カンボジアは東南アジアの国で、歴史的な遺跡や自然の美しさが魅力の観光地です。カンボジアにはどんなスポットがあるのでしょうか？今回は、カンボジア旅行のモデルコースをご紹介します。このコースでは、カンボジアの首都プノンペンと世界遺産のアンコール遺跡を巡ります。カンボジアの文化や歴史を感じることができる旅行になるでしょう。
カンボジア旅行のモデルコース
1日目：プノンペン
プノンペンはカンボジアの首都で、政治や経済の中心地です。プノンペンには、フランス統治時代の建築物や王宮など、見どころがたくさんあります。プノンペンに到着したら、まずは市内観光を楽しみましょう。おすすめのスポットは以下の通りです。
- 王宮：カンボジア王室の居住地で、金色に輝く屋根や塔が美しい建築物です。王宮内には、仏陀の遺骨が納められた銀塔や国宝が展示された王室宝物庫などがあります。
- 国立博物館：カンボジア最大の博物館で、古代から現代までのカンボジアの歴史や文化を紹介しています。特に、アンコール遺跡から出土した彫刻や工芸品は見逃せません。
- 中央市場：1937年に建てられた巨大なドーム型の市場で、金や宝石、衣料品、食料品など様々な商品が売られています。市場の雰囲気を味わいながら、お土産探しや食事を楽しめます。
2日目：プノンペン～シェムリアップ
2日目は、プノンペンからシェムリアップへ移動します。シェムリアップは、世界遺産のアンコール遺跡がある街です。プノンペンからシェムリアップへは、飛行機やバスで移動できます。飛行機なら約1時間、バスなら約6時間かかります。シェムリアップに到着したら、ホテルにチェックインして休憩しましょう。
3日目：シェムリアップ（アンコール遺跡）
3日目は、シェムリアップからタクシーやトゥクトゥクで約20分ほどのところにあるアンコール遺跡を観光します。アンコール遺跡とは、9世紀から15世紀にかけて栄えたクメール王朝の都城跡で、数百もの寺院や宮殿が点在しています。その中でも特に有名なのが以下の3つの寺院です。
- アンコール・ワット：世界最大の宗教建築物で、カンボジア国旗にも描かれているシンボルです。壮大な規模と美しい彫刻が見どころです。日の出や日の入りの時間には、アンコール・ワットが赤く染まる幻想的な光景が見られます。
- バイヨン：アンコール・トムの中心にある寺院で、巨大な顔が彫られた石塔が特徴です。顔の表情や向きはそれぞれ異なり、見る角度によって印象が変わります。
- タ・プローム：ジャングルに埋もれたままの寺院で、木の根が石造りの建物を覆っています。映画「トゥームレイダー」のロケ地としても有名です。
アンコール遺跡は広大な敷地に広がっているので、1日では全てを見ることはできません。自分の興味や時間に合わせて、寺院を選んで回りましょう。
4日目：シェムリアップ～帰国
4日目は、シェムリアップから帰国します。シェムリアップには国際空港があり、日本や他の国へ直行便が出ています。カンボジア旅行の思い出を胸に、無事に帰国しましょう。
以上が、カンボジア旅行のモデルコースです。カンボジアは歴史や文化だけでなく、現代的な街並みや美味しい料理も楽しめる国です。ぜひ一度訪れてみてください。