音楽業界の課題と未来を考える

音楽の未来を考えてみた! 音楽

はい、どうもー! 原文パパです(≧∇≦)/

 

今回は、音楽業界の課題と未来を考える、というテーマでお送りします!

まだ完璧な意見ではないですが、発表します…

 

技術開発すればするほど自分の首を締めてしまう?

世の中には、技術開発すればするほど自分の首を締めてしまうということが、一部の世界ではあるようです。

 

どういうことかというと、例えば、建築関係の知り合い曰く、ガラスは、技術開発すればするほど、自分の首を締めてしまうものの一つだそうです。

 

割れないガラスを作ることは可能なようですが、そうなるとガラスが割れる割合が減ることによって、ガラスが売れなくなってしまうから、売上が減ってしまう、という懸念があるようです。

 

そこで、意図的に技術開発を遅らせている側面もあるようです。これはなんとも皮肉なことだと思います。

 

音楽の場合

では、音楽の場合はどうかというと、音楽もガラスと同じことが言えるのではないかなと個人的には思います。

というのも、レコードやテープ時代は、聴けば聴くほど劣化し、新しいものが必要ということが当たり前でした。

 

しかし、時を経て、CDとなり、さらにはクラウドミュージックが普及したことによって、劣化しない完全究極体となったように思います。

 

つまり、新しいのものを買う必要がなくなるため、同じ曲は複数枚必要ない、という状況に陥っています。

 

安全カミソリの例

『フリー』という2009年の世界的ベストセラー本に次のようなことが書かれていました。

 

王冠栓の会社の社長が、キング・ジレットに「使い捨てのものを発明しなさい」とアドバイス。
その後、安全カミソリを発明。発明した安全カミソリを売るのはもちろん、時に無料サンプルで配ったりした。
すると、替え刃の需要が生まれた。

このビジネスモデルは、全ての産業の手本となった。

 

<例>
・携帯無料→月額使用料で回収
・テレビゲームを安く売り、ゲームソフトを高く売る
・コーヒーメーカーの設置→高いコーヒーパックを売る

 

↑『フリー』を読んで、消耗品の買い替えビジネスは、男性の方なら一度は使ったことがある(?)、ジレットのビジネスモデルが基本となっていることを知りました。

 

音楽の場合

そこで、どんなことが起きているかというと、脱完全究極体という現象(ムーブメント)が起きている、あるいは起こそうとしているのだと思います。

脱完全究極体のムーブメントの一例として、

 

  1. メディア(モノ)→ライブ(コト)へのシフト
  2. メディアを購入してもらうというスタイル→ストリーミング再生というスタイルへのシフト

 

が挙げられると思います。

 

①の説明は色んなところで語られているので、ここでは割愛します。

②については、音楽とテクノロジーの親和性が良すぎて、「あれ、もうメディアじゃ売れないんじゃね!?」と気づいた結果収益モデル自体を変えちゃえ、ということで変えた、というわけなのだと思います。

音楽の場合、レコード、CD時代は消耗品的ポジションだったけど、ダウンロード販売によって、完全究極体になってしまった。
1度購入したら買い直しは期待できない→別のどこかで回収する必要あり。それを業界全体で模索しているのかもしれません。

 

その結果、ジレットの安全カミソリの発明の如く、ストリーミング配信の収益モデルが誕生したのかもしれません。

ストリーミング配信の収益モデルについては、賛否両論あるのだと思いますが、ビジネスの視点から見ても理にかなっているのだと思います。

 

但し、ストリーミング配信は、クリエイターにとっては、あまり儲からない形態です。1再生=1円と仮定すると、悪くないんじゃない?と思われるかもしれませんが1再生=4分かかるとすると、4分=1円なので、ライフタイムバリューが大幅に下がってしまうわけです。

 

つまり、1再生=1円と見せかけているのですが、現実は、4分=1円の世界なわけですね(1円、というのはあくまで便宜上の数字とします。プラットフォームの収益構造によって、前後します)。

 

月額300円前後で聴き放題とすると、クリエイター側に配れるお金の上限は、300円×ユーザー数、となるわけなので、個人的な感覚としては、そもそも集まったお金自体がそれほど多くないのでは?と感じています。

 

Appleは、家電メーカーのため、自社製品を売るために、ソフトの価格を下げている、という旨が『フリー』に書いてあったように思います。

つまり、Appleは痛手をそれほど痛手を負わないのかもしれません。

 

音楽は常に時代のプラットフォームに翻弄されながら形を変え続けているように思います。古くは、1930年代のアメリカのラジオにおける、ASCAPとBMIの戦いでしょうか。

現在では、家電メーカーがハードを売るためにソフト(曲)を安く提供するという流れに巻き込まれているように思います。

僕個人としては、クリエイターが作品を作りやすい環境になることを望んでいます。

 

月額会員制の収益モデル

月額会員制の収益モデルのメリットですが、収益が安定化するというメリットがあります。

いきなりは潰れない。これはビジネス上かなり重要です。

 

会員の人達が一斉にやめない限り、潰れることはありません。

月額会員制の収益モデルのメリットです。

 

ストリーミング配信時代で起きること

ストリーミング配信が収益モデルとしての中心になったら何が起きるかというと、色々なことが起きるでしょう。

 

一番大きく変わると思うのは、曲の長さです。

 

曲の長さは極端に短くなると思います。多くの配信サービスサイトでは、30秒以上再生された場合、1回分の収入が発生する仕組みになっていることから、曲が長くても短くても、一回に入ってくる収入は同じなわけです。

それならば曲は短い方が複数回再生される可能性が高くなります。

 

つまり、今までは2番まで曲が続くのが当たり前でしたが、将来は1番だけになるかもしれません。

 

そう考えると、プログレッシブ・ロックとストリーミング配信との親和性は良くないとも思うため、70年代のようなプログレッシブ・ロックは今後誕生しづらくなるのかもしれません。個人的にはとても残念です。

 

2つ目の大きく変わると思う点は、イントロが短くなるであろう、ということです。

すぐに飽きられて、フリックで次の曲へ飛ばれるとお金にならないため、すぐに導入に入る必要があると思います。

なので、もしかすると、サビから始まる曲が増えるとも言えるかもしれません。

但し、30秒までは滞在してもらう必要があるため、サウンドには目新しさや印象に残るものでもなくてはならないでしょう。

そのため、個性的なサウンドが増えることは間違いないでしょう。ありとあらゆる方法はやり尽くされているため、どんなサウンドが定番になるかは断定できません(汗)

ここ30年で音楽のサウンドがどう変化したかは以下のサイトにも記載されているので、興味がありましたらご覧下さい。

音楽ストリーミングがもたらした、全米ヒット曲の「7つの変化」:研究結果|WIRED.jp
音楽のフォーマットや聴き方を変えたデジタルテクノロジー。だかそれは、音楽の「つくり方」をも大きく変えている。ある米国の大学院生が過去30年分の音楽のヒットチャートを分析した結果とは?

 

<追記>

30秒のような短い曲は、ストリーミング配信ができないようになってきているようです。

短い曲を作っても、ストリーミング配信ができない可能性もあるので、注意しましょう。

 

長くなったので、今回は以上とします!笑

 

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