スマートウォッチは、多機能なデバイスとして注目を集めています。スマートフォンとの連携機能をはじめ、健康管理機能や通知機能、音楽再生機能など、様々な機能を備えています。
しかし、種類が多く選ぶのが難しいと感じている人も多いでしょう。
そこで今回は、スマートウォッチを選ぶ際に重視すべきポイントを紹介します。
はい、どうもー! 原文パパです。
今回は、スマートウォッチの選び方、についてです。
スマートウォッチとは?
スマートウォッチは、腕時計型のウェアラブルデバイスのことで、小型のタッチスクリーンとCPUを搭載している、多機能な腕時計です。
「スマートウォッチ」は、腕時計としての機能だけでなく、スマートフォンと連動させることで、アプリの操作やデータの管理をすることができるのが特徴です!
腕に巻くことで、一般的な腕時計同様に、持ち運び可能です。
腕時計としての機能の他、スマートフォンと連携させることで、メッセージ、電話の応対、アプリの通知が行えます。
そして、スマートウォッチにSIMカードを挿入することで、スマホのみで電話を行ったり、メールを送信することが可能な製品も発売されています。
スマートウォッチは、昨今、ウェアラブル端末として、段々と普及してきており、機能面は、毎年のように進化しています。利便性がどんどん向上していっています。
最近ではお洒落なデザインのスマートウォッチもどんどん発売されてきており、フォーマルな場面でも使用しやすくなっています。
最近では、ファッションブランドやスポーツメーカーからも製品が発売されてきています。
ファッショナブルなモデルが増加傾向にあると言えそうです!
スマートウォッチとトラッカーの違い
スマートウォッチとは、時計としての機能に加えて、スマートフォンと連携して通知や操作ができるデバイスです。
一方、トラッカーとは、主に運動や睡眠などの生活習慣を記録・分析するデバイスです。スマートウォッチにもトラッカーの機能がある場合が多いですが、トラッカーには時計としての機能がない場合もあります。
スマートウォッチとトラッカーの機能
スマートウォッチとトラッカーの機能は、製品によって異なりますが、一般的には以下のようなものがあります。
スマートウォッチ
- 時計
- 通知
- 音楽
- 電話
- アプリ
- GPS
- 心拍
- 歩数
- 消費カロリー
- 睡眠
トラッカー
- 心拍
- 歩数
- 消費カロリー
- 睡眠
- ストレス
- 血圧
- 血糖
活動量計やウェアラブル端末との違い
活動量計は、体のデータを計測する端末で、健康補助機能に特化しています。歩数、距離、消費カロリー等の運動したデータの計測のほか、睡眠記録や 心拍数等を計測できます。
一方のスマートウォッチは、豊富な機能が特長だと言えます。
スマートウォッチが活動量計と共通している点は、スマートフォンと連携させて使用する点です(ウェアラブル端末の一種として、連携可能です)。
スマートウォッチは、活動量計にはない機能も色々と行えます。例えば、スマートフォンと連携することで、以下のことが行えます。
- スケジュールやメールを管理
- モバイルSuica、電子決済が利用可能な機能など
- 音楽の再生
最近では、スマートフォンと連携せずとも、スマートウォッチのみで通話可能な製品も発売されています。スマートウォッチは、一般的な活動量計と比較して、機能が沢山あります。
そのため、健康管理に活用するだけでなく、日常生活の様々な場面で活用できる点が利点と言えます。
スマートウォッチのメリット
スマートウォッチのメリットをご紹介します。
健康管理がしやすくなる
スマートウォッチは、歩数計や心拍数計、睡眠時間計測機能などを搭載しています。
日々の健康状態を把握し、運動や睡眠の改善に役立てることができます。
通知を見逃さなくなる
スマートウォッチは、スマートフォンと連携して通知を受け取ることができます。
手元で確認できるため、スマートフォンを取り出す手間が省けます。
また、音声での通知確認も可能で、運転中や手が塞がっている時にも便利です。
運動時にも使える
スマートウォッチには、ランニングやウォーキングの計測機能が搭載されているものがあります。
また、スポーツ用の専用アプリを使うことで、自分の運動履歴や進捗を確認することができます。
ファッションアイテムとしても使える
スマートウォッチには、様々なデザインやカラーがあります。自分のスタイルに合わせて選ぶことができます。腕時計としての機能だけでなく、ファッションアイテムとしても楽しむことができます。
スマートフォンとの連携でさらに便利に
スマートウォッチは、スマートフォンと連携することで、音楽再生やSNSの閲覧、通話などができるものもあります。
スマートフォンをわざわざスマートフォンをポケットやバッグ、リュックから取り出す必要がなく、手軽に操作ができるため、生活のさまざまな場面で役立てることができます。
スマートウォッチを使うことで、スマホアプリ(LINEやTwitterなど)の通知等を、手元ですぐに確認可能です。
スマートフォンをサポートするサブ端末として大変重宝します。
スマートウォッチの選び方

スマートウォッチの選び方をご紹介します。
OS
スマートウォッチのOS(オペレーティングシステム)には、以下の種類があります。
- Wear OS by Google
- watchOS
- Tizen(タイゼン)
Wear OS by Google
「Wear OS by Google」は、Googleが開発したAndroid(アンドロイド)ベースのオペレーティングシステムです。
Androidスマートフォンのみならず、iPhoneと連携して使用することも可能な点が特徴的です。
「Wear OS」には、フィットネス系アプリや健康管理、スケジュール管理、ボイスレコーダーなどの生活に役立つアプリが多数取り揃えられています。
そして、Googleのサービス(Gmail、Googleアシスタント、Googleカレンダー等) との相性も良いので、Googleをご利用の方にもおすすめです。
「Wear OS by Google」では、様々なスタイルを楽しむことができる点も特筆すべき点だと言えます。
Apple Watchとは異なり、複数のメーカーから発売されていることから、文字盤や外装のデザインも製品ごとに様々な種類があります。
ファッションや運動、スポーツ、フィットネス等、自分の生活スタイルに応じたデザインを選択することが可能な点も利点と言えます。
watchOS
「watchOS」は、アップルが開発したApple Watchのモバイルオペレーティングシステムのことです。Android端末との連携はできません。
しかしながら、iPhoneなどのiOS端末と連携することにより、データ管理が可能です。
音声アシスタント機能「Siri」や、音楽のストリーミングサービスである「Apple Music」等のアップル独自のサービスと連携が可能なところも特筆すべき点でしょう。
「Siri」が自分の好みに合わせ曲のプレイリストを作成してくれます。
その上、それをApple Watchに自動同期してくれます。ワイヤレスイヤホンを使えば、体を動かしたりしている時(作業時)にも音楽を聴けます。
「watchOS」のもっとも特筆すべき点は、利用可能なアプリ数が多いことが挙げられます。
本体に付属している純正アプリのほか、生活に便利なアプリが色々と配信されており、それらを使うことができます(例えば、ボイスレコーダーや計算機、タスク管理アプリ、快眠のための睡眠時間計測アプリなどのアプリがあります)。
2020年9月上旬には、厚生労働省が、「アップルウォッチ」に搭載されたアプリを医療機器として認定するというニュースがありました。
心電と心拍が測れ、一般向け製品で初の心電計となります。
病院にある、複数の電極を体に取り付けて計測するタイプの心電計と比較すると、精度は低いようですが、常時データを把握できるので、病気の早期発見などに期待が持たれています。
Tizen(タイゼン)
「Tizen」(タイゼン)は、サムスンにより開発されたオペレーションシステムです。iOS、Androidに続く「第三のモバイルOS」と呼ばれることもあります。
「Tizen」を内蔵したスマートウォッチは、画面の表示や操作を行う上で重要なインターフェースが洗練されていると評判です。
そのため、使い勝手が良い点が特筆すべき点でしょう。そして、バッテリーが長持ちすることもメリットの一つです。
「Tizen」は、AndroidスマートフォンとiPhoneのどちらでも連携し、使用することが可能です。ただし、iPhoneとの連携時は、iOSの仕様に基づいた機能(メールの返信、地図の表示等)は使用できません。
そして、Androidスマートフォンとの連携時でも、サムスンのGalaxy以外のモデルでは、一部機能が使えないため、要注意です(「SOS機能」等が使えません)。
※サムスンは、Tizen搭載スマートフォンの開発から撤退するとのニュースがあり、今後どうなるかが気になるところです。
心拍数測定機能
スマートウォッチは、活動量計としての機能も兼ねている、ウェアラブルデバイスです。
そのため、スマートウォッチのほとんどの製品に心拍センサーが搭載されています。
スマートウォッチを用いて、心拍数を確認しつつトレーニング(運動)を行うことで、適切な心拍数をキープできることから、もっとも効果的にトレーニング(運動)を行うことが可能です。
スポーツや運動、ダイエットにおけるトレーニングの際は、「心拍数の管理が重要だ」と言われたりします。
体脂肪を燃焼したい場合、最大心拍数の6〜7割を維持しながらトレーニングを行うのが理想と言われています(心肺を鍛えたい場合は、最大心拍数の7〜8割)。
それらを意識してトレーニングを行うのが良いと言えます。
そして、心拍数計測機能が搭載されているモデルならば、消費カロリーをより正確に算出できます。消費カロリーを計算し、ダイエット(減量)などに役立てることもできます。
スマートウォッチでは、常時、心拍数を検知することが可能です。それによって、身体に起こる異常・異変もスピーディーに察知することができます。
スマートウォッチで不整脈検知ができるモデルもおすすめ
スマートウォッチで不整脈検知ができるモデルもおすすめです。
不整脈とは何か
不整脈とは、心臓の拍動が正常なリズムから乱れる状態のことです。
不整脈にはさまざまな種類があり、症状や原因も異なります。不整脈は、心臓の病気やストレス、生活習慣などが影響して起こることが多いです。
不整脈が長く続くと、心不全や脳卒中などの重大な合併症を引き起こす可能性があります。不整脈の早期発見と適切な治療が重要です。
スマートウォッチで不整脈を検知できる仕組み
スマートウォッチで不整脈を検知できる仕組みは、主に2つあります。
一つは、光学式心拍センサーを使って、手首の血流の変化を測定する方法です。もう一つは、電気式心拍センサーを使って、手首の皮膚に流れる微弱な電流を測定する方法です。
どちらの方法も、心拍数や心拍変動などのデータを解析して、不整脈の有無や種類を判定します。スマートウォッチで不整脈を検知する場合は、医師の診断に代わるものではなく、参考程度に考える必要があります。
スマートウォッチで不整脈を検知できるおすすめの製品
スマートウォッチで不整脈を検知できるおすすめの製品を紹介します。以下の製品は、すべて日本国内で販売されているものです。
- Apple Watch Series 6
Apple Watch Series 6は、光学式心拍センサーと電気式心拍センサーを搭載しており、不整脈の一種である心房細動(AFib)を検知することができます。心房細動は、心臓の上部にある心房が異常に速く動く状態で、血液がうまく流れないことで血栓ができやすくなります。Apple Watch Series 6では、手首に触れることで電気式心拍センサーが作動し、30秒間にわたって心電図(ECG)を測定します。測定結果はアプリで確認でき、PDF形式で医師に送信することも可能です。Apple Watch Series 6は、価格やデザイン、バッテリー寿命なども優れており、スマートウォッチの中でも最高峰の製品と言えます。 - Fitbit Sense
Fitbit Senseは、光学式心拍センサーと電気式心拍センサーを搭載しており、不整脈の一種である高心拍数(Tachycardia)や低心拍数(Bradycardia)を検知することができます。高心拍数は、心臓が正常な状態よりも速く動く状態で、心臓に負担がかかります。低心拍数は、心臓が正常な状態よりも遅く動く状態で、血液が十分に送られないことでめまいや失神などの症状が起こります。Fitbit Senseでは、手首に触れることで電気式心拍センサーが作動し、6秒間にわたって心電図(ECG)を測定します。測定結果はアプリで確認でき、PDF形式で医師に送信することも可能です。Fitbit Senseは、価格やデザイン、バッテリー寿命なども優れており、スマートウォッチの中でも高性能な製品と言えます。 - Samsung Galaxy Watch4
Samsung Galaxy Watch4は、光学式心拍センサーと電気式心拍センサーを搭載しており、不整脈の一種である心房細動(AFib)を検知することができます。Samsung Galaxy Watch4では、手首に触れることで電気式心拍センサーが作動し、30秒間にわたって心電図(ECG)を測定します。測定結果はアプリで確認でき、PDF形式で医師に送信することも可能です。Samsung Galaxy Watch4は、価格やデザイン、バッテリー寿命なども優れており、スマートウォッチの中でも高品質な製品と言えます。
スマートウォッチで不整脈を検知できるおすすめの製品を紹介しました。
不整脈は、重大な合併症を引き起こす可能性があるので、早期発見と適切な治療が重要です。スマートウォッチは、不整脈の検知に役立つツールですが、医師の診断に代わるものではありません。
不整脈の疑いがある場合は、必ず医師に相談してください。
録音機能を搭載したスマートウォッチもある
録音機能を搭載したスマートウォッチもあります。例えば、ボイスメモが行えるモデルもあります。
スマートウォッチの録音機能には以下のようなメリットがあります。
録音機能付きスマートウォッチのメリット
録音機能付きスマートウォッチのメリットは、主に以下の3つです。
- 手元で簡単に録音できる
- 音声をテキストに変換するための手助けになる
- 録音した内容をクラウドに保存できる
- スマホやPCと連携してデータを管理できる
- 録音した内容を再生して復習や確認ができる
手元で簡単に録音できるというのは、会議や講演などの場面で便利です。
スマートウォッチのボタンや画面をタップするだけで、録音を開始したり停止したりできます。また、スマートウォッチは小さくて目立たないので、録音していることが相手に気づかれにくいという利点もあります。
音声をテキストに変換できるというのは、メモやレポート作成などの作業を効率化できるという意味です。
録音した内容をクラウドに保存できるというのは、データの管理や共有が容易になるということです。
スマートウォッチは、内部メモリやSDカードなどの物理的な媒体ではなく、インターネット上のクラウドサービスに録音した内容を自動的にアップロードします。
これにより、データの紛失や破損のリスクが低減されるだけでなく、他のデバイスからもアクセスや再生が可能になります。
例えば、ビジネスシーンでは会議や打ち合わせの内容を録音しておくと、後で見直したり共有したりすることができます。
また、学習シーンでは授業や講義の内容を録音しておくと、後で復習したり要点をまとめたりすることができます。
スマートウォッチの録音機能は、情報を記録し活用するために有効なツールです。
録音機能付きスマートウォッチのデメリット
録音機能付きスマートウォッチのデメリットは、主に以下の2つです。
- 音質が低い
- 個人情報やプライバシーの問題がある
音質が低いというのは、スマートウォッチは小型化されているため、マイクやスピーカーなどの部品も小さくて性能が低いということです。
そのため、録音した音声はノイズが多かったり、聞き取りづらかったりすることがあります。また、周囲の環境や距離などによっても、録音した音声の品質が変わってしまうことがあります。
個人情報やプライバシーの問題があるというのは、録音した内容がクラウドサービスにアップロードされることで、第三者に漏洩したり、不正利用されたりする可能性があるということです。
特に、個人名や住所などの個人情報や、商談内容や契約条件などの機密情報などは、注意深く扱う必要があります。また、相手の同意なしに録音することは、法律や倫理に反することもありますので、録音する前には必ず確認しましょう。
そのあたりを配慮して使用すれば問題ないでしょう。

Amazfit GTR 3 Proはボイスメモが搭載されています。
血圧測定機能の有無
スマートウォッチの中には、血圧測定が可能なモデルもあります。
スマートウォッチの液晶画面の裏側に、測定センサーが内蔵されたモデルも発売されており、装着後、数秒程度で血圧値が表示されます。
スマホアプリと連動させれば、測定データの管理も可能となっています。
注意点としては、スマートウォッチは医療機器ではないため、測定値はあくまでも目安に留めるのが良いかと思います。
光学心拍計
スマートウォッチに搭載されたLEDランプを使用して、腕に装着するだけで心拍数が測定可能な心拍計です。
心拍数は、自分の身体の状態を知るための数値でもあるので、体調管理などに役立ちます。
電子決済
日本での電子決済は、「おサイフケータイ」が良く知られた存在ですが、スマートウォッチではGoogle Pay、 Apple Pay等を利用することができます。
スマートフォンにクレジットカードの情報を予め登録することで、決済の際に、レジの近くの受信機に、連携したスマートウォッチの画面を近づければ、決済が可能です。
例えば、ウォーキングやランニング中に、コンビニなどで飲食物を購入しようとする際も、クレジットカードや財布を持ち歩かなくて良いので、持ち物も減り、便利です。
また、スマートウォッチでの決済は、通常のカード決済とは異なります。
番号などのカード情報は、相手には表示されません。そのため、買い物の際でも安全に決済を行えます。
Suica
スマートウォッチの中には、モバイルSuicaが使える製品もあります。使い方としては、まず、連携したいスマートフォン側にインストールされたSuicaアプリを使って、仮想Suicaを発行し、クレジットカードを登録します。
金額は、上限額2万円まで金額のチャージが可能となり、チャージすることで使えます(500円単位で、1万円まで指定可能)。
モバイルSuicaが使用可能なスマートウォッチならば、駅の改札では、スマートウォッチをかざすだけで簡単に通過できます。
そのため、交通機関の運賃の支払いが楽で、便利です。ICカードと同じような感覚で利用することができます。
また、Suica決済に対応したコンビニをはじめとする店舗等でも支払いが可能なため、利便性が高いです。
ただし、同一の「仮想Suicaデータ」は、スマートフォンかスマートウォッチのいずれか片方のみでしか保管できません。その点には、要注意と言えます。
自宅に、仮想Suica入りのスマートウォッチを忘れてしまった際は、連携しているスマートフォンでも仮想Suicaの使用ができないので、要注意です。
そして、バッテリーが切れた際でも使用不可となりますので、その点も注意が必要です。
タスク管理
スマートウォッチを使用することで、タスク管理も行う事が可能です。
スマートウォッチの画面上では、「現在実行中のタスク」と「その進捗状況」を表示することができます。やるべきことを視覚化することで、作業の効率化にも役立ちます。
GPS

スマートウォッチには、本体に搭載されたGPSを用いて、道案内の機能を行える製品も発売されています。地図アプリでのルートや目的地までの距離を示してくれます。
そのため、地図を見るのが苦手な方にも扱いやすいです。道に迷う心配が減り、目的地に辿り着きやすくなります。さらに、道案内にとどまらず、GPSロガーとしても活用させることができます。
ハイキングやウォーキングやを行う際、移動した道順のデータを記録して、連携したスマートフォンの地図アプリ上に、その経路を表示させることもできます。
ウォーキングやハイキングの途中に訪れたお店などの場所を確認することもできます。
また、移動したルートを確認しながら、次回の予定作りの役立てたりすることもできます。旅行の際にも大活躍する機能です。
GPSを搭載したスマートウォッチならば、ウォーキングやランニング、サイクリング、オープンウォータースイミング(内蔵GPSを用いて、海、川、湖で泳ぐこと)などを行う際にも威力を発揮します。
いびき記録機能

最近のスマートウォッチには、睡眠時のいびきを記録する機能を搭載したモデルが発売されています。睡眠改善に役立てたいかたにはオススメの機能の一つです。「OPPO Watch Free」などが有名です。
電話・メール返信
スマートウォッチでは、メールやLINEにて受信したメッセージをディスプレイに通知したり、表示できます。
また、スマートウォッチの一部のモデルでは、「返信機能」が使用可能なものもあります。
スマートフォン側のアプリを使い、あらかじめ定型文を登録することにより、メッセージ受信の際に、スマートウォッチの画面をタップするのみで、登録しておいた定型文にて返信するという形です。
SIMカードを用いたデータ通信を行えるモデルでは、スマートフォンを使わずとも、スマートウォッチ単体でインターネットを利用することが可能です。
また、スマートウォッチのみで電話の着信に出ることもできます。
さらに、「ワイヤレスイヤホン」を用いれば、何かの作業をしながらでも通話可能なので、利便性が高いです。
デザイン
アナログ時計型スマートウォッチ
「アナログ時計型」のスマートウォッチは、ビジネスの場面でも使い勝手が良いです。
一般的なアナログ腕時計と同様、文字盤に物理的な針があるモデルです。スマートフォンと連動させることで、電話・メッセージの受信時に、内蔵のバイブレーターにより本体が振動したりします。
さらに、歩いた距離に応じて、針が動いたりもします。「アナログ時計型」は、シンプルなデザインの製品が多いため、ビジネスの場面で使い勝手が良いのも特筆すべき点でしょう。
そして、タッチディスプレイ型と比較した場合、バッテリー消費が比較的少ないです。そのため、充電の回数が減る点がメリットと言えるでしょう。
初めてスマートウォッチを持つ方にもおすすめできます。
タッチディスプレイ型スマートウォッチ
「タッチディスプレイ型」のスマートウォッチは、文字盤がタッチディスプレイとなっているタイプです。多機能が魅力的です。
着信の際には、通知メッセージが文字盤の画面に表示されます。また、液晶画面上でインストールしたスマホアプリを使う事ができたりと、多機能な点が特徴です。
タッチディスプレイ型ならではの特筆すべき点として、文字盤の表示変更が可能な点が挙げられます。ご自身の気分や趣味に合わせて、自由にデザインを変更できます。
リストバンド型スマートウォッチ
「リストバンド型」のスマートウォッチは、ディスプレイとバンド部分の横幅がほぼ同じサイズのシルエットをしているスマートウォッチです。その形状から「スマートバンド」とも呼ばれたりもします。スポーツ・フィットネス向きです。
<「リストバンド型」スマートウォッチのメリット>
- 「ライフログ機能」に特化している
- 「アナログ時計型」や「タッチディスプレイ型」に比べ、軽量の製品が多い
ランニングなどの激しい運動にも対応可能なため、スポーツやフィットネス、運動をするシーンにおいて、おすすめです。
センサー類
スマートウォッチには、GPSや加速度センサーをはじめとして、様々なセンサーが搭載されています。用途に応じて必要なセンサー類を選びましょう。
GPS機能を搭載しているスマートウォッチでは、ランニングやウォーキングなどを行う際に活躍します。
スマートフォンが無くても、「走る速度」や「移動距離」確認できるので、便利です。
防塵・防水性能

防塵と防水性能の等級についてですが、日本では日本工業規格(JIS C 0920)に基づき、IPコードと呼ばれる 「IP67」、「IP58」などの表記が使われています。
例えば、「IP7X」という表記の場合は、防塵の等級が7等級あることを意味します。
「X」と表記されている場合は、等級なしという意味です。つまり、まとめると以下のようになります。
記載内容 | 仕様 |
「IP7X」 | 防塵性能はある、防水性能はない |
「IPX8」等 | 防塵等級はない。防水等級はある |
「IP45」等 | 防塵&防水の双方ともに対応している |
等級によって性能が異なりますので、使うシーンを想定し、購入前にしっかりと確認しておくと良いでしょう。
防塵・防水性能の目安ですが、防塵等級5以上、防水等級6以上あるスマートウォッチを選べば、雨が降っている日やプールでの使用中でも、雨や水に濡れて壊れる心配がなくなるので、おすすめです。
Bluetoothのバージョン
スマートウォッチとスマートフォンとの接続には、「Bluetooth」が用いられています。
スマートフォンが古い機種の場合、最新のBluetoothに対応していない場合があります。古い機種のスマートフォンをご使用の方は、Bluetoothのバージョンをチェックしておきましょう。
Bluetoothの最新バージョンは、5.3です(執筆時)。
バッテリー持続時間

バッテリー持続時間が長いモデルの場合、充電の頻度が減るので、充電し忘れて次の日に「使えない!」というトラブルも減るのでオススメです。
スマートウォッチのメーカーから選ぶ
Apple
スマートウォッチの分野でも高い知名度を誇っているのがAppleのスマートウォッチです。
Appleは、iPhoneやMacなどの製品で知られるアメリカのテクノロジー企業です。
Apple Watchは、iOSと連携するスマートウォッチで、フィットネスや健康管理に優れていることが特徴です。
Fitbit

Fitbitは、アメリカのフィットネスウェアブランドで、フィットネスバンドやスマートウォッチなどを製造しています。
Fitbitは、フィットネストラッカー(活動量計)のトップシェアメーカーとして君臨しました。
Fitbitのスマートウォッチは、健康管理やフィットネスに特化した機能が充実しており、心拍数計やスポーツトラッキング機能が優れています。
2016年末には、スマートウォッチメーカーのPebbleを買収し、そこからスマートウォッチを販売すると言う流れを辿っています。現在はGoogleの傘下です。
Fitbit(フィットビット)はどこの国のメーカー?特長解説の記事もオススメです。
Samsung
Samsungは、韓国の電子製品メーカーで、スマートフォンやテレビなど幅広い製品を展開しています。
Samsung Galaxy Watchは、Tizen OSを搭載したスマートウォッチで、LTEの通信が可能なモデルもあります。
Garmin
Garminは、アメリカのGPSナビゲーション機器メーカーです。
スポーツウォッチやGPSランニングウォッチなどを製造しています。
Garminのスマートウォッチは、多機能でGPS機能が優れており、フィットネスやアウトドアスポーツに適しています。
Fossil
Fossilは、アメリカのファッションブランドで、腕時計やジュエリーなどを製造しています。
Fossilのスマートウォッチは、デザイン性に優れており、Google Wear OSを搭載しているため、アプリや通知の利用が可能です。
Huawei
Huaweiは、中国のテクノロジー企業で、スマートフォンやネットワーク機器などを製造しています。
Huawei Watchは、Google Wear OSを搭載したスマートウォッチで、LTE通信が可能なモデルもあります。
TicWatch
TicWatchは、中国のスマートウォッチメーカーです。
Google Wear OSを搭載したスマートウォッチを製造しています。
TicWatchのスマートウォッチは、手頃な価格帯で多機能なものが多く、スポーツトラッキングや心拍数計測などに優れています。
Amazfit(アマズフィット)
Amazfitは、中国のスマートウォッチメーカーで、フィットネスウェアやスマートウォッチを製造しています。
Amazfitのスマートウォッチは、多機能で手軽に使えるものが多く、心拍数計測やスポーツトラッキング、スマートフォンとの接続などに優れています。
Moto(モト)
Motoは、アメリカのスマートフォンメーカーで、現在はLenovoに買収されていますが、Moto 360というスマートウォッチが有名です。
Moto 360は、Google Wear OSを搭載し、デザイン性に優れています。
Suunto(スント)
Suuntoは、フィンランドのスポーツウォッチメーカーで、GPS機能を備えたスポーツウォッチを製造しています。
Suuntoのスマートウォッチは、アウトドアスポーツに特化しており、GPS機能やコンパス、高度計、気圧計などを備えています。
Mobvoi
Googleも出資している中国のメーカーです。TicWatchという名前の製品を展開しています。
スマートウォッチを売れ筋ランキングから選ぶ
アマゾン「スマートウォッチの売れ筋ランキング」を確認するのもオススメです。
また、楽天市場スマートウォッチでは様々な機種が発売されているため、欲しい機能を吟味した上で、ご自身にあう最適なスマートウォッチを探してみて下さい。
スマートウォッチの選び方まとめ
スマートウォッチを選ぶ際には、使用目的や予算、デザインなどを考慮することが重要です。
重視する機能によっても選び方は変わってくるため、自分にとって必要な機能をしっかりと把握することが大切です。
また、バッテリー持続時間や耐水性などの仕様も確認することをおすすめします。
さらに、スマートフォンとの連携機能も重要なポイントです。
iPhoneやAndroid端末など、自分が使用するスマートフォンとの互換性を確認してから選ぶようにしましょう。
スマートウォッチは、日々の生活を便利にするためのデバイスです。
自分に合ったスマートウォッチを選ぶことで、より快適な生活を送ることができます。