今回は、Huami Amazfit Band 5レビュー、についてです。
Amazfit Band 5は、2020年10月にHuami(ファーミ)というメーカーから発売開始(日本)となった、新型のスマートウォッチです。
Huami Amazfit Band 5レビュー
Huami Amazfit Band 5をレビューします。
シャオミ「Mi Smartband5」の姉妹機であり上位互換機
Amazfit Band 5 | Mi Smart Band 5(グローバル版) | |
---|---|---|
発売日 | 2020年10月 | 2020年7月 |
外観寸法 | 47.2 x 18.5 x 12.4mm | 46.95 × 18.15 × 12.45 mm |
重さ | 12g | 11.9 g |
ディスプレイ | AMOLED | AMOLED |
画面サイズ | 1.1 inch | 1.1 inch |
解像度 | 126×294 pixels | 126×294 pixels |
センサー | 6軸IMUセンサー(3軸加速度計+3軸ジャイロセンサー), Huami self-developed BioTracker™ 2 PPG (support blood oxygen)biological data sensor, 血中酸素センサー | 6軸IMUセンサー(3軸加速度計+3軸ジャイロセンサー) |
防水規格 | 5ATM | 5ATM |
ワイヤレス接続 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
バッテリー持ち | 15日間 | 14日間 |
バッテリー容量 | 125 mAh | 125 mAh |
充電方法 | マグネットタイプ | マグネットタイプ |
スポーツモード | 11種類 | 11種類 |
システム要件 | Android 5.0 and iOS 10.0 以上 | Android 5.0 and iOS 10.0 以上 |
日本語対応 | 〇 | 〇 |
アプリ | Zepp App | Mi Fit |
画面保護 | 2.5D reinforced glass, AF coating | 2.5D reinforced glass, AF coating |
WATCH FACE | 45種類以上 | 67種類 |
NFC | × | × |
技適 | 〇 | 〇 |
「Amazfit Band 5」とシャオミ「Mi Smartband5」のスペックを比べてみました。
この「Amazfit Band 5」はシャオミ「Mi Smartband5」の姉妹機です。外観はシャオミのMi Smartband5に似ていて、スペックもほとんど同じです。しかし、Amazit band5には、mi smartband5にはない2つの機能(「血中酸素濃度(SpO2センサー)測定」と「Amazon Alexa音声アシスタント」)を搭載しています。「Amazfit band5」の方が多機能なので、上位互換機と言えます。
なぜ形とスペックが似ているかというと、このスマートウォッチを製造しているHuami(華米)は、シャオミのグループ会社です。
そして、Huamiは開発したウェラブル製品を自社ブランド製品として、「Amazfit」ブランドとして販売していたりもします。
血中酸素濃度(SpO2センサー)測定機能搭載
血中酸素濃度(SpO2)センサーは、AppleWatch Series6の発表により、一般的に知られるようになりました。血液中にどれだけ酸素が含まれているかを知る目安となる数値を知ることができ、健康管理に役立てることができます。Amazfit band5でもSPO2測定が可能です。Apple Watchならもちろん行えますが、7000円前後の価格であるAmazfit band5でSPO2が測れる点は凄いです。この価格帯のバンドでこれができるのは凄いです。
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Amazon Alexa音声アシスタント搭載
Amazfit Band 5はAlexaを搭載しています。Amazon Alexaは、Alazon Echoなどのスマートスピーカーで知られる「音声認識人工知能アシスタント」です。スピーカーは搭載していないので、Amazon Echoのように、音声での応答はしてくれません。しかし、Alexaに問いかけると、ディスプレイに応答(回答)が返ってきます。
11月23日現在では、まだ英語にしか対応してません(後のアップデートで日本語にも対応することが公式に謳われています。現時点では、例えば、英語で「Alexa,How is the weather today?(今日の天気はどう?)」と聞いてみると、現在地の天気・気温を教えて表示してくれます。
また、「ジュースは買える?」と質問すると「Amazonのカートに入れました」と反応するなど、買い物などもおこなえるようになるようです。
OTAでのアップデートでのAlexaの日本語対応が待ち遠しいです。近々行われるそうですが、詳細は現時点では不明です。
mi smartband5との互換性がある
Amazfit band5は、シャオミのMi Smartband5とサイズなどが同じなので、アクセサリなどに互換性があるのもメリットです。
シャオミのスマートバンドMi Smartbandはグローバルでナンバーワンと言って良い売れ筋機種です。そのため、周辺機器も豊富です。この豊富なMi smartband5用の周辺機器を購入し転用することもできるのが、Amazfit band5のメリットです。
たとえば、交換バンドなどはサードパーティから非常に豊富にラインナップが充実しています。そのため、好きなものを選ぶことができます。
バンドの素材は、定番のシリコン以外に、金メッキ、亜鉛合金、革、ガラスと様々な材質のものがラインナップされています。
これらを使ってカスタマイズすれば、TPOに合わせて腕時計として使うことも可能です。一見すると地味なスマートバンドを変身させられます。
最大25日間バッテリー持続

省電力モードでのご使用で最大25日間のバッテリーの持続が可能です。 実際の使用状況にもよりますが、自動心拍数測定や睡眠管理等の機能をOFFにすれば、 省電力モードで最大25日間継続して使用できるため、 こまめに充電する必要がありません。
より大きく、よりクリアなディスプレイ
1.1インチフルタッチAMOLEDスクリーンを搭載しており、より大きく鮮明な表示を実現しています。 カスタムウォッチフェイスとその他45種類を超えるウォッチフェイスが アプリからダウンロードできます。 また、ウォッチフェイスとして画像または個人の写真も選択することもできます。
11種類のスポーツモードを搭載
水泳を含む11種類のスポーツを搭載しています。 ワークアウト中の距離、速度、心拍数の変化、消費カロリー、 その他さまざまなデータを記録できます。
5気圧防水まで対応

Amazfit Band 5は日常のあらゆる衝撃に耐え、5気圧防水まで対応しているので、水泳中でも装着でき、水泳データの記録も可能です。
健康管理機能が充実!
BioTrackerTM 2 PPGバイオトラッキング光学センサーを搭載したBand 5は、心拍数の24時間計測が可能となり、高心拍数警告にも対応しています。
健康評価システムHuami-PAIは、日々の活動、およびその他の健康統計に関するビッグデータを計測し、数値スコアに変換して、毎日の運動状態と健康状況を、 より正確に管理できます。
カラー
カラーは、ブラック、オレンジ、グリーンドの3種類がラインナップされています。
価格が安い
Band 5のよいところは、安価でありながら、必要な機能は一式盛り込まれていること。非常にコストパフォーマンスに優れているのです。Amazonでは7000円前後にて販売されています(執筆時点)。
最近発売されたレトロタイプの「Neo」などと並んでAmazfitシリーズでは最も安い価格帯での販売となっています。
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