イタリアには、ユネスコの世界遺産に登録されている美しい建造物や風景がたくさんあります。今回は、私が訪れたイタリアの世界遺産の中から、おすすめの3つを紹介したいと思います。
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イタリア旅行の世界遺産
ヴェネツィアとその潟
イタリアの北東部にある水の都ヴェネツィアは、約150の運河と400の橋でつながった島々からなる独特の都市です。中世からルネサンス期にかけて、ヴェネツィア共和国として栄えた歴史と文化が色濃く残っています。ゴンドラに乗って運河を巡るのはもちろん、サン・マルコ広場やドージェ宮殿、サン・マルコ寺院などの見どころもたくさんあります。また、ヴェネツィアの周辺には、美しい自然や伝統的な漁村が広がる潟もあります。潟には、トルチェッロ島やムラーノ島、ブラーノ島などの魅力的な島々が点在しており、船で訪れることができます。
フィレンツェ歴史地区
イタリアの中部にあるフィレンツェは、ルネサンスの発祥地として知られる芸術の都です。フィレンツェ歴史地区には、ダンテやマキャベリ、ボッティチェリやダ・ヴィンチなど、多くの文化人や芸術家が生まれたり活躍したりした場所があります。ドゥオーモやウフィツィ美術館、ポンテ・ヴェッキオなどの有名な建造物や美術品はもちろん、細い路地や広場にも歴史や魅力が溢れています。フィレンツェは、イタリア料理やワインの名産地でもあります。ピッツァやパスタ、ジェラートやティラミスなどの定番メニューから、ビステッカ・フィオレンティーナやリボリータなどの地元料理まで、美味しいものがたくさんあります。
ローマ歴史地区
イタリアの首都ローマは、古代ローマ帝国の中心地として栄えた世界的な都市です。ローマ歴史地区には、コロッセオやフォロ・ロマーノなどの古代遺跡から、バチカン市国やトレビの泉などの教会や噴水まで、さまざまな時代の建造物が混在しています。ローマは、「永遠の都」と呼ばれるだけあって、その歴史と文化は圧倒的です。ローマでは、古代から現代まで続くイタリア人の生活や精神を感じることができます。