カンボジアは東南アジアの国で、アンコールワットやプノンペンなどの観光地があります。カンボジアは物価が安く、日本円で1万円以下で旅行できるというイメージがありますが、実際にはどうなのでしょうか?この記事では、カンボジア旅行の予算を計算する方法や節約のコツをお伝えします。
カンボジア旅行の予算
カンボジア旅行の予算を計算する方法
カンボジア旅行の予算を計算するには、大きく分けて以下の4つの項目を考える必要があります。
- 航空券
- 宿泊費
- 食費
- 交通費・観光費
それぞれの項目について、平均的な金額と節約のコツを見ていきましょう。
航空券

カンボジアへの航空券は、日本から直行便があるわけではありません。そのため、タイやシンガポールなどの中継地を経由する必要があります。中継地によっては、乗り継ぎ時間が長くなったり、空港税が高くなったりすることもあります。航空券の値段は、時期や曜日、航空会社によっても大きく変わりますが、一般的には往復10万円前後と考えておくと良いでしょう。節約のコツとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 早めに予約する
- LCC(格安航空会社)を利用する
- マイルを使う
- キャンペーンやセールをチェックする
宿泊費

カンボジアの宿泊費は、日本と比べるとかなり安いです。一泊あたりの平均的な金額は、以下のようになります。
- ドミトリー(相部屋):500円~1000円
- ゲストハウス(個室):1500円~3000円
- ホテル(個室):3000円~5000円
- 高級ホテル(個室):5000円以上
もちろん、立地や設備、サービスなどによっても差がありますが、基本的には安くて快適な宿泊施設が多いです。節約のコツとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 予約サイトを比較する
- ネット予約よりも現地で直接交渉する
- 長期滞在割引やグループ割引を利用する
- 朝食付きや無料Wi-Fiなどのサービスを確認する
食費
カンボジアの食費も、日本と比べるとかなり安いです。一食あたりの平均的な金額は、以下のようになります。
- 屋台やローカルレストラン:200円~500円
- 観光客向けレストラン:500円~1000円
- 高級レストラン:1000円以上
カンボジアの料理は、タイやベトナムなどの隣国の影響を受けていますが、独自の特徴もあります。米や麺をベースにした料理が多く、カレーやスープ、サラダなどのバリエーションが豊富です。また、フランス領だったこともあり、パンやクロワッサンなどの洋食も人気です。節約のコツとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 屋台やローカルレストランで食べる
- スーパーや市場で食材を買って自炊する
- ホテルの朝食をしっかり食べる
- 水はペットボトルで買う
交通費・観光費
カンボジアの交通費・観光費は、日本と比べるとやや高めです。一日あたりの平均的な金額は、以下のようになります。
- 交通費:1000円~2000円
- 観光費:2000円~3000円
カンボジアでは、タクシーやトゥクトゥク(三輪タクシー)、バイクタクシーなどが主な移動手段です。公共交通機関はあまり発達していませんし、自分で運転するのも危険です。交通費は、距離や時間、交渉次第で変わりますが、基本的には安くはありません。観光費も、有名な観光地では入場料やガイド料がかかりますし、写真撮影やチップなども必要です。節約のコツとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 交通手段を比較する
- 事前に値段を確認して交渉する
- グループで割り勘する
- 観光パスや割引券を利用する
カンボジア旅行の予算まとめ
カンボジア旅行の予算をまとめると、以下のようになります。
- 航空券:往復10万円前後
- 宿泊費:一泊あたり1500円~3000円
- 食費:一食あたり200円~500円
- 交通費・観光費:一日あたり3000円~5000円
これらを合計すると、一日あたり1万円~1万5千円程度が目安となります。もちろん、個人差や旅行スタイルによっても変わりますが、カンボジアは日本よりも安く旅行できる国だと言えます。ただし、安さだけに惑わされずに、品質や安全性も考慮することが大切です。カンボジア旅行を楽しむためには、予算だけでなく、事前の準備や現地での注意点も把握しておくことがおすすめです。
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