スリップノットといえば、アメリカのヘヴィメタルバンドの代表格です。
マスクを被った9人組のメンバーが繰り広げる激しいサウンドとパフォーマンスは、世界中のファンを魅了しています。
スリップノットは1999年にデビューして以来、7枚のスタジオアルバムをリリースしていますが、どれも高い評価を受けています。
しかし、スリップノットのアルバムはどれも個性的で、それぞれに違った魅力があります。そこで、今回はスリップノットのおすすめアルバム10選を紹介します。
スリップノットのファンはもちろん、これからスリップノットに興味を持ちたい人にも参考になると思います。
洋楽の歴史的名盤に詳しくなりたいという方は、『死ぬ前に聴くべき1001枚のアルバム』という書籍をチェックするのもおススメです。電子書籍版もあるので、かさばらず便利です。


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スリップノットのおすすめアルバム10選
スリップノットのおすすめアルバム10選をご紹介します。
ちなみに、『ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 | 2020年改訂版』では、残念ながらランクインしていませんでした。
Slipknot (1999)
スリップノットのデビューアルバムです。
このアルバムは、スリップノットの原点とも言える作品で、激しいギターとドラム、ラップやスクリームなどの多彩なボーカル、サンプラーやターンテーブルなどのエレクトロニックな要素が組み合わさった独自のサウンドが展開されています。
アグレッシブでカオティックな曲が多いですが、中にはメロディアスな曲もあります。代表曲は「(sic)」、「Wait and Bleed」、「Spit It Out」などです。
Iowa (2001)
スリップノットの2枚目のアルバムです。このアルバムは、前作よりもさらに暗くて重くなっており、スリップノットの最もヘヴィな作品と言われています。
メンバーの精神的な苦悩や怒りが音に反映されており、圧倒的なインパクトを与えます。
代表曲は「People = Shit」、「The Heretic Anthem」、「Left Behind」などです。
Vol. 3: (The Subliminal Verses) (2004)

スリップノットの3枚目のアルバムです。このアルバムは、前作とは打って変わって、よりメロディックでダイナミックなサウンドになっています。
プロデューサーにレジェンドのリック・ルービンを迎えたことも影響していると思われます。
スリップノットの幅広い音楽性が表現された作品です。代表曲は「Duality」、「Vermilion」、「Before I Forget」などです。
All Hope Is Gone
スリップノットのフォースアルバムであり、スリップノットの最も多様な作品です。このアルバムでは、前作までの要素に加えて、スラッシュメタルやハードロック、ブルースなどの影響も見られます。
また、政治的なメッセージも含まれています。代表曲は「Psychosocial」や「Snuff」などです。
.5: The Gray Chapter

スリップノットのフィフスアルバムであり、スリップノットの最も感情的な作品です。
このアルバムは、2010年に亡くなったベーシストのポール・グレイと2013年に脱退したドラマーのジョーイ・ジョーディソンに捧げられています。
そのため、悲しみや怒り、希望や愛などの感情が強く表現されています。代表曲は「The Devil In I」や「The Negative One」などです。
We Are Not Your Kind

スリップノットのシックスアルバムであり、スリップノットの最も実験的な作品です。
このアルバムでは、前作までの要素に加えて、エレクトロニカやアンビエント、ワールドミュージックなどの要素も取り入れています。
また、曲間にはインタールードと呼ばれる短い楽曲が挿入されています。代表曲は「Unsainted」や「Solway Firth」などです。
Mate. Feed. Kill. Repeat.
スリップノットのデビュー前にリリースされたデモアルバムです。
このアルバムでは、ジャズやファンクなどの影響も見られます。
また、このアルバムには現在のメンバーではなく、初期のメンバーが参加しています。代表曲は「Slipknot」や「Gently」などです。
9.0: Live
スリップノットのライブアルバムであり、スリップノットのライブパフォーマンスの迫力を感じられる作品です。
このアルバムは、2004年から2005年にかけて行われたワールドツアーの模様を収録しています。
曲目はファーストアルバムからフォースアルバムまでの曲が選ばれています。
Antennas to Hell
スリップノットのベストアルバムであり、スリップノットのキャリアを振り返る作品です。
このアルバムは、ファーストアルバムからフィフスアルバムまでの曲が選ばれています。
また、ライブ音源やリミックス音源も収録されています。
Day of the Gusano

スリップノットのドキュメンタリー映画とライブアルバムです。
この作品は、2015年にメキシコで行われた初めてのライブを記録したものです。
映画では、メキシコのファンやメンバーのインタビューなどが見られます。
ライブアルバムでは、映画で収録されたライブ音源が聴けます。
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