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四国八十八ヶ所のお参りの仕方

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四国八十八ヶ所とは、四国の四県に点在する八十八の霊場を巡る巡礼のことです。この巡礼は、空海(弘法大師)が開いたとされる霊場を順番に回ることで、空海の教えに従って心身を浄化し、悟りに近づくという目的があります。

四国八十八ヶ所は、日本最古の巡礼路であり、歴史や文化、自然など様々な魅力が溢れています。この記事では、四国八十八ヶ所のお参りの仕方について紹介します。

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四国八十八ヶ所のお参りの仕方

お参りの準備

四国八十八ヶ所をお参りするには、まず必要なものを揃える必要があります。代表的なものは以下の通りです。

  • 白衣:白い上着で、巡礼者を表す服装です。白は清浄無垢を象徴し、死者の衣装でもあります。白衣を着ることで、自分の執着や欲望を捨てて、仏道に専念するという意味があります。
  • 蓑笠:藁で編んだ笠で、雨や日差しを避けるためにかぶります。蓑笠には「南無大師遍照金剛」と書かれており、これは空海への帰依の言葉です。
  • 杖:木製の杖で、歩行や安全を助けるために持ちます。杖には「道中安全」と書かれており、これは旅路の無事を祈る言葉です。
  • 納経帳:各霊場で授与される印章や経文を収める帳面です。納経帳は巡礼者の証であり、霊場ごとに色や形が異なります。
  • 念珠:数珠の一種で、108個の玉からなります。念珠は仏教の教えに従って生きることを誓うために使われます。108個の玉は人間の煩悩(欲望や執着)の数を表しており、念珠を撫でることで煩悩を除くという意味があります。

これらのものは、各霊場や専門店で購入することができます。また、自分で用意することも可能ですが、その場合は正しい形や色に注意する必要があります。

お参りの方法

四国八十八ヶ所をお参りする方法は大きく分けて二つあります。一つは徒歩で巡る方法で、もう一つはバスや車などの交通機関を利用する方法です。徒歩で巡る場合は、全行程約1400キロメートルを歩くことになります。これは平均して40日から60日ほどかかります。交通機関を利用する場合は、全行程約2000キロメートルを移動することになります。これは平均して10日から20日ほどかかります。

どちらの方法でも、各霊場でお参りする手順は基本的に同じです。以下にその手順を示します。

  1. 霊場の入り口にある山門に向かって合掌し、南無大師遍照金剛と唱えます。これは空海に敬意を表すとともに、自分の心を清めるためのものです。
  2. 山門をくぐり、本堂に向かいます。途中にある手水舎で手と口を清めます。これは身体を清めるためのものです。
  3. 本堂に到着したら、まず鐘を鳴らします。これは自分の到着を告げるとともに、仏様や空海に挨拶するためのものです。
  4. 鐘を鳴らしたら、本堂の前で合掌し、南無大師遍照金剛と三回唱えます。これは本堂に祀られている仏様や空海に敬意を表すためのものです。
  5. 合掌したまま、本堂に入ります。本堂内では靴を脱いで上がります。本堂内では話すことや写真撮影などは控えます。これは礼儀を守るためのものです。
  6. 本堂内では、まず本尊に向かって合掌し、南無大師遍照金剛と三回唱えます。これは本尊に敬意を表すためのものです。
  7. 次に納経所に向かって合掌し、南無大師遍照金剛と三回唱えます。これは納経所に敬意を表すためのものです。
  8. 納経所で納経帳を出して、印章や経文を受け取ります。これは各霊場でお参りした証となるものです。
  9. 納経所から出たら、本堂から出て、再び本堂の前で合掌し、南無大師遍照金剛と三回唱えます。これは本堂からお別れするためのものです。
  10. 次に大師堂に向かいます。大師堂は空海が祀られている堂です。大師堂に到着したら、同様に鐘を鳴らし、大師堂の前で合掌し、南無大師遍照金剛と三回唱えます。これは大師堂に敬意を表すためのものです。
  11. 大師堂に入り、空海像に向かって合掌し、南無大師遍照金剛と三回唱えます。これは空海に敬意を表すためのものです。
  12. 空海像の前でお願い事や感謝の言葉などを心で語ります。これは空海と心を通わせるためのものです。
  13. 大師堂から出て、再び大師堂の前で合掌し、南無大師遍照金剛と三回唱えます。これは大師堂からお別れするためのものです。
  14. 最後に山門まで戻り、山門に向かって合掌し、南無大師遍照金剛と唱えます。これは霊場からお別れするためのものです。

以上が四国八十八ヶ所お参りの仕方です。この手順は一般的なものです。是非参考にしてみてください。

1988年生まれ。物書き/ゆるミニマリスト。Kindle本ランキング1位獲得!
会社員→フリーランスとして奮闘中!東京→福岡へ地方移住しました!読者の方々の役に立つ文章を第一に心掛け、精力的に活動中!旅行と音楽を愛しています。

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