ニュージーランドは南半球にある国なので、日本とは季節が逆になります。そのため、ニュージーランド旅行の服装は、日本とは異なる工夫が必要です。この記事では、ニュージーランド旅行の服装について、以下の項目に分けてご紹介します。
ニュージーランド旅行の服装
ニュージーランドの気候と季節
ニュージーランドの気候は、北島と南島でかなり違います。
北島は温暖で湿気が多く、南島は寒冷で乾燥しています。また、ニュージーランドは海に囲まれているため、天気が変わりやすく、一日の中でも気温差が大きいです。そのため、ニュージーランド旅行の服装は、季節や地域に合わせて調整できるように、レイヤー(重ね着)をすることがおすすめです。
ニュージーランドの季節は、日本とは逆になります。
12月から2月が夏、3月から5月が秋、6月から8月が冬、9月から11月が春です。夏は日差しが強く、最高気温は20度前後ですが、日陰や夜は涼しくなります。秋は落ち葉が美しく、最高気温は15度前後ですが、朝晩は冷え込みます。冬は雪が降ることもあり、最高気温は10度前後ですが、南島では氷点下になることもあります。
春は花が咲き始め、最高気温は15度前後ですが、雨や風が強いこともあります。
ニュージーランド旅行の服装の基本
ニュージーランド旅行の服装の基本は、レイヤー(重ね着)をすることです。レイヤーをすることで、気温や天気の変化に対応できますし、体温調節もしやすくなります。レイヤーの基本的な考え方は、インナー(下着)、ミッドレイヤー(中間着)、アウター(上着)の3層に分けることです。
インナーは吸湿性や速乾性に優れた素材を選ぶことが大切です。汗をかいても肌にべたつかないようにするためです。また、保温性も重視するとよいでしょう。コットンやシルクよりもウールやポリエステルなどの合成繊維がおすすめです。
ミッドレイヤーは保温性や通気性に優れた素材を選ぶことが大切です。体から出た熱を逃さずに保持しつつ、余分な湿気を外に出すことで快適さを保ちます。フリースやダウンなどの軽くて暖かい素材がおすすめです。

アウターは防風性や防水性に優れた素材を選ぶことが大切です。外からの風や雨を遮断しつつ、内側の湿気を逃がすことで快適さを保ちます。ゴアテックスやパーテックスなどの高機能素材がおすすめです。
ニュージーランド旅行の服装のコーディネート
ニュージーランド旅行の服装のコーディネートは、季節や地域に合わせて変えることが必要です。以下に、夏と冬の例を挙げます。
夏の場合は、インナーにTシャツやタンクトップ、ミッドレイヤーにカーディガンやパーカー、アウターに薄手のジャケットやレインコートを持っていくとよいでしょう。下はショートパンツやスカートにレギンスやストッキングを重ねるとよいでしょう。靴はサンダルやスニーカーなど歩きやすいものを選びましょう。帽子やサングラス、日焼け止めなどの日焼け対策も忘れずに。

冬の場合は、インナーに長袖のシャツやセーター、ミッドレイヤーにフリースやダウンジャケット、アウターに防寒着やレインコートを持っていくとよいでしょう。下はロングパンツやジーンズにレギンスやストッキングを重ねるとよいでしょう。靴はブーツやスニーカーなど暖かくて歩きやすいものを選びましょう。手袋やマフラー、帽子などの防寒具も忘れずに。
以上が、ニュージーランド旅行の服装についての基本的なポイントです。ニュージーランドは美しい自然が豊かな国ですが、気候は日本とは大きく異なります。そのため、ニュージーランド旅行の服装は、季節や地域に合わせて調整できるように準備することが大切です。レイヤー(重ね着)をすることで、快適にニュージーランドを楽しめるでしょう。
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