モルディブはインド洋に浮かぶ美しい島国です。モルディブには約1200の島があり、そのうち200ほどがリゾート島として開発されています。
モルディブは白い砂浜や透き通った海、豊かな自然や文化が魅力の観光地ですが、旅行をする際にはいくつかの注意点があります。この記事では、モルディブ旅行の注意点について紹介します。
モルディブ旅行の注意点
ビザやパスポートの有効期限
モルディブはビザ免除国ですが、入国時にはパスポートの残存有効期限が6か月以上あることが必要です。また、往復の航空券や予約確認書、滞在先の住所や電話番号などを提示する必要があります。入国審査は比較的スムーズですが、パスポートや書類に不備があると入国できない場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
宗教や法律
モルディブはイスラム教の国です。そのため、イスラム教の教えに反する行為や物品は禁止されています。例えば、アルコールや豚肉、ポルノグラフィーなどは持ち込んだり消費したりすることができません。また、公共の場でのキスや抱擁などの愛情表現も控えるべきです。リゾート島では比較的自由な雰囲気ですが、ローカル島や首都マレでは厳格な規則がありますので、注意しましょう。
気候や服装
モルディブは一年中暑く湿気が高い熱帯気候です。最高気温は30度前後、最低気温は25度前後という安定した気温ですが、日差しは強く日焼け止めや帽子などの対策が必要です。また、雨季は5月から11月までで、特に6月から8月は雨量が多くなります。
雨季でも晴れ間はありますが、台風や嵐の影響で航空機や船舶の運行に影響が出ることもありますので、天候に注意しましょう。服装に関しては、リゾート島では水着や薄着でも問題ありませんが、ローカル島やマレでは肌の露出を控えるべきです。特に女性は肩やひざを隠すようにしましょう。
通貨や支払い
モルディブの通貨はモルディブ・ルフィア(MVR)ですが、リゾート島ではほとんど使われません。リゾート島では米ドル(USD)やユーロ(EUR)などの外貨が主に使われます。また、クレジットカードやデビットカードも広く受け付けられます。ただし、カードの手数料や為替レートに注意しましょう。ローカル島やマレではモルディブ・ルフィアが必要になる場合もありますので、空港や銀行で両替しておくと便利です。
ワクチンや感染症
モルディブには特に必須のワクチンはありませんが、予防接種を受けておくことをおすすめします。例えば、A型肝炎やB型肝炎、破傷風、麻疹などのワクチンは基本的なものです。また、マラリアやデング熱などの感染症のリスクは低いですが、蚊に刺されないように虫除けスプレーや長袖の服などを用意しましょう。
水や食べ物に関しては、リゾート島では安全ですが、ローカル島やマレでは水道水や生野菜などを避けるべきです。ボトルウォーターや加熱処理された食べ物を選びましょう。