スマートフォンやデジタルオーディオプレーヤーなどで音楽を楽しむ際、手軽に利用できるのが有線イヤホンです。
しかし、高音質なものや人気のブランドは高価格帯になってしまうことがあり、予算に合わないことも。
そこで、この記事では、安価でありながらも音質や使い勝手に優れた、おすすめの有線イヤホンを紹介します。
こんにちは、原文パパです。今回は、安い有線イヤホン12選【2023年】、についてです。
イヤホンは、スマートフォンや携帯音楽プレーヤーを使用する時に重宝します。
最近は、低価格帯においてもデザインや音質にこだわったイヤホンや高い性能を持つイヤホンが多数登場しています。
今回は、2000円以下で買えるおすすめのイヤホンをご紹介します。用途や特性に分けてピックアップしているため、自分にあったイヤホンをお探しください。
関連記事:おすすめのワイヤレスイヤホン8選
- 有線イヤホンの選び方
- 安い有線イヤホンのおすすめメーカー
- 安い有線イヤホン12選【2023年】
- ゼンハイザー IE 100 PRO CLEAR 508941
- audio-technica SoundReality ATH-CKR30
- JVCケンウッド(KENWOOD) HA-EB75
- JBL T210 JBLT210BLK
- パナソニック(Panasonic) RP-HJE150
- Apple EarPods with 3.5 mm Headphone Plug
- ソニー MDR-EX15LP
- ソニー MDR-XB55
- audio-technica ATH-CKS550X BK
- ゼンハイザー CX 300S
- Apple EarPods with Lightning Connector
- Razer Hammerhead Duo Console
- 有線の安いイヤホン【2023年】まとめ
有線イヤホンの選び方

有線イヤホンの選び方を解説します。
ドライバー口径
ドライバー口径は、大きい方が高音質であることが多いです。ダイアフラム(振動板)の大きさが大きいほど、音質も上がるためです。
多くのイヤホンでは次のようになっています。
種類 | ドライバー口径 |
インナーイヤー | φ13.5~15mm前後 |
耳栓型(カナル) | φ8.8~12mm前後 |
オーバーヘッド型 | φ30~50mm前後 |
同価格帯の場合、ドライバー口径は大きいモデルを選ぶのがオススメです。
聴きたいジャンルや音域とマッチした音質のイヤホンを選択する
2000円以下のイヤホンでは、「カマボコ」と「ドンシャリ」が多い点が特徴です。
全ての音域をまんべんなく得意とする「フラット」は少数です。
聴く音楽に合わせて、次のように、選ぶモデルを変えるのがオススメです。
イヤホンのタイプ | 特長 | 向いているジャンル |
カマボコタイプ | 中音域が得意 | ・ボーカル中心 ・クラシック等のアコースティック系 |
ドンシャリタイプ | 低音域と高音域が得意 | ロック |
用途にあわせて選択する
電車の中や飛行機の中など、騒音の気になる屋外においても、ゆったりと音楽鑑賞することを考えて、遮音性の高さを考慮することも重要です。
自分のリスニングスタイルに合ったイヤホンを選択するのもオススメです。
Bluetooth対応イヤホン
最近では、イヤホンジャックのないスマートフォンが増えています。
iPhoneの場合はLightning接続型イヤホンを、Androidの場合はUSB Type-C接続のイヤホンを用いての有線対応が主流ですが、2000円以下だと、そのようなイヤホンはごく少数です。
そこで、イヤホンジャックなしのスマートフォンには、Bluetoothワイヤレス接続対応イヤホンがおすすめです。
Bluetooth接続をすれば、コードを必要とせず、気軽に音楽を聴くことができます。
また、通話対応のマイクと音楽、通話操作対応のリモコンが付属しているイヤホンも多いので利便性が高いです。
防滴・防水タイプならスポーツ時も安心

スポーツをする際、イヤホンで音楽を聴くのもオススメです。その場合、汗でイヤホンが壊れないよう、防滴・防水機能を備えた「スポーツ向け」のイヤホンを選びましょう。
防水性はIP規格で明示され、IPXXのIPに続く2桁の数字の中で、右側が防水性能を表します。
防水性能 | 向いている状況 |
IPX2 | 汗に濡れる程度 |
IPX4あるいはIPX5相当 | 屋外で雨に当たっても使用できる |
シンプル機能のイヤホンがおすすめ
2000円以下のイヤホンは、限られたコストの中で製造されています。
そのため、付属機能は少ない傾向があります。
高音質のモデルを選びたい場合は、スマートフォンの操作機能や通話機能等の、付属機能を搭載していないイヤホンがおすすめです。
自分の求める音質と、使い勝手のバランスを考えて選ぶのがオススメです。
コードの長さ
2000円以下の価格が安いイヤホンの場合、高額モデルのように付属品が充実していない場合もあり、延長コードが付属していなかったりします。
中には、本体から直接出ているコードが短いイヤホンや、延長コードが付いていないイヤホンもあったりします。
自分に必要なコードの長さをしっかりと把握したうえで、イヤホンのコードの長さ、その上は延長コードの有無をチェックしておくと、失敗が減ります。
イヤーピース交換も効果的
音漏れの軽減や装着感の面のみでなく、音質面においてもイヤーピースは重要です。
密着度・密閉度を高めるようなイヤーピースでは低音域が強まる傾向に、反対に密閉度を弱めると、高音域が強まる傾向にあります。
イヤーピースを交換することによって、自分の好きな音質傾向に調節することも可能です。
しかしながら、イヤホン自体の基本的な音質傾向を変えてしまうほどの効果はありません。無理なく行うことができるという点がメリットです。
音漏れしにくい形状
高額で高機能なイヤホンでなくとも、音漏れしにくいイヤホンを選択する点が重要です。
音漏れしにくい形状の代表はカナル型です。耳栓(カナル)型のイヤーピースを耳穴に密着するようにつける方式で、遮音性が高く音漏れしにくい点がメリットです。
一方、音漏れが多いのは、耳穴に引っ掛けるように装着して聴くインナーイヤー型です。
iPhoneの付いてイヤホンが該当しています。色々なイヤホンに採用されています。
現在インナーイヤー型を使っている方は、音漏れ防止を重視するならカナル型に変更する点がおすすめです。
カナル型(耳栓タイプ)のイヤホンのデメリット
カナル型(耳栓タイプ)のイヤホンは、遮音性に優れているメリットがあります。
しかし、タッチノイズと呼ばれるノイズが気になってしまう場合があります。
タッチノイズとは、イヤホンのコードが服や顔などに接触した際、コードの振動が耳に伝わりガサガサ・ゴソゴソとしたノイズが聞こえてしまうことを指します。
そのため、ウォーキングやランニングなどでは気になってしまうことがあります。
中には、タッチノイズを抑えている製品もあります。
2000円以下の安い有線イヤホンは種類が豊富
スマートフォンの普及もあり、携帯音楽プレーヤー(DAP)に限らず音楽鑑賞の方法は、人それぞれです。
イヤホンを使用して外で音楽を聴く方も増えていますが、スマートフォン等の初期に付属しているイヤホンでは、音質的に物足りないと思う方も少なくありません。
そんな方におすすめなのが、2000円以下のイヤホンです。単体のイヤホンとしては安い部類ですが、イヤホンの種類は豊富です。選ぶ肢も幅広い点がメリットです。
安い有線イヤホンのおすすめメーカー
ソニーやオーディオテクニカ等の有名大手メーカー
ソニー・パナソニック・オーディオテクニカといった大手メーカーは、日本のみでなく、世界市場向けにイヤホンを大量に生産・販売している点がメリットです。
そのため製造コストが下がり、相対的にコストパフォーマンスに優れているのでおすすめです。
新興の中国系メーカー
イヤホンブームを受けて、世界中の色々なメーカーがイヤホン市場に参入しています。
とくに「KZ」や「シャオミ」等の中国系メーカーは、低価格ながら高音質と評価される人気ブランドです。
final
「final」は1974年創業の、日本のオーディオメーカーです。
シャオミ
シャオミは、数千円台のハイコストなパフォーマンスのイヤホンを世界的に売り出しています。
勢いがあるメーカーです。ほかのメーカーでは使用が難しい素材を採用しています。コストパフォーマンスの高さが利点です。
一方、KZも素材のよさと高音質で人気を集めているメーカーです。低価格で高音質なイヤホンをお探しの際は、中国系メーカーもあわせて確認してみて下さい。
アマゾンのイヤホンの売れ筋ランキングを確認するのもオススメです。
安い有線イヤホン12選【2023年】
安い有線イヤホンをご紹介します。
ゼンハイザー IE 100 PRO CLEAR 508941
このイヤホンは、ゼンハイザーが開発したインイヤーモニタリングイヤホンで、音楽制作やライブパフォーマンスなどに最適です。
正確で力強いサウンドを提供するシングルダイナミックドライバーを搭載しており、周波数帯域を分割する必要がありません。
また、堅牢な構造と快適な装着感も特徴です。上位機種と同じコネクターを採用しており、多くのアクセサリーに対応します。カラーはブラック、クリア、レッドの3色から選べます。
audio-technica SoundReality ATH-CKR30
audio-technica「ATH-CKR30」は、オーディオテクニカが開発したインナーイヤーヘッドホンで、高解像度の音質を楽しめます。
真鍮スタビライザーを備えたφ9.8mmドライバーが、中高域のクリアさと低域の迫力を実現します。
小型軽量のボディは、耳にぴったりフィットするように設計されており、快適な装着感を提供します。4種類のサイズのイヤピースが付属しており、自分に合ったものを選べます。
JVCケンウッド(KENWOOD) HA-EB75
JVCケンウッドの、ロングセラーなイヤホンです。
耳掛け式なので、マラソン、ランニングに最適です。
走ったり動いたりしてもずれにくい、スライドイヤーフック付きなのが特徴です。適度に外の音が聞こえるので、街中をランニングする際の危険や事故を予防できます。
また、防滴仕様となっているので、汗に強くなっています。
また、独自のバスブーストイヤーピースを採用しています。迫力のある音を楽しめる点も特筆すべき点です。その上、自分で好みの位置に設定可能な位置調節可能なフック付きです。
自分の耳にあった位置で使用可能なので、長時間使用しても疲れにくい点も利点です。
ドライバーユニットの大きさは記載がありません。
JBL T210 JBLT210BLK
JBLの高性能8.7mm径ダイナミックドライバーで、コンパクトながら迫力あるサウンドを楽しめるイヤホンです。
シンプルでカジュアルなデザインはどんなシーンにもマッチし、ポリカーボネート製のハウジングは耐久性に優れています。
カナル型のイヤチップはソフトな素材で心地よくフィットし、S、M、Lの3種類からお好みのサイズを選べます。 絡みにくいフラットケーブルは使いやすく、キャリーポーチに入れて持ち運びも便利です。
本体に内蔵されたマイク付き1ボタンリモコンで、音楽鑑賞中でも電話に出られます。
ビジュアルグランプリを4回受賞したJBLのイヤホンで、軽量&快適な装着感とパワフルなサウンド再生を体験してください。
パナソニック(Panasonic) RP-HJE150
大手メーカーのパナソニックから発売されているカナル型のイヤホンです。フィット感と気密性を向上させる楕円形状のポートを内蔵している点が特徴です。
気密性が高く、音漏れを軽減します。楕円形のコネクタにより、より快適に装着できます。気密性が向上し、音質が向上します。イヤーピースは、4種類(XS、S・M・L)が付いており、自分の耳にあいやすくなっています。装着感にこだわりたい方に最適です。
手頃ながら音質に優れており、国内のメーカーのなかにおいてもとくにコストパフォーマンスに優れているイヤホンです。
カラーバリエーションが豊富で、合計9色のなかから選べます。自分好みの1つが見つかりやすいおすすめアイテムです。
未使用時は左右のスライダーで左右のイヤホンを押さえ、コードの絡まりを防ぎます。
ドライバーユニットは10.7mmです。この価格でこのドライバーユニットサイズなのはお得なのではないでしょうか。
Apple EarPods with 3.5 mm Headphone Plug
Appleの「EarPods with 3.5 mm Headphone Plug」は、高性能なスピーカーを内蔵しており、音の出力を最適化し、音の劣化を防ぐことで、高品質なサウンドを提供します。
音楽やビデオの再生はもちろん、電話の応答や終了も簡単に操作できるリモートコントロールがコードに付いています。
3.5mmヘッドフォンプラグを採用しているため、iPhoneやiPadなどの多くのデバイスと互換性があります。
ソニー MDR-EX15LP
ソニー「MDR-EX15LP」は、音漏れを80%低減したカナル型イヤホンで、高磁力ネオジウムマグネットを搭載しています。
クリアな中高音と重低音を再生するだけでなく、周囲への配慮もできます。
また、からみにくいセレーションコードやコード長アジャスターが付属しており、コードの長さを自由に調節できます。
さらに、2種類の硬度のシリコンを組み合わせたハイブリッドイヤーピースが採用されており、快適な装着感と密閉度を実現しています。
ソニー MDR-XB55
ソニー「MDR-XB55」は、「ベースブースター」という技術を搭載しており、低音を正確に再現し、重低音の魅力を存分に味わえます。
小型ながらも高性能な12mmドライバーと高磁力ネオジウムマグネットを採用しているため、音質は抜群です。
また、アングルドイヤーピース方式とハイブリッドイヤーピースで装着感も快適で安定しています。
セレーションケーブルやキャリングポーチなどの便利な付属品もあります。デザインやカラーも豊富で、自分の好みに合わせて選べます。
audio-technica ATH-CKS550X BK
ATH-CKS550Xでハイレゾ音源の重低音を楽しめるイヤホンです。
ATH-CKS550Xは、ハイレゾ音源に対応するインナーイヤーホンです。φ9.8mmのSOLID BASS HDドライバーが、キレのある重低音を再生します。
大口径音導管が、高域成分もしっかり伝えます。小型ボディで耳にフィットし、密閉性と装着性を高めます。
ゼンハイザー CX 300S
ゼンハイザー「CX 300S」は、スマートフォンに対応した高性能なイヤホンです。
ゼンハイザーのトランスデューサー技術で、細部まで再現されたサウンドと迫力のある低音を体験できます。
インイヤー型のデザインは周囲の音をシャットアウトし、XS、S、M、Lの4つのサイズから自分に合ったイヤーアダプターを選べます。 内蔵されたマイクとリモコンで、音楽や通話の操作が簡単にできます。
からみにくいタフなケーブルは長く使えるように設計されています。
ビジュアルグランプリを3回受賞したゼンハイザー CX 300S イヤホンで、スマートフォンと一緒に素晴らしいサウンドを楽しめます。
Apple EarPods with Lightning Connector
EarPodsは、耳の形に合わせてデザインされたイヤーバッド式イヤホンです。
他のイヤーバッドよりも快適に装着できます。音質も抜群で、音の出力と劣化を最適化したスピーカーが、クリアで豊かなサウンドを再生します。
コードにはリモートコントロールが付いていて、音量や再生、電話の操作が簡単です。Lightningコネクタで接続するので、iOS 10以降に対応するiPhoneやiPadなどと互換性があります
Razer Hammerhead Duo Console
Razerの、このイヤホンは、カスタムチューニングされたダイナミック+BA型のハイブリッドドライバーを搭載しており、鮮明で豊かなサウンドを提供します。
ゲームや音楽、映画を楽しむ際に、深みのある低音とクリアな高音をバランスよく再生します。
また、アルミフレームやインラインコントロールなどの高品質なパーツが使用されており、耐久性や操作性も抜群です。
さらに、3種類のシリコンチップやキャリーケースが付属しており、快適な装着感と持ち運びの便利さも実現しています。
3.5mmステレオミニプラグを採用しているため、PS4やSwitchなどの家庭用ゲーム機だけでなく、モバイルデバイスやPCでも使用できます。
有線の安いイヤホン【2023年】まとめ
安価でありながらも音質や使い勝手に優れた有線イヤホンを選ぶことは、コストパフォーマンスを追求するうえで非常に重要です。
この記事では、おすすめの安い有線イヤホンを紹介しました。
それぞれのイヤホンについて、価格や特徴、音質について解説しましたので、これらを参考に、自分に合ったイヤホンを選びましょう。
安価でありながらも、音質や装着感が優れたイヤホンを手に入れることで、音楽をより楽しむことができます。
有線の安いイヤホン12選【2023年】、をご紹介しました!この記事がご参考になると幸いです!