クイーンは、1970年代から1980年代にかけて活躍したイギリスのロックバンドです。
フレディ・マーキュリーを中心に、ブライアン・メイ、ジョン・ディーコン、ロジャー・テイラーの4人で構成されていました。
クイーンは、ハードロック、ポップロック、オペラ、ファンクなど様々なジャンルの音楽を取り入れて、独自のスタイルを確立しました。
また、ライブパフォーマンスも素晴らしく、1985年のライブエイドでは伝説的なステージを披露しました。クイーンは、世界中で3億枚以上のアルバムを売り上げており、史上最も成功したロックバンドの一つと言えます。
そこで今回は、クイーンのおすすめアルバム7選を紹介したいと思います。クイーンのファンであればもちろん、これからクイーンに興味を持ちたいという方にも参考になると思います。それでは、順番に見ていきましょう。
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クイーンのおすすめアルバム7選
クイーンのおすすめアルバム7選をご紹介します。
ちなみに、『ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 | 2020年改訂版』では、1枚がランクインしています。
A Night at the Opera(1975年)
クイーンの4枚目のアルバムであり、代表作の一つです。
このアルバムでは、クイーンは様々な音楽的実験を行いました。
例えば、6分以上に及ぶオペラ風の曲「ボヘミアン・ラプソディ」や、ハープやウクレレを使った曲「ラブ・オブ・マイ・ライフ」などがあります。
また、このアルバムは商業的にも大成功を収めました。
全英チャートでは4週連続1位を獲得し、全米チャートでも4位にランクインしました。このアルバムは、クイーンの音楽的な幅と才能を見せつけた名作です。
Sheer Heart Attack(1974年)
クイーンの3枚目のアルバムであり、初めて全米チャートにランクインした作品です。
このアルバムでは、クイーンはハードロックからポップロックまで多彩な曲調を展開しました。
例えば、「キラー・クイーン」はキャッチーなメロディと洗練されたアレンジが魅力的なポップロックの名曲です。
「ブライトン・ロック」はブライアン・メイのギターソロが圧巻のハードロックの名曲です。
「ストーン・コールド・クレイジー」はスピード感溢れるメタル風の曲です。このアルバムは、クイーンの多様性と個性を感じられる作品です。
News of the World(1977年)
クイーンの6枚目のアルバムであり、最も有名な曲が収録されている作品です。
このアルバムでは、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」と「伝説のチャンピオン」が連続して収録されています。
これらの曲は、クイーンのライブの定番曲となり、世界中で歌われています。
また、このアルバムでは、クイーンはシンプルでストレートなロックサウンドに回帰しました。例えば、「シアー・ハート・アタック」はパンクロックに影響を受けた曲です。
「スプレッド・ユア・ウィングス」はメロディアスなバラードです。
「ゲット・ダウン・メイク・ラブ」はファンキーな曲です。このアルバムは、クイーンのロック魂を感じられる作品です。
The Game(1980年)
クイーンの8枚目のアルバムであり、初めて全米チャートで1位を獲得した作品です。
このアルバムでは、クイーンは初めてシンセサイザーを使用しました。
また、ディスコやファンクなどの影響も取り入れました。
例えば、「アナザー・ワン・バイツ・ザ・ダスト」はベースラインが印象的なディスコ風の曲です。
「クレイジー・リトル・シング・コールド・ラブ」はロカビリー風の曲です。
「プレイ・ザ・ゲーム」はポップでキュートな曲です。
「セイヴ・ミー」はエモーショナルなバラードです。このアルバムは、クイーンの音楽的な変化と挑戦を感じられる作品です。
A Day at the Races(1976年)
クイーンの5枚目のアルバムであり、前作「A Night at the Opera」の続編とも言える作品です。
このアルバムでは、クイーンは前作と同様に様々なジャンルの音楽を取り入れました。
例えば、「タイ・ユア・マザー・ダウン」はヘヴィメタル風の曲です。
「サムバディ・トゥ・ラブ」はゴスペル風の曲です。
「グッド・オールド・ファッションド・ラヴァー・ボーイ」はミュージカル風の曲です。
「ティーズラー」はブルース風の曲です。「白い栄光へ輝け」は壮大なオーケストラが加わった曲です。
このアルバムは、クイーンの音楽的な豊かさと華やかさを感じられる作品です。
Innuendo(1991年)
クイーンの14枚目で最後のオリジナルアルバムであり、フレディ・マーキュリーが亡くなる前に録音された作品です。このアルバムでは、クイーンは自分たちの音楽的な遺産を見つめ直しました。
例えば、「インニュエンド」は「ボヘミアン・ラプソディ」に匹敵するほど複雑で壮大な曲です。「ザ・ショウ・マスト・ゴー・オン」はフレディの死を予感させるほど感動的な曲です。
「ディーズ・アー・ザ・デイズ・オブ・アワー・ライブス」はフレディが最後に歌った曲であり、彼の人生を振り返るような曲です。
「ビジョンズ」と「ビジョンズ(リプライズ)」はブライアンがフレディに捧げたインストゥルメンタル曲であり、彼の歌声を模したギターが印象的です。
このアルバムはクイーンの最高傑作の一つとして評価されています。
Made in Heaven(1995年)
フレディが亡くなった後、残されたメンバーが彼の遺したボーカルトラックや未発表曲を元に制作したアルバムです。このアルバムでは、フレディの死と向き合うことになりました。
例えば、「マザー・ラヴ」はフレディが最後に録音した曲であり、彼の体力が限界に達したために最後の部分はブライアンが歌っています。「レット・ミー・リヴ」はクイーン初の3人ボーカル曲であり、フレディの生きる意志を表現しています。
「ヘヴン・フォー・エヴリワン」はフレディが自分の死後にも音楽を通じて人々に幸せを与えることを願っているような曲です。
「メイド・イン・ヘヴン」はフレディが天国に行ったことを示唆するような曲です。このアルバムはクイーンの感動的な終章として聴くことができます。
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