ニュージーランドは美しい自然と豊かな文化を持つ国ですが、旅行する際にはいくつかの注意点があります。この記事では、ニュージーランド旅行の注意点について紹介します。
ニュージーランド旅行の注意点
気候と服装
ニュージーランドは南半球に位置するため、日本と季節が逆になります。12月から2月が夏で、6月から8月が冬です。また、北島と南島では気候が異なります。北島は温暖で湿気が多く、南島は寒冷で乾燥しています。そのため、旅行する時期や地域によって服装を変える必要があります。一般的には、夏は薄手の服や日焼け止め、冬は防寒着やレインコートを持っていくと良いでしょう。また、ニュージーランドでは日差しが強いので、帽子やサングラスも忘れずに。
交通と運転
ニュージーランドでは左側通行です。日本と同じですが、道路や交通ルールには違いがあります。例えば、ニュージーランドでは一方通行や信号機が少なく、ロータリーやラウンドアバウトが多く使われています。また、高速道路や有料道路も少なく、山道や砂利道も多いです。そのため、運転する際には注意深くなる必要があります。特に、夜間や悪天候の場合は視界が悪くなるので危険です。レンタカーを借りる場合は、運転免許証とパスポートを持っていく必要があります。また、ニュージーランドでは飲酒運転やスピード違反などの交通違反に対して厳しい罰則がありますので、絶対にしないようにしましょう。
治安とマナー
ニュージーランドは治安が良い国ですが、完全に安全というわけではありません。特に、観光地や都市部ではスリや置き引きなどの犯罪に注意する必要があります。貴重品はホテルの金庫に預けたり、身につけたりしておきましょう。また、ニュージーランドではマオリ族などの先住民族の文化や伝統を尊重することが大切です。例えば、マオリ族の聖地や彫刻などに触ったり写真を撮ったりすることは失礼にあたります。また、マオリ族の挨拶であるホンギ(鼻と鼻を合わせること)やハカ(踊りや歌で相手に挑むこと)なども敬意を持って受け入れましょう。
食事と水
ニュージーランドでは日本と同じように食事の時間や内容が異なります。朝食は軽めで、昼食はサンドイッチやサラダなどの簡単なものが多く、夕食は肉や魚などの主菜と野菜やパンなどの副菜が出されます。また、ニュージーランドではチップを払う習慣がありません。サービス料は含まれているので、追加で払う必要はありません。ただし、特に満足した場合は感謝の気持ちとしてチップを払っても構いません。ニュージーランドでは水道水は飲めますが、味が悪いと感じる場合はミネラルウォーターを買って飲むこともできます。また、ニュージーランドでは牛乳やチーズなどの乳製品が有名ですが、アレルギーがある場合は注意してください。
コロナウイルス対策
ニュージーランドではコロナウイルスの感染者数や死者数が非常に少なく、国内ではほぼ通常の生活ができる状態です。しかし、海外からの入国者に対しては厳しい制限があります。現在、ニュージーランドに入国するには、事前にビザや許可証を取得する必要があります。また、入国後には2週間の隔離期間を過ごす必要があります。隔離期間中にはホテルに滞在し、定期的にPCR検査を受ける必要があります。隔離期間中に陽性と判定された場合は、さらに隔離施設に移動する必要があります。隔離期間中の費用は自己負担となりますので、旅行保険に加入することをお勧めします。また、ニュージーランドではマスク着用やソーシャルディスタンスなどの基本的な対策を守ることも求められます。
以上、ニュージーランド旅行の注意点について紹介しました。
ニュージーランドは素晴らしい国ですが、旅行する際には上記の点に注意して楽しく安全に過ごしましょう。