サウジアラビアはイスラム教の国であり、その文化や習慣に敬意を払う必要があります。特に服装に関しては、厳しい規則がありますので、旅行前にしっかりと確認しておくことが大切です。
この記事では、サウジアラビア旅行での服装について、ポイントを紹介します。
サウジアラビア旅行の服装
男性の服装
サウジアラビアでは、男性は長袖のシャツやパンツを着用するのが一般的です。
短パンやTシャツなどは避けましょう。また、白いローブ状の服であるトーブ(thobe)や、頭に巻く布であるグートラ(ghutra)やシェマグ(shemagh)などを着用することもあります。
これらは現地の人から貸してもらったり、購入したりすることができます。トーブやグートラなどを着用する場合は、現地の人に教えてもらいながら正しく着こなすようにしましょう。
女性の服装
サウジアラビアでは、女性は全身を覆う黒いローブであるアバヤ(abaya)を着用する必要があります。また、頭から顔まで覆うヒジャブ(hijab)やニカブ(niqab)なども着用することが多いです。
これらは空港や市場などで購入することができます。アバヤやヒジャブなどを着用する場合は、肌や髪の毛が見えないように気をつけましょう。また、化粧や香水なども控えることが望ましいです。
その他の注意点
サウジアラビアでは、服装に関して以下のような注意点があります。
- 宗教的な場所や公共の場所では、靴を脱ぐことがあります。その場合は、靴下を履いておくか、足首まで覆うパンツを着用しましょう。
- 色や柄に関しては、派手なものや動物や人物などを表すものは避けましょう。無地や地味なものが好まれます。
- 宝石や貴金属などの装飾品は控えましょう。目立つと盗難の危険があります。
サウジアラビア旅行での服装は、日本とは大きく異なりますが、それだけに現地の文化に触れるチャンスでもあります。服装に気を配りながら、素晴らしい旅行を楽しみましょう。
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