products/capsule3-pro ユーザーガイドを元に作成

100%の時の、「緑で長く点灯」というのは常時点灯のことでした。使ってみて分かりました。

電波は途切れにくい?

「Capsule3 Pro」を1Kアパートで、部屋の隅から隅まで移動して使用検証しました。

リビングにデバイスを置いてトイレに入ったところ、若干途切れた場合がありました。

これは、遮蔽物が多いため、仕方ないことです。

逆に途切れない方が変かもしれません。遮蔽物が無ければ、1Kアパートで使用するには途切れず使える感じであり、満足度が高いです。

リセット方法

何か問題が発生した場合は、以下の方法によりリセットすることが可能です。

リセット

  1. イヤホンを充電ケースに戻し、イヤホン本体がぴったりに充電ケースに戻したかどうかご確認ください。すると、充電ケースのインジケーターは2回に点滅します。
  2. 充電ケースのフタを開いた状態で、充電ケースのボタンを10秒間長押ししてください。充電ケースのLEDインジケーターが白と赤で2回に点滅し、リセットは完了です。
  3. 充電ケースのフタを一回閉じて、しばらくの時間が経過すると、 もう一度開けると、イヤホンは自動で再起動します。その後、普通に端末とのペアリングを行ってください。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro「取扱説明ガイド」P35を抜粋

SOUNDPEATS Capsule3 Proの音質

SOUNDPEATS Capsule3 Proの音質についても解説します。

使用した感じ、低音もしっかり聞こえる感じが良いと感じました。

一つ一つの音がはっきりと聞こえるという印象で、それも音楽を聴く上での没入感につながると感じます。

周波数をチェックする動画を用いて聞いてみた所、20Hzから16kHzまで音を確認できました(筆者は30代です)。

関連動画:Sonic Electronix「20 – 20,000 Hz Audio Sweep | Range of Human Hearing」

「Capsule3 Pro」の再生帯域は、20~40kHzまでであり、ハイレゾ音源の領域もカバーしています。

年齢によっても聞こえる周波数域は異なるので、音質については個人の感想になりがちですが、数値だけ見ても優れた周波数域を持っていることが分かります。

本機は、ボーカルや楽器の音を繊細に再現できるのが売りとなっており、高音質を望むユーザーのかたにオススメです。

12mmドライバーを搭載している

https://jp.soundpeats.com/products/capsule3-pro

性能的な説明をしますと、「Capsule3 Pro」には、12mmバイオセルロース製ダイナミックドライバーが搭載されています。

それにより、広がりのあるナチュラルな音質で、楽曲の奥にある細かな音や響きを感じることができるのが本機の特長です。

ドライバー口径は大きい方が高音質

ワイヤレスイヤホンのドライバー口径は、大きい方が高音質であることが多いです。

理由としては、ダイアフラム(振動板)の大きさが大きいほど、音質も上がるためです。

多くのイヤホンでは次のようになっています。

種類ドライバー口径
インナーイヤーφ13.5~15mm前後
耳栓型(カナル)φ8.8~12mm前後
オーバーヘッド型φ30~50mm前後

「Capsule3 Pro」は、耳栓型(カナル)なので、ドライバー口径は最大級の部類と言えるでしょう。

同価格帯の場合、ドライバー口径は、大きいモデルを選ぶのがオススメです。

イヤホンのエージングって何?

イヤホンにはエージングと呼ばれる、いわゆる慣らし期間があります。

音の尖りが軽減され、音の硬さが取れると言われたりもします。

そんなエージングを経ることで、イヤホン本来の性能が発揮されるため、購入直後と使いこんでからの音は若干違うと言われます。

エージングには、耳が慣れただけという意見もあったりしますが、イヤホン自体がエージングするのも当然あるでしょう。

そのため、「Capsule3 Pro」も、しばらく使いこんでみるのが良いと言えます。

SoundPEATS(サウンドピーツ)
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音が出ない時の直し方は?

最初、スマートフォンに接続しても音が出ませんでした。

原因は何かと考えた所、スマホの設定の「HDオーディオ:LDAC」がオンになっていたため、音が出ず、スマホの動作が重くなっていたようです。まず、スマホ側の設定を見直してみましょう。

通販で買う場合、偽物の心配は無いの?

Amazonでは、SOUNDPEATS(サウンドピーツ)の公式ストア(SoundPEATS Audio)からの購入が可能なため、偽物の心配もありません。

また、クーポンが発行されている場合があるのでお得に買えるのも特長です。

逆に正規店でない所から購入する場合は、偽物の可能性も無いとは言い切れないので、注意が必要です。

同価格帯の製品にはどんな製品がある?

項目╱製品名Capsule3 ProMini Pro HSAir3 Deluxe HS
BluetoothBluetooth 5.2Bluetooth 5.2Bluetooth 5.2
イヤホンタイプカナル型カナル型インナーイヤー型
ゲームモード遅延時間70ms70ms60ms
ダイナミックドライバー12mm10mm14.2mm
ノイズキャンセリングハイブリッドANC+ENCANC+ENCENC
価格約8,000円約8,000円約7,000円
外音取り込みありありなし
充電ポートUSB-CUSB-CUSB-C
対応コーデックSBS/AAC/LDACSBS/AAC/LDACSBS/AAC/LDAC
防水規格IPX4IPX4IPX5
連続再生時間約8時間約8時間約5時間

シャオミ(Xiaomi) の「Redmi Buds 4 Pro」は、1万円以内の価格帯であり、LDACに対応しています。

SOUNDPEATS AIR3 PRO

もう少し安い価格帯の製品が良いという方には「SOUNDPEATS AIR3 PRO」がオススメです。35デシベルのノイズキャンセリング機能搭載です。6時間連続再生可能なバッテリー性能を誇ります。

SOUNDPEATS Opera 05

3つのドライバー搭載により、繊細な音の表現に優れている完全ワイヤレスいイヤホンです。

Makuake(マクアケ)というクラウドファンディングサイトで購入が可能です。

SOUNDPEATS Mini Pro HS

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ハイレゾとノイズキャンセリング機能が欲しい方には、SOUNDPEATS Mini Pro HSがオススメです。10mmドライバーを搭載していますが、これは「Capsule3 Pro」よりもやや小さめです。

40デシベルのノイズキャンセリング機能も搭載しているので、静かに音楽を楽しみたい方にオススメです。

SOUNDPEATS Capsule3 Pro メリット・デメリット

SOUNDPEATS Capsule3 Proのメリットとデメリットをまとめると以下のようになります。

メリット

✓アンダー1万円とは思えないような高品質さ

✓最長で52時間再生可能なバッテリー性能

✓ワイヤレスでハイレゾ音源が再生可能

✓ノイズキャンセリング機能が強力

✓カラーのラインナップは4色

アンダー1万円とは思えないような多機能が売りです。バッテリーの持ちもよく、ノイズキャンセリング機能も強力でハイレゾまで再生可能なため、このワイヤレスイヤホンはコスパが良いです。

カラーのラインナップは発売当初はブラックの1色のみでした。

当初は黒以外の色が良いという方は、別の選択肢も視野に入ったかもしれませんが、現在ではカラーのラインナップは4色あり、スケルトンタイプも発売されました。

デメリット・気になる点

✓装着検出機能は搭載していない

✓ワイヤレス充電はできない

✓健康管理機能関連は搭載していない

「Capsule3 Pro」は、装着検出機能は搭載していません。しかし、そこまでの機能を求めない方には、本機はリーズナブルでコスパが良い選択と言えます。

ワイヤレス充電には非対応です。

しかしながら、1回の充電で5.5回(52時間)使用可能なため、そもそもワイヤレス充電は対応してなくても良いよ!という考え方もできそうです。

高価格帯の製品には健康管理機能関連の機能が搭載されていたりしますが、この製品には搭載されていません。

しかしながら、音楽だけ聴きたい!多機能は望んでいない!という人には、とても向いています。

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SOUNDPEATS Capsule3 Proレビューまとめ

SoundPEATS(サウンドピーツ)
¥8,480 (2024/05/07 01:22時点 | Amazon調べ)

SOUNDPEATS「Capsule3 Pro」は、長時間のリスニングを可能にするロングバッテリー、ノイズキャンセリング機能、高品質な音質を実現するLDACコーデックなど、機能性に優れた完全ワイヤレスイヤホンです。

また、専用アプリ「SOUNDPEATS」によるカスタマイズ機能や、タッチ操作による手軽な操作性も魅力の一つです。

SOUNDPEATS Capsule3 Proは、高品質な音質と優れた快適性を備えたワイヤレスイヤホンとして、ユーザーからの評価が高い製品です。

特に、進化した機能性が魅力的であり、防水性、多彩な機能を搭載しています。

SOUNDPEATS Capsule3 Proは、ワイヤレスイヤホンを探している方に、おすすめできる製品の一つです。

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