グアテマラは中米に位置する国で、古代マヤ文明の遺跡や美しい自然が魅力です。
しかし、グアテマラ旅行には危険も伴います。治安の悪さや感染症のリスク、自然災害の可能性など、注意すべき点が多くあります。この記事では、グアテマラ旅行の危険について詳しく解説します。
グアテマラ旅行は危険?
治安の悪さ
グアテマラは中米で最も治安の悪い国の一つです。
暴力犯罪や強盗、誘拐、車上荒らしなどが頻発しており、特に首都グアテマラシティや観光地のアンティグアなどは危険です。夜間は外出を避けるべきですし、昼間でも人通りの少ない場所や貧困層が多い地域には近づかないようにしましょう。
貴重品は最小限に持ち歩き、目立たないように身なりを控えめにすることも大切です。また、タクシーやバスなどの公共交通機関も安全とは言えません。タクシーは必ず公認のものを利用し、バスは高速道路を走るものよりも市街地を走るものの方が安全です。
感染症のリスク
グアテマラは感染症のリスクも高い国です。特にマラリアやデング熱、チフスなどのモスキート媒介性感染症や、コレラや赤痢などの食中毒性感染症に注意が必要です。
予防接種や予防薬の服用、虫除けスプレーの使用などで対策をしましょう。また、水道水は飲めませんし、生野菜や果物、氷なども避けるべきです。食事は調理された温かいものを選び、衛生状態の良さそうな店で食べるようにしましょう。
自然災害の可能性
グアテマラは火山活動や地震が活発な国でもあります。2018年にはフエゴ火山が噴火して多数の死者が出ましたし、2012年には7.4マグニチュードの地震が発生して被害がありました。
火山や地震による噴石や噴火灰、津波や土砂崩れなどに備えておく必要があります。旅行前には現地の気象情報や火山情報を確認し、旅行中には日本大使館や現地ガイドと連絡を取り合うことが重要です。
グアテマラ旅行は危険?まとめ
グアテマラ旅行は危険が多くありますが、それだけではなく魅力もたくさんあります。古代マヤ文明の神秘や自然の美しさを体験することができますし、現地の人々と触れ合うことで文化的な豊かさを感じることができます。
グアテマラ旅行を楽しむためには、事前の準備や注意が欠かせません。危険を回避する方法や対処する方法をしっかりと学んでおきましょう。