SOUNDPEATS「Capsule3 Pro+」って、どんな特徴のワイヤレスイヤホンですか?
こんな悩みにお答えします。
SOUNDPEATS(サウンドピーツ)「Capsule3 Pro+)」は、ワイヤレスイヤホン市場における、注目の新製品です。
SOUNDPEATS(サウンドピーツ)が発売する、完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Capsule3 Pro+」は、MEMSドライバーと12mmダイナミックドライバーを搭載しており、ハイブリッドな構成となっているのが特徴です。
このイヤホンは、ユーザーにとって必要な機能をすべて取り入れ搭載しているモデルであり、満足度の高い製品となっています。
この記事では、SOUNDPEATS「Capsule3 Pro+」の特徴や性能について、詳しく紹介していきます。
製品提供:SOUNDPEATS
- SOUNDPEATS「Capsule3 Pro+」の使用感
- SOUNDPEATS「Capsule3 Pro+」のメリットとデメリット
総合評価
メリット
✓-45デシベルのノイズキャンセリング機能は超強力
✓最長で43時間再生可能なバッテリー性能
✓ワイヤレスでハイレゾ音源が再生可能
デメリット
✓装着検出機能は搭載していない
✓ワイヤレス充電はできない
✓健康管理機能関連は搭載していない
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- SOUNDPEATS Capsule3 Pro+ スペック
- SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の魅力とは?
- SOUNDPEATS Capsule3 Pro+ レビュー
- 付属品
- 重量とサイズ
- 1.5時間でフル充電できる速さが売り
- IPX4防水性能、雨の日や汗を気にせず使える
- Bluetooth 5.3対応で、高速・安定した接続が可能
- 最大43時間の長時間再生可能で、一日中音楽と共にできる!
- LDAC対応により、ハイレゾ音源も楽しめる!
- 外音取り込みモードも搭載
- 最大45dBノイズ低減効果により、周囲の雑音からの解放される!
- 専用アプリ「PeatsAudio」を使って音質を自分好みにカスタマイズできる!
- 操作方法
- 充電ケースのバッテリー残量の色
- 充電ケースを充電中のバッテリー残量の色
- 電波は途切れにくい?
- リセット方法
- MEMSドライバーと12mmダイナミックドライバーを搭載した、ハイブリッド構成!
- イヤホンのエージングって何?
- 音が出ない時の直し方は?
- 通販で買う場合、偽物の心配は無いの?
- 同価格帯の製品にはどんな製品がある?
- SOUNDPEATS Capsule3 Pro+ メリット・デメリット
- SOUNDPEATS Capsule3 Pro+レビューまとめ
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+ スペック
↑SOUNDPEATS(サウンドピーツ)「Capsule3 Pro+」には、公式動画があります。
「Capsule3 Pro+」の操作方法や使用感を確認するには、最初に視聴するのもオススメです。
SOUNDPEATS「Capsule3 Pro+」のスペックは、以下の通りです。
項目 | スペック | スペック |
製品名 | SOUNDPEATS Capsule3 Pro+ | SOUNDPEATS Capsule3 Pro |
ANCノイズキャンセリング | 〇(-45デシベル) | 〇(-43デシベル) |
Bluetoothバージョン | 5.3 | 5.2 |
LDAC対応 | 〇 | 〇 |
xMEMS社製ドライバー | 〇 | – |
ドライバー | MEMS(メムス)ドライバー×12mmダイナミックドライバー | 12mmバイオセルロース製ダイナミックドライバー |
パッケージ内容 | イヤピース×3セット(S/M/L)、充電ケース×1、Type-C充電ケーブル×1、取扱説明書×1 | ・イヤピース(S/M/L) ・充電ケース ・USB-C充電ケーブル ・取扱説明書 |
バッテリー容量 | 500mAh (ケース)、 35mAh×2 (イヤホン) | 500mAh(ケース)、35mAh×2(イヤホン) |
マルチポイント接続 | 〇 | – |
最大再生時間 | 約6.5時間 (イヤホン単体)、約43時間 (充電ケース併用) | 約8時間 (イヤホン単体)、約52時間 (充電ケース併用) |
充電ポート | USB Type C | USB Type C |
イヤホン本体充電時間 | 1.5時間 | 1時間 |
重量 | 約5g (イヤホン/片側)、 約48g (充電ケース+イヤホン両側) | ・約5g(イヤホン/片側) ・約48g(充電ケース+イヤホン両側) |
対応コーデック | AAC、SBC、LDAC | AAC、SBC、LDAC |
対応プロファイル | HSP、HFP、A2DP、AVRCP | HSP、HFP、A2DP、AVRCP |
通信範囲 | 10m | 10m |
防水規格 | IPX4 | IPX4 |
本体寸法 (L×W×H) | 50.07×67.31×25.9mm (ケース込み) | 50.07×67.31×25.9mm(ケース込み) |
↑前モデルであるSOUNDPEATS「Capsule3 Pro」のスペックは、右側に載せています。
受賞歴
商品紹介ページに掲載されていますが、「Capsule3 Pro+」は、VGP2024SUMMERのコスパ大賞と金賞を受賞しています。
VGPは、「国内最大級を誇るオーディオビジュアルアワード」です。日本で最も権威性の高い賞の一つと言え、受賞することによってその製品の信頼性は格段に上がります。
サウンドピーツの製品はVGPを受賞している製品もわりと多い印象ですが、本製品もやはり受賞しています。
イヤホンならどんなものでも受賞できるというわけは当然ながらないため、このモデルは品質の高さにも定評があることがうかがえます。
ちなみに、前モデルである「Capsule3 Pro+」は、VGP2023金賞を受賞していましたが、このモデルでもやはり受賞となり、しかも2部門での受賞となりました。
ワイヤレスイヤホンって本当にたくさん種類が売られていますが昭夫受賞しているワイヤレスイヤホンは数が少ないので期待が持てますし、他のものと良い意味での差別化になっていますね!
VGPで2部門受賞!完成度の高さが外部の団体から認められて、お墨付きを得ているのは素晴らしいことですね!
ちなみに、SOUNDPEATSってどこの国のメーカーなのか、そしてどんなブランドなのかは以下の記事をご覧下さい。
Amazonでの評価は?
Amazonレビュー:
まだ発売されてからそれほど時間は経っていないわけですが、既に337件のレビューが付いており、かつ、星4.4という、高い評価を得ているワイヤレスイヤホンです(2024/09/26時点)。
それだけ注目度も高いワイヤレスイヤホンであることもうかがえます。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の魅力とは?
マルチポイント機能:2つのデバイスを同時に接続
複数のデバイスを使いこなす日常にも対応するCapsule3 Pro+。
マルチポイント機能を使えば、スマートフォンとPC、あるいはタブレットとスマートウォッチなど、2つのデバイスに同時に接続可能です。
例えば、仕事中にPCで音楽を楽しみながら、スマートフォンでの着信があれば、イヤホンが自動的に通話モードに切り替わり、接続を切り替える手間をかけずにスムーズに会話に移行できます。
ただし、マルチポイント接続時には「LDAC」は利用できませんが、利便性と音質のバランスを取った使い方が可能です。
複数のデバイスと接続する場合、一つしか接続できないモデルだと、いちいち切り替えしなければならず面倒だったりしますが、このモデルの場合は、そのわずらわしさから解放されます。
高性能マイクでクリアな通話を実現
Capsule3 Pro+は、通話のクオリティにも抜かりありません。
左右合わせて6基の高性能マイクを搭載し、通話中に周囲のノイズを自動で軽減してくれます。
これにより、騒がしいカフェや風の強い場所でも、クリアな音声で相手に自分の声を伝えることが可能です。
外出時、騒音のある場所にいる時に限って、会社から電話がかかってきたりするのはあるあるかもしれません。そんな状況でも、相手に的確な会話をやり取りすることができます。若い頃に憧れた、カッコいいサラリーマンに一歩近づくことができます!
また、通話の遅延を最小限に抑えるゲームモードを搭載しており、オンライン会議やゲーム中でも、快適な音声体験を提供します。
遅延はわずか0.07秒。まるで相手が隣にいるかのように、途切れのないコミュニケーションが可能です。
ゲームにおいて遅延は命取りになってしまうので、レスポンスの速さが重要となりますが、このモデルはゲームモード搭載しているので、遅延を最小限に減らすことができる点はメリットです。
ゲームをする方にもおすすめの機種と言えます。
動きが速いアクション系の映画を見る際にも活躍するかもしれません。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+ レビュー
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+のレビューを行います。
このモデルは、アクセサリーを保管するための作りがしっかりした箱に収められており、高級感があります。よくある紙で作られた箱とは違い、しっかりとした作りとなっています。
開封時の様子です。黒色の箱はシンプルなデザインでオシャレです。
ケースの大きさは、前モデル「Capsule3 Pro」と全く同じ大きさとなっています。
付属品
付属品一式です。
サウンドピーツのシンボルであるパンダの「ピーツ君」のステッカーが同封されていました!
充電ケースの表面はマットな塗装となっており、つるつるとはしていません。マットな感じなので、触っても指紋が目立つ様子はありません。
つるつるとしているワイヤレスイヤホンの場合、そのレビューを見ると、「ケースがつるつるし過ぎて滑る!」という意見を見かけたりしますが、この製品はそのようなことは無縁だと個人的には思います。
強い傷を付けると、プラスティックなので傷として残ると思いますので、注意が必要そうです。
イヤーピース
↑サイズはS、M、Lの3種類
↑穴は楕円型
イヤーピースは、S、M、Lの3種類の中から選ぶことができるので、自分にあったものを選べるのが利点です。初期状態では、Mが装着されてます。
初期状態のサイズで「合わないなぁ」と思ったらすぐに取り換えられるのが嬉しいポイントです。
耳が小さなや大きな方でもフィットする配慮が嬉しいです。
イヤーピースは、透けそうなくらいの薄さということもあり、柔らかい付け心地感が良い印象です。
イヤーピースは、楕円型
また、イヤーピースは、楕円型となっています(一般的なイヤーピースは、丸型が多い)。
イヤーピースが楕円形のはサウンドピーツの特徴の一つと言っていいくらい、多くのモデルで採用されています。
というのも、イヤーピースをイヤホンから外そうとしたところ、他の一般的な丸型のイヤーピースのモデルよりも、強めの力が必要と感じました。
コツをつかんでから外さないと、イヤーピースが壊れてしまう可能性もあるので注意です。
イヤーピースが外れにくいというのはデメリットではなく、むしろメリットです。
イヤホンとマッチしていないイヤーピースだと、すぐに取れてしまうためです。
過去に、違うイヤホンを使っていた時、旅先でイヤーピースが取れてしまった経験がありますが、楕円型なら、イヤーピース紛失のリスクも減りそうだと感じました。
USB-C充電ケーブル
USB-C充電ケーブルが付属します。
僕が持っている税別1000円のワイヤレスイヤホンは、今や旧型とも言えるマイクロUSB端子ですが、「Capsule3 Pro+」は現在主流のUSB-Cです。
USBケーブルの長さは、測定したところ、先端から先端までの全長で、約18.8cmでした(測定誤差があると思いますので、あくまで目安とお考え下さい)。
また、ノートパソコンに接続して充電する場合は、長すぎないケーブルの長さがメリットになります。デスク周りがごちゃつかないためです。
↑充電ケーブルを接続した様子
↑底面にはUSB-Cのポートを搭載しています。
写真の通り、USBのACアダプタは付属していませんが、スマホなどの充電器を既にお持ちの方はそれが対応している場合がほとんどでしょうから、問題ないでしょう。
充電ケースのインジケーターは1つとなっています。
↑表面 中央にインジケーター(表示灯)が1つあります
↑裏面 「SOUNDPEATS」という文字が入っています
充電ケースは自立しないタイプなので、寝かせて使うという使い方になります。そもそも自立させて使うシーンは個人的にはほとんどないので、気になりません。
↑開けた時の様子
↑ケース自体に磁石が付いているようで、イヤホン収納時は、イヤホンがペタッと吸い付くように収納可能。
充電ケースの蓋はしっかりとした作りになっています。頑丈さを感じる作りは、同時に高級感も感じるので、それは所有欲アップに繋がると思いました。
ケースは何回も開け閉めするわけですが、ヒンジ部分も弱くはなさそう、むしろしっかりとした作りであると感じます。ねじれたりする弱さもありません。
開閉は日常的に行うことでもあるため、そこも安心感があります。
蓋の開閉は軽い力で行えるようになっているので、力がそれほど必要ないのもメリットです。
重量とサイズ
↑初期状態では青色の絶縁テープが付いています。それを剥がすと使用できる状態になります。 1円玉は大きさの目安です。
↑絶縁テープを剥がした後。イヤホン(片方)の重さは約5g。黒とゴールドの配色によって高級感のある仕様に感じられます。
ゴールドは主張が激しくなく、嫌味の無い金であり、黒となじんでいます。
↑本体には「L」、「R」の表記があるので、どちらが右で、どちらが左なのかが分かりやすいです。
「Capsule3 Pro+」の重量は、イヤホン(片方)で、約5gです。これは1円玉5枚と同じ重さです(1円玉1枚の重さは1g)。
イヤホンは、耳に付けるため、重すぎると不快感も感じるかもしれませんが、このワイヤレスイヤホンは軽いので、重さは気になりませんでした。
形状的に言うと、いわゆる「うどん型(インナーイヤー型)」なので、重さを感じにくいという形状面でのメリットもプラスに働いているのかもしれません。
また、充電ケースとイヤホン両側を合わせた重さは、約48gです。そのため、Mサイズの卵1個の重さよりも軽いです(Mサイズの卵1個の重さ=58g以上~64g未満)。
48gという重さは、前モデル「Capsule3 Pro」と全く同じ重さとなっています。
前モデルに比べ、性能も一部パワーアップしているわけですが、そんな中で、前モデルと同じ大きさ、同じ重さに抑えてあるのは、設計のうまさが関係しているのかなと個人的には推測しています。これは真相を設計のかたに聞いてみないと分かりません。
そのため、カバンに入れても重さが気にならないのもメリットです。
ケース込みの本体寸法は、50.07×67.31×25.9mmです。
1.5時間でフル充電できる速さが売り
「Capsule3 Pro+」は、1.5時間でフル充電が可能です。急速充電ではなく、普通の仕様でこの数値なのは驚きです。
ちなみに、充電ケースのフル充電は約2時間で完了します。
IPX4防水性能、雨の日や汗を気にせず使える
「Capsule3 Pro+」のイヤホン本体は、IPX4規格の防水性能を備えています。
雨の日やジムでの運動時、汗をかいたときもイヤホンを気にせず使えるので、アクティブなシーンでも安心して使用できます。
雨の日に困ることとして、家電を持ち歩いていると「ヤバい!濡れて壊れやしないか!」という不安が襲って来たりします。そんな中、防水性能を搭載していることによって、その不安が和らぐため、精神衛生上もとても良いなと思います。
ちなみに、イヤホン本体が汚れた場合は、水で湿らせたタオルでそっと拭くのが正しいお手入れ方法です。
Bluetooth 5.3対応で、高速・安定した接続が可能
「Capsule3 Pro+」は、Bluetooth 5.3に対応しているため、高速・安定した接続を実現しています。
また、左右イヤホンそれぞれが個別に接続されるため、片方のイヤホンが接続できなくなっても、もう一方のイヤホンだけで音楽を楽しむことができます。
これは前モデルと同じ仕様です。
「Bluetooth 5」規格って何?
「Bluetooth 5」規格は、屋外の混線した電波環境にも負けない、通信速度が2倍アップ、通信範囲は4倍広がる、という性能を持っています。
イヤホンの接続安定性が高く、音飛びや途切れが起きにくくなり、音声遅延も効果的に抑制されています。
前モデル「Capsule3 Pro」は、Bluetoothのバージョンが5.2だったので、バージョンが新しくなっているのが特長です。
本モデルは、通信距離が10mとなっているので、デバイスとわりと距離が離れていても、通信が途切れることがなく音を聞くことができる点がメリットです。
安いモデルだと性能が悪いのか、「通信距離10m」と記載されていたとしても、デバイスから離れると途切れたりするモデルがあったりします。
しかし、本モデルのように、ハイエンドなモデルでは「通信距離10m」という記載通りの性能が引き出されているので、やはりそこは値段の違いだなと感じます。
もちろん間にドアなどの遮蔽物が入ることによって距離は短くなるので注意しましょう。電波を遮る物がない状態で10mなので、実際での使用状況下においては、距離は短くなると考えておいた方が、考えの不一致を無くせます。
最大43時間の長時間再生可能で、一日中音楽と共にできる!
一度イヤホンを使い始めると、途中でバッテリー切れを心配することがありませんか?
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+は、最大43時間の再生時間を誇ります。
イヤホン単体で約6.5時間、アクティブノイズキャンセリング(ANC)を使用した場合でも約5時間の連続再生が可能です。
さらに、充電ケースと併用することで、旅先でも、長時間の移動でも、音楽や通話を途切れさせることなく楽しむことができます。
例えば、長距離フライトの間や、連続したオンライン会議の中でも、充電を気にすることなく、心地よいサウンドに浸ることができるのです。
Capsule3 Pro+は、忙しい毎日の中で、あなたに最高の音楽体験を提供し続けます。
それにより、左右のイヤホンを約6.6回充電できます。
つまり、1回フル充電してしまえば、約6.6回使用できるので、充電のわずらわしさからも離れられる点が良いです。
最大6.5時間の連続再生って、他のワイヤレスイヤホンと比べてどうなの?
2024年時点においては、完全ワイヤレスイヤホンの中では、普通クラスの部類と言えます。
中には最長9時間というモデルもあったりします。また、安い価格帯のモデルでは、最長6時間だったりすることも多いです。
LDAC対応により、ハイレゾ音源も楽しめる!
「Capsule3 Pro+」は、LDACコーデックに対応したハイレゾ完全ワイヤレスイヤホンです。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+は、ハイレゾ対応で、かつワイヤレスにも対応しており、従来の20Hz~20kHzの帯域を超え、20Hz~40kHzまでの広い再生帯域をカバーしています。
この広がりは、楽器やボーカルの音をより繊細に、そしてリアルに再現します。
例えば、ギターの弦が指先から滑り出す瞬間や、ボーカリストが息を吸い込む微妙な空気の動きまで感じられるかのようです。
また、「LDAC」に対応しており、標準のBluetoothコーデックSBCと比べて最大3倍の情報量を伝送できるため、ハイレゾ音源の細やかなニュアンスをそのまま耳に届けてくれます。
特にジャズやクラシックのような音のディテールが重要な音楽では、この高解像度が際立ちます。
まるで音の粒が空間に広がり、その一つ一つが生き生きと踊るような体験が待っています。
前モデルである「Capsule3 Pro+」もハイレゾ対応でしたが、本モデルも引き続き搭載しています。
LDACコーデックとは?
LDACコーデックとは、ソニーが規格化をしたBluetoothコーデックのことです。
このコーデックにより、一般的なイヤホンの従来技術比、約3倍のデータ量送信が可能です。
それにより、ワイヤレスでも音場の広さ、情報量の多さ、細やかな表現など、ハイレゾ音源や「SOUNDPEATS Capsule3 Pro+」の特性を最大限生かしながら、音楽を楽しめるという特徴があります。
ハイレゾの説明はイマイチメリットが分かりにくい場合がありますが、↓以下の図が分かりやすいです。
https://www.makuake.com/project/soundpeats_opera/
上図のように、原音に近い音を再現できるのがハイレゾの魅力です。
この価格帯でハイレゾ対応なのは、コスパが良いですね!
例えば、安いヘッドホンにありがちなのは、「ハイレゾに対応しているけど、ケーブルを取り付けた時のみで、ワイヤレスの状態ではハイレゾ聞けない!」というモデルもあったりします。
それと違い、このワイヤレスイヤホンの場合はワイヤレスでハイレゾを対応しているところが技術力の結晶なわけです。
【疑問点】ハイレゾってどうやって聴くの?
ハイレゾってどうやれば聴くことができますか?
スマホでハイレゾを聴きたい場合も色々と注意点があります。
Androidスマホに接続したい場合、LDACコーデックに対応した機種を選ばなければ、LDACコーデックで再生できない点に注意が必要です。
この他、SBCとAACにも対応しています。AAC(Advanced Audio Coding)は、SBCに比べて、低遅延であり高音質なコーデックです。
CDってハイレゾなの?
CDの音源はハイレゾではありません。
そのため、CDをパソコンに保存してそれをハイレゾ対応のワイヤレスイヤホンで聴いても、CDの音源自体がハイレゾではないため、ハイレゾとして再生できるわけではない点には注意です。
ハイレゾ対応の音楽サービス
以下のサービスを使用することで、スマホでハイレゾ音源を再生可能です。
- Apple Music
- Amazon Music HD
- mora qualitias
外音取り込みモードも搭載
「Capsule3 Pro+」には、イヤホンを付けたまま会話や公共施設のアナウンス等の外音を取り込める外音取り込みモードも搭載しています。
そのため、飛行機の機内や人の多い場所など騒音の激しい場所でも、静寂の中で音楽を聴いているような感覚が味わえるのがメリットです。
アプリでも変更することができるので、現在どのモードなのかが視覚的に分かりやすくて操作性に優れています。
最大45dBノイズ低減効果により、周囲の雑音からの解放される!
本モデルは周囲の騒音方なんと45dBも低減させることができます。
どこにいても、自分だけの静寂を手に入れたい。SOUNDPEATS Capsule3 Pro+は、最新のハイブリッド方式「Adaptive ANC(アダプティブノイズキャンセリング)」を搭載し、外部のノイズを的確に遮断してくれます。
前モデルの「Capsule3 Pro」は43デシベル低減でしたので、さらに2デシベル音を小さくすることができる性能を持っていることになります。
-45デシベルの性能を持つノイズキャンセリングイヤホンはなかなかありません!
たとえば、街中の喧騒やカフェの雑踏に包まれているときでも、Capsule3 Pro+を耳に装着することで、一瞬にして静寂が訪れます。
周囲のノイズはまるで遠くに引き去られ、目の前には自分だけの音楽空間が広がるのです。
さらに、このノイズキャンセリング機能は、リアルタイムで周囲の環境や装着状態に応じて自動調整されます。電車の中での会話やエンジン音、風の音など、多様なノイズを45dBまで低減することができ、音楽だけに集中できる時間を作り出します。
例えば通勤通学の時間の中で語学の勉強をしたい際は騒音が気にならないので学習に専念することができますし、音楽を聴く場合も騒音に音楽が邪魔されないため細部の音を広域にわたり捉えることができるため没入感が全く違ってきます。
またノイズキャンセリング機能を使うことによって音量を下げることがある程度できるので、難聴の原因となる「長時間大きな音を聞く」ということが減るので、耳にとっても負担が少ないと言えるでしょう。
また、ノイズキャンセリングを長時間使用しても、閉塞感を感じさせず、快適に過ごせるのも大きな魅力です。
ノイズキャンセリング性能が数値で記載されているのもサウンドピーツの製品の特長です。
例えば、本製品のように、「45デシベル軽減できる性能です」と記載されていたりするので、どのくらいの音が具体的に軽減できるのかの目安を買う前に知ることができるのは安心材料になります。
お風呂場で換気扇をオンにした状態で、ノイズキャンセリング機能をオンにして使用してみたところ、換気扇の音が気にならないレベルまで静かになりました。
スマホアプリなら、ノイズキャンセリング機能のオンオフを、ボタン一つで切り替えることができるので、便利です。
本モデルはいわゆるうどん型と呼ばれる形状ですが、うどん型のワイヤレスイヤホンはカナル型に比べて遮音性が低いと言われたりします。
しかし、そんなデメリットをかき消すほどの高いノイズキャンセリング機能を搭載しているので、まさに死角なしと言えるでしょう。
周囲の音を低減しながら、風切り音も大幅に取り除きます。
風が強い日は通常風切り音が気になったりしますが、それが低減するのは本当に有難いです。
「Capsule3 Pro+」は、ノイズキャンセリング機能により、45デシベル下げることができます。電車の中を80デシベルと仮定すると、80-45=35デシベル
計算の上では、35デシベルまで下がるので、電車の中の騒音の中にいる状況下でも、図書館の中並みに改善することができる性能があると言えます。
ANC機能により周囲の雑音をカットするため、外出先や通勤時にも最適です。
ノイズキャンセリング機能は、オンにしたり、オフにしたりもできるので、場所に合わせて使い分けることも可能できます。
連続再生時間にも関わる話なので、必要に応じて使い分けるのも良いでしょう。
感覚的な話ではダメだと思い、Androidアプリ「騒音測定器」を使用させていただき、騒音測定を実施しました。
↑僕の家のお風呂場で換気扇をまわした際の騒音状況。41.5デシベル。ANCをオンにすると、換気扇の音はかすかに聞こえるかなという程度まで静かになった。
↑僕の家のお風呂場で換気扇をまわす+蛇口を全開にした場合の騒音状況(お湯と水のうち、水のみを全開)。62.0デシベル。ANCをオンにすると、換気扇の音はかすかに聞こえるかなという程度まで静かになった。蛇口の音はわりと気になったが、イヤホンを外すと元々の騒音が大きいことに気づいた。つまり、ANCの効果はやっぱりある。
実際にノイズキャンセリング機能を使用してみたところ、最大45dBのノイズ低減効果があるため、かなり強力なノイズキャンセリングを体感できました。
前モデルよりも2デシベルも軽減することができるだけあって、まさに最強のモデルだと感じました。
※音の発生源に特別近づけて測定は行っていません。音の発生源に近づけた場合は、もっと大きな測定値になりますが、今回はその測定は割愛しています。
専用アプリ「PeatsAudio」を使って音質を自分好みにカスタマイズできる!
「Capsule3 Pro+」は、専用アプリ「PeatsAudio」によるカスタマイズも可能なのもメリットです。
ただ音を楽しむだけではなく、音質や操作性を自分好みにカスタマイズできるのもCapsule3 Pro+の魅力です。
専用アプリ「PeatsAudio」を使えば、タッチ操作の機能をアサインしたり、10バンドイコライザーで音質を調整したり、ノイズキャンセリングや外音取込モードの切り替えも簡単に行えます。
例えば、朝の通勤時にはノイズキャンセリングを強化し、夜にリラックスしたい時には外音取り込みモードに切り替えることで、音楽と環境をシームレスに切り替えることが可能です。この柔軟性が、日常の中であなたに最高の音体験を提供します。
前モデルでは、「SOUNDPEATS」というアプリを使用して色々な操作が可能でしたが、このモデルでは「PeatsAudio」というアプリを用いて操作が行えます。
専用アプリ「PeatsAudio」は、AndroidにもiPhoneにも対応しているのもメリットです。
Googleプレイストアにて、「サウンドピーツ」と検索すれば、出てきます。
偽物アプリも絶対無いとは言えませんので、開発元が「Shenzhen Ginto E-Commerce Co.,Limited」であることをご確認下さい。
アプリは容量が30MBほどなので、すぐダウンロードが終わります(一般的な速度の回線の場合)。
AndroidにもiPhoneにも対応しているため、スマホの機種を選ばず使用できます。
アプリでは、次のことなどが可能です。
- サウンドモードの切り替え
- 機能の設定・切り替え
- 音量操作
- アップデート
- 10バンドEQ機能を搭載しており、繊細な音質カスタマイズにも対応
細かくカスタマイズできるのが嬉しい利点です。
上図の通り、左右のイヤホンの残量が視覚的に分かるようになっています。
前モデルのように、パーセント(%)で表示されるとより良いなと思いますが、アップデートで改良される可能性もあるかもしれません。
純粋に凄いと思いました!
というのも、今まではアプリ連動のワイヤレスイヤホンを使用したことが無かったからです。
今までは残量を知る術が無かったため、いきなり「バッテリーロー!」と耳元でアナウンスされてビックリしていました。
しかし、「Capsule3 Pro+」ならば、アプリを使う事により、イヤホンの残量がどれくらいになってきたのかが分かりやすいので良いです。
また、一度ペアリングしてしまえば、次からは充電ケースの蓋を開けた時点でBluetooth接続が可能になります。
ペアリングもストレスを感じないのが良いです。
僕の持っている1000円のワイヤレスイヤホンはペアリングが片方しか成功しないことが多いのでストレスです(笑)
わずらわしい接続設定が不要な点がメリットです。
↑イコライザーは、プリセットも用意されています。9種類の中から選べます。
↑プリセット以外が良い!という場合は、自分好みでカスタマイズすることも可能
イコライザーは、以下の9種類から選べます(カスタマイズも含めると10)。
- SOUNDPEATSクラシック
- 低音を強く(強調)
- エレクトロニック
- クラシック
- フォーク
- 高音域の強調
- 低音を弱く
- ポップ
- ロック
- カスタマイズ
初期の音が気に入らない場合でもイコライザーで音を変えることができますし、曲に合わせて音を変更することもできます。
音楽や音響に詳しくないから、どうやって各値を変更すれば良い音になるか分からないよ!という方もいらっしゃるかもしれません。
しかしそんなかた向けに、プリセットが用意されているので、ジャンルに合わせてボタンを切り替えるだけなので操作が簡単です。
画面を見ながら操作できるので、今自分が何の操作をしているのかが一目で分かるのはメリットですね。
カラオケの練習や楽器の練習用として、ある特定の音だけを削除することができるイコライザーもあってもいいなとふと思いました。
操作方法
「Capsule3 Pro+」では、イヤホンのタッチ操作により、以下の操作が簡単に行えます。
タッチ操作、操作が簡単なため、快適です。
「Capsule3 Pro+」は、本当に沢山の操作が行えます。
そのため、SOUNDPEATS「Capsule3 Pro+」の操作方法が分からなくなってしまった場合は、以下の表をご覧下さい。
操作項目 | 手動操作 | 自動操作 |
電源オン | イヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップする | イヤホンを充電ケースから取り出す |
電源オフ | イヤホンのタッチボタンを10秒ロングタップする | イヤホンを充電ケースに戻す |
再生╱一時停止 | イヤホンのタッチボタンを素早く2回タッチする | – |
音量を下げる | 左側のイヤホンのタッチボタンを1回タップする | – |
音量を上げる | 右側のイヤホンのタッチボタンを1回タップする | – |
次の曲 | 右側のイヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップする | – |
電話を受ける/切る | イヤホンのタッチボタンを素早く2回タップする | – |
着信拒否 | 着信中、イヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップする | – |
通話切替 | 通話中、イヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップする | – |
ペアリングモードへ変更 | 充電ケースのボタンを3秒ロングタップする | – |
端末の音声認識アシスタント機能 (Siri/Google) を起動 | 右側のイヤホンのタッチボタンを素早く3回タップする | – |
ゲームモード (低遅延モード) を有効/停止 | 左側のイヤホンのタッチボタンを素早く3回タップする | – |
ノイズキャンモード/ 外音取り込み(ヒアスルー)モード/ ノーマルモードの切替 | 左側のイヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップする | – |
「Capsule3 Pro+」には色々機能があるため、覚えられないよ!という場合は、取扱説明書を写真で撮って保存しておくか、この記事をブックマークしておいていただけますと、操作方法が分かりやすいです。
アプリでは、ショートカットの操作の割り当てを変更することができます。これは前モデルではできなかったことです。
また、アプリで見ることもできます。
タッチ操作で行うことができるため、スマートフォンを取り出すことなく、手軽に操作できるのが嬉しい利点です。
ちなみに、物理ボタンではなく、触っても押した感触はありません。
他のワイヤレスイヤホンでたまにある、押しているんだけど反応が悪い感じはありませんでした。
それだけ感知の精度が良いのかもしれません。感知の精度が悪いと操作する上ではかなりストレスなので、感知の精度が良いのは嬉しいメリットです。
音量ボタンがタッチ式なのも良いです。物理ボタン式のタイプもありますが、物理ボタン式のものは、押し込む時にカチカチと音がするので、それが不快に感じるかたもいらっしゃるかもしれません。
幅広い操作が可能なのがメリットです。何度か操作していくと、だんだん慣れていくことでしょう。
充電ケースのバッテリー残量の色
充電ケースのインジケーターは1つとなっており、色が変わることで、残量の度合いを示す仕様になっています。
「充電ケースのバッテリー残量の色」は、以下の通りです。黄色と赤の警告色=バッテリー残量が減っているという意味なので、分かりやすいです。
信号機と同じ順番で残量が少なくなると考えると、覚えやすそうです(※青信号=ここでは緑です)。
充電ケースのバッテリー残量 | 点灯色 |
100%~50% | 緑 |
49%~10% | 黄色 |
10%未満 | 赤 |
信号機と同じ配色なので、どの色の時、バッテリーが少なくなっているのかが直感的に分かりやすいですね。
充電ケースを充電中のバッテリー残量の色
「充電ケースを充電中のバッテリー残量の色」は、以下の通りです。黄色と赤の警告色=バッテリー残量が減っているということなので、分かりやすいです。
充電ケースを充電中のバッテリー残量 | 表示方法 |
0%~20% | 赤でゆっくり点滅 |
21%~69% | 黄色でゆっくり点滅 |
70%~99% | 緑でゆっくり点滅 |
100% | 緑で長く点灯(常時点灯) |
100%の時の、「緑で長く点灯」というのは常時点灯のことでした。使ってみて分かりました。
こちらも先ほどと同様に、信号機と同じ配色になっているので分かりやすいです。
電波は途切れにくい?
「Capsule3 Pro+」を1ルームアパートで、部屋の隅から隅まで移動して使用検証しました。
リビングにデバイスを置いてトイレに入ったところ、若干途切れた場合がありました。
これは、遮蔽物が多いため、仕方ないことです。
逆に途切れない方が変かもしれません。遮蔽物が無ければ、1ルームアパートで使用するには途切れず使える感じであり、満足度が高いです。
リセット方法
何か問題が発生した場合は、以下の方法によりリセットすることが可能です。
イヤホンを充電ケースに戻し、所定の位置にしっかり収まったことを確認してください。
https://cdn.shopify.com/s/files/1/0604/8553/3881/files/Capsule3_Pro.pdf?v=1719486367
リセット:充電ケースのフタを開いた状態で、充電ケースのボタンを10秒間長押ししてください。充電ケースのLEDインジケーターが白·赤2回づつ点滅すれば、リセットは完了です。
手動でペアリング:充電ケースのフタを開いた状態で、充電ケースのボタンを3秒間長押ししてください。充電ケースの白いインジケーターライトが点滅しすれば、リセットは完了です。
MEMSドライバーと12mmダイナミックドライバーを搭載した、ハイブリッド構成!
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+は、音の世界に革命をもたらす「MEMS(メムス)ドライバー」と「12mmダイナミックドライバー」のハイブリッド構成を採用したイヤホンです。
これにより、クリアな高音と深みのある低音が、まるで目の前で演奏が行われているかのような臨場感を届けてくれます。
xMEMS社製「Cowell」MEMS(メムス)ドライバーが採用されています。
サウンドピーツの製品初搭載であるMEMS(メムス)ドライバーにより、この技術が生み出す高音域は、シルクのように滑らかで、空気を切り裂く鋭さを感じさせます。
例えば、ピアノの高音が澄んだ水滴のように耳元に落ちる瞬間、その透明感に驚かされることでしょう。
また、シリコン振動板の特性が、微細なニュアンスも逃さず捉え、音の歪みを抑えつつ広がりのある音場を再現します。
実際に使った感想は後述します。
MEMSってなに?
MEMS(メムス)という言葉に聞き馴染みがない方も案外多いのではないかと思います。
MEMS(メムス)というのは、とっても小さな機械をシリコンで作っちゃう技術のことです。
例えば、スマホの中に入っている小さなマイクとか、ゲームのコントローラーの振動機能とか、MEMSを使って作られてるものがいっぱいあります。
ワイヤレスイヤホンとMEMSの関係
このMEMS技術をイヤホンのスピーカー部分に使ったのが、MEMSドライバーっていうものです。
↓MEMSドライバーを使うと、イヤホンは以下のようなメリットを得ることができます。
- 音がクリアでキレイ: MEMSは、とっても小さな振動板を使って音を出すので、余計な振動が少なくて、音がクリアになります。まるでコンサート会場にいるかのようです!
- 小さいのにパワフル: MEMSは、小さいのに大きな音を出すことができます。そのため、イヤホンを小さく作れても、迫力のあるサウンドを楽しめます。
- 耐久性が高い: MEMSは、シリコンで作られていて丈夫なおんで、壊れにくくて長持ちする特長もあります。
なんでMEMSを使うと音がよくなるの?
- 振動板が軽いので、素早く動くことができる → 音が早く反応して、音楽の細かい部分まで聞き取れるようになります。
- 振動板が薄いので、歪みが少ない → 音がクリアで、自然な響きになります。
- 小さいから、イヤホンを小さくできる → 耳にぴったりフィットして、周りの音が聞こえにくくなるから、音楽に集中できます。
MEMSについてのまとめ
MEMS技術のおかげで、ワイヤレスイヤホンはどんどん進化しています。
昔に比べて、もっと小さく、もっと高音質で、もっと便利になっていっています。
小さなボディの中に最新の技術が組み込まれているわけですね!
12mmのダイナミックドライバーも搭載
MEMSドライバーだけでなく、12mmのダイナミックドライバーも搭載しており、ハイブリッド構成となっています。
12mmのダイナミックドライバーが織りなす低音は、地響きのような力強さと、胸に響く深みをもたらします。
例えば、クラシック音楽の大太鼓の一撃が、空気を揺るがし、体全体に響き渡る感覚を味わうことができるのです。
一般的にドライバーは、大きければ大きいほど、良い音が出せると言われています。
完全ワイヤレスイヤホンは小型なボディのため、大型ドライバーとの両立は相反することですが、限られたボディーの中に大型のドライバーを搭載することによって、良い音質を得ることができます。
ちなみに、前モデルの「Capsule3 Pro」には、12mmバイオセルロース製ダイナミックドライバーが搭載されています。
前モデルにはMEMSドライバーは搭載しておらず、ハイブリッド構造ではありません。
前もデルと本モデルでは、充電ケースのサイズも全く一緒であり、イヤホン自体の重さもどちらも5グラムですが、内部のドライバーの構成が異なるのは興味深いです。
新しい技術をどんどん取り入れて、ワイヤレスイヤホンの進化を止めておらず、前に進んでいっている点が素晴らしいと感じます。
ドライバー口径は大きい方が高音質
ワイヤレスイヤホンのドライバー口径は、大きい方が高音質であることが多いです。
理由としては、ダイアフラム(振動板)の大きさが大きいほど、音質も上がるためです。
多くのイヤホンでは次のようになっています。
種類 | ドライバー口径 |
インナーイヤー(うどん型) | φ13.5~15mm前後 |
耳栓型(カナル) | φ8.8~12mm前後 |
オーバーヘッド型 | φ30~50mm前後 |
「Capsule3 Pro+」は、耳栓型(カナル)なので、ドライバー口径は最大級の部類と言えるでしょう。
同価格帯の場合、ドライバー口径は、大きいモデルを選ぶのがオススメです。
イヤホンのエージングって何?
イヤホンにはエージングと呼ばれる、いわゆる慣らし期間があります。
音の尖りが軽減され、音の硬さが取れると言われたりもします。
そんなエージングを経ることで、イヤホン本来の性能が発揮されるため、購入直後と使いこんでからの音は若干違うと言われます。
エージングには、耳が慣れただけという意見もあったりしますが、イヤホン自体がエージングするのも当然あるでしょう。
そのため、「Capsule3 Pro+」も、しばらく使いこんでみるのが良いと言えます。
音が出ない時の直し方は?
最初、スマートフォンに接続しても音が出ませんでした。
原因は何かと考えた所、スマホの設定の「HDオーディオ:LDAC」がオンになっていたため、音が出ず、スマホの動作が重くなっていたようです。
まず、スマホ側の設定を見直してみましょう。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の音質
ワイヤレスイヤホンの音質って、どれも一緒じゃないんですか?どんな違いがあるんですか?
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の音質についても解説します。
↑本モデルSOUNDPEATS「Capsule3 Pro+」と前モデルであるSOUNDPEATS「Capsule3 Pro」の聞こえ方の違いがわかる動画が公式より公開されています。
バーチャル視聴が行えるので合流前にどちらのモデルを選ぶかの参考になるので、確認してみるのもオススメです。
実際にこのワイヤレスイヤホンで音楽を聴いてみると、ギターは生演奏している臨場感が感じられました。
ドラムのハイハットも凄くこまかなところまでしっかり聴こえます。
優しいハイハットの音というか、音の小さなハイハットの音(DTMで言うと、ベロシティの低い音)は、強調してこないので、良いワイヤレスイヤホンでどのような演奏をしているのかをこちらが読み取る必要があります。
このワイヤレスイヤホンなら、ドラマーの意図を読み取ったりすることもできるレベルなので、良いと感じました。
楽器のパンの振り分けもはっきりとしており、例えるなら、ごはん一粒一粒がつぶれずに立っている感じで、音同士がごちゃっとしていません。
僕が持っている1000円のワイヤレスイヤホンの方は、ドラムのハイハットの音とかもいまいちで、細かい表現力が無い感じです。べちゃっとしてしまったチャーハンで、隠し味の繊細な部分も分からないような感じなんだということがよく分かりました。
ワイヤレスイヤホンは価格差によって、表現力が全然違うことを再認識できました。
一つ一つの音がはっきりと聞こえるという印象で、それも音楽を聴く上での没入感につながると感じます。
比較してみてはじめてわかることですが、安い価格帯のイヤホンでは聞こえない音が聞こえます。
周波数をチェックする動画を用いて聞いてみた所、20Hzから16kHzまで音を確認できました(筆者は30代です)。
関連動画:Sonic Electronix「20 – 20,000 Hz Audio Sweep | Range of Human Hearing」
「Capsule3 Pro+」の再生帯域は、20~40kHzまでであり、ハイレゾ音源の領域もカバーしています。
年齢によっても聞こえる周波数域は異なるので、音質については個人の感想になりがちですが、数値だけ見ても優れた周波数域を持っていることが分かります。
本機は、ボーカルや楽器の音を繊細に再現できるのが売りとなっており、高音質を望むユーザーのかたにオススメです。
音楽は基本的に後半にかけて、音の数、いわゆる音数が増えていく印象があります。
ベースラインにしてもギターにしても、一番とは違うアレンジで演奏して行く印象が僕はあります。
そのため、一番よりも二番のほうが音数が多いはずで、曲の最後の方になるとさらに音数が多くなる傾向がああると感じます。
そのため、安いイヤホンと高いイヤホンの差は、音数が増えたところで大きく変わってくるのかなと感じます。
このワイヤレスイヤホンは、音数が多くても、それぞれの楽器の演奏がはっきりと際立っており、お互いを邪魔していないような印象があることがわかりました。
そのため、音数が増えても問題なく聴くことができる点において、没入感があり音楽に感動しやすい環境を、この小型のボディとともに作ることができると実感できました。
やっぱり良い音を聴こうとすると、ワイヤレスイヤホンにお金かけなきゃダメ!と実感できました。
10代とか20台の初めの若い頃に、このワイヤレスイヤホンで音楽聴いてたらもっと多くのものというか世界を感じ取れただろうなと、ちょっと後悔しています。
「〇〇食えないとか、人生の半分損してるよ!」という言葉が日本にはありますが、「良い音が出せるワイヤレスイヤホン持ってないとか、人生の半分損してるよ!」と言ってしまっても良いかもしれません。ホント、若い頃に体感したかった。
このモデルはスマホアプリに対応しており、イコライザーをいじることができるので、自分の好きな音にカスタムすることができる点がメリットです。
ワイヤレスイヤホンの音質は、価格によって違うわけですね!
通販で買う場合、偽物の心配は無いの?
Amazonでは、SOUNDPEATS(サウンドピーツ)の公式ストア(SoundPEATS Audio)からの購入が可能なため、偽物の心配もありません。
また、クーポンが発行されている場合があるのでお得に買えるのも特長です。
逆に正規店でない所から購入する場合は、偽物の可能性も無いとは言い切れないので、注意が必要です。
同価格帯の製品にはどんな製品がある?
項目╱製品名 | Capsule3 Pro | Mini Pro HS | Air3 Deluxe HS |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.2 |
イヤホンタイプ | カナル型 | カナル型 | インナーイヤー型 |
ゲームモード遅延時間 | 70ms | 70ms | 60ms |
ダイナミックドライバー | 12mm | 10mm | 14.2mm |
ノイズキャンセリング | ハイブリッドANC+ENC | ANC+ENC | ENC |
価格 | 約8,000円 | 約8,000円 | 約7,000円 |
外音取り込み | あり | あり | なし |
充電ポート | USB-C | USB-C | USB-C |
対応コーデック | SBS/AAC/LDAC | SBS/AAC/LDAC | SBS/AAC/LDAC |
防水規格 | IPX4 | IPX4 | IPX5 |
連続再生時間 | 約8時間 | 約8時間 | 約5時間 |
シャオミ(Xiaomi) の「Redmi Buds 4 Pro」は、1万円以内の価格帯であり、LDACに対応しています。
SOUNDPEATS Opera 05
3つのドライバー搭載により、繊細な音の表現に優れている完全ワイヤレスいイヤホンです。
Makuake(マクアケ)というクラウドファンディングサイトで購入が可能です。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+ メリット・デメリット
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+のメリットとデメリットをまとめると以下のようになります。
メリット
✓最長で43時間再生可能なバッテリー性能
✓ワイヤレスでハイレゾ音源が再生可能
✓-45デシベルのノイズキャンセリング機能は超強力
アンダー1万円とは思えないような多機能が売りです。バッテリーの持ちもよく、ノイズキャンセリング機能も強力でハイレゾまで再生可能なため、このワイヤレスイヤホンはコスパが良いです。
カラーのラインナップは、定番のブラックが発売されています。
デメリット・気になる点
✓装着検出機能は搭載していない
✓ワイヤレス充電はできない
✓健康管理機能関連は搭載していない
✓カラーのラインナップは1色
「Capsule3 Pro+」は、装着検出機能は搭載していません。しかし、そこまでの機能を求めない方には、本機はリーズナブルでコスパが良い選択と言えます。
ワイヤレス充電には非対応です。
高価格帯の製品には健康管理機能関連の機能が搭載されていたりしますが、この製品には搭載されていません。
しかしながら、音楽だけ聴きたい!多機能は望んでいない!という人には、とても向いています。
カラー展開は現在はブラックの一色のみなので、ホワイト仕様のモデルも発売していただけると、ブラック以外の色が好きなユーザーの方も購入のチャンスが広がるのではないかと思っています。
クーポン情報
現在、SOUNDPEATS「Capsule3 Pro+」をお得に購入できるクーポン発行中です。
この機会に是非、ご検討下さい。
売れ筋の人気イヤホンのランキングから選ぶ
通販大手のアマゾン(Amazon)は、配送も早く、取り揃えも豊富なので、オススメのサイトです。
価格もリアル店舗よりも安い場合が多いので、お財布にも優しいです。
最新のAmazon「イヤホン・ヘッドホン」の売れ筋ランキングを確認して、納得のいくイヤホン選びをしてみて下さい!
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+レビューまとめ
音楽の奥行きと繊細さを徹底的に追求したいあなたへ。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+は、最先端の技術を駆使し、オーディオ体験を一新することを約束します。
MEMSドライバーとダイナミックドライバーの融合、ハイレゾワイヤレス対応、Adaptive ANC、長時間バッテリー、そして個々の設定を細かくカスタマイズできるアプリ。
どんな場面でも、あなたの音楽体験を最大限に高めてくれるイヤホンです。
今までの音楽体験を超える次世代イヤホンを、ぜひ手に取ってみてください。