タイは東南アジアの人気観光地のひとつですが、その治安はどのような状況なのでしょうか。タイに旅行する際には、どのような注意点があるのでしょうか。この記事では、タイの治安に関する基本的な情報と、旅行者が気をつけるべきことを紹介します。
タイ旅行の治安

タイの治安はどうなっている?
タイの治安は、一般的には比較的良好と言えます。タイは仏教国であり、人々は親切で温和です。また、政府や警察も治安維持に努めており、重大な犯罪やテロは少ないです。しかし、それでもタイには治安の悪い地域や時期があります。例えば、以下のような場合です。
- 南部三県(ナラーティワート県、パッタニ県、ヤラー県)では、分離主義勢力と政府軍との衝突が続いており、爆弾テロや銃撃事件が発生しています。外務省はこの地域への渡航を原則として控えるよう呼びかけています。
- 首都バンコクやチェンマイなどの大都市では、スリや置き引き、ひったくりなどの窃盗事件が多発しています。特に混雑した場所や夜間は注意が必要です。
- タイでは王室に対する批判や侮辱は厳しく罰せられます。王室に関する話題は避けるようにしましょう。
- タイでは時々政情不安が起こります。デモや抗議活動が発生した場合は、近づかないようにしましょう。
タイ旅行で気をつけるべきこと
タイ旅行で治安に関して気をつけるべきことは以下の通りです。
- パスポートや貴重品はホテルのセーフティボックスに預けるか、身につけておきましょう。コピーだけ持ち歩くこともできますが、空港や国境では本物が必要です。
- 財布やカメラなどは前ポケットや斜め掛けバッグに入れておきましょう。後ろポケットや肩掛けバッグは狙われやすいです。
- タクシーやトゥクトゥクを利用する際は、料金を事前に確認しましょう。メーターを使わない運転手や、観光地へ連れて行こうとする運転手には注意しましょう。
- ツアーやアクティビティを予約する際は、信頼できる会社やホテルの紹介を利用しましょう。街中で声をかけてくる人や、安すぎる値段のものには注意しましょう。
- 食事や飲み物を注文する際は、値段を確認しましょう。メニューに書かれていない追加料金やサービス料が請求されることがあります。
- マッサージやスパを利用する際は、清潔で明るい店を選びましょう。暗くて汚い店や、性的なサービスを提供する店には注意しましょう。
タイ旅行の治安まとめ
タイは治安が良い国ですが、それでも旅行者にとって危険な場所や状況があります。タイに旅行する際は、常に周囲に注意を払い、常識的な判断をしましょう。タイの文化や習慣に敬意を持ち、現地の人々とコミュニケーションをとりましょう。そうすれば、タイの魅力を存分に楽しむことができるでしょう。
海外旅行の持ち物をこれから準備されるという方は、以下の記事もオススメです。